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昨日記171026木(国宝展・京都国立博物館)

2017年10月29日 18時01分49秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低  22.7  11.8   快晴
この日昼食を缶詰で済ませ、午後から京都国立博物館の国宝展を見に出かけた。
この日は珍しく快晴で、初秋らしい爽快な気分の日だった。
とにかく家を急いで出たが、博物館に着いたのは午後3時前だった。
京阪七条から博物館へ行く道には、平日にもかかわらず、大勢の人が列をなしていた。
よもや、ほとんどの人が博物館を目指していくというようなことはないだろうと、心で願ったが、博物館に着くと、人の列のほとんどがそのまま博物館のゲートをくぐり、まさかこんなに人気があるとは、と驚いた。
切符売り場は混んではいなかったが、入場待ち30分との案内が出ていた。
平日でこの状態では、土日はどうなんだろうと想像し、平日に来ることが出来ただけでも良しとすべきだと思った。
館内に入ると、エントランスに4列の人の列がU字型に長い列を作っていた。
確かに入場まで30分かかった。
場内も人で一杯だった。
コインロッカーにカバンとジャケットを入れ身軽になって、展覧会を鑑賞した。
最初は、3階の書の展示から見ていった。
最澄の端正な楷書と、空海の美しい草書に感動した。
それ以外、考古学遺物(火焔式土器)や絵や絵巻物や仏像彫刻や工芸のどれをとっても、感動するものが多かった。
縄文土器や土偶は、優れた出土物を数多く考古学の展覧会で見ているが、いつ見てもその素晴らしさには、感動する。
とにかくすべて国宝だけあって、優れモノばかりでいちいち書くことが出来ないので、内容については、省略するが、とにかく見応えがあった。

展示は4期にわかれていて入れ替えがあり、どれも見たいが、相対的貧困層以下の経済力(家賃込みで月10万円で生活)で私にとって大きな出費だが(博物館・交通費・飲食費含め3千円弱の出費国宝展の一部を今回の散財)、とにかく国宝展の一端だけでも見る事が出来たことだけでも良しと考えねばと思った。
しかし、国の施設が行う事業で、経済的弱者に対する配慮が全くないのは、弱者切り捨ての感じがするが、甘えた考えだろうか。(生活困窮者に対して、せめて学割並みの割引があってもいいのではないかと思う。)
この国宝展、私が行った日に10月3日からの入場者20万人突破のニュースが報道されていた。
博物館を出たのは、終了時間の6時過ぎで、最後の染色工芸はさっと一目見る状態で通過した。

帰りは淀屋橋のファストフードに寄り、1か月ほど読み続けていた本を読了した。
この本は学術的な本で、検討すべき事項も多いので、できれば読み返しノートをとってみたい。
集中して読みたかったが、生活の雑用に追われ、時になんとなく怠惰に流され、長い時間かかってしまった。
本を読むために、図書館に通ったり、カフェに強制的に行くのも一つの方法だろうといつも思うし、そのため特別の努力もいらないし障害もないが、なかなか実践できないが、是非やりたいと思う。

帰宅したのは、9時過ぎだった。

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