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年賀状の苦痛

2011年12月26日 21時29分56秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
先ほど年賀状を出してきた。
多分配達されるのは、1月の2日か3日なのだろう。

毎年年賀状を書くのは苦痛である。
パソコンが無い時代はプリントゴッコで年賀状を作っていた。
その前は、手書きだった。
毛筆で書いたこともある。
字が思い切り下手で、小学校の時は両親に「お前の字はなんて書いてあるか読めない」といわれた。
そして何度も、字をきれいに書けと言われたが、高校卒業後から今まで結局文字下手は治らなかった。

そんなわけで、毛筆を含む肉筆の年賀状時代は、現在より数倍苦痛が大きかった。
その上、文章も、宛名も良く書き間違えた、

パソコンになって随分早く仕上がるようになったし、文字を気にする必要もなくなった。
それでも、文章を考えたり、全体の構成を考えたりするのは大変である。
本当は、写真とか自分の描いた絵とか、版画とかで文字を使わず簡単な形で出したいのだが、私にはそのような才能は、全く備わっていないので、デザインを考えられない。

しかも、年賀状は毎年必ず出すのに、いつも投函するのは25日前後である。
11月ごろになると、頭の片隅には、今年こそ面白い年賀状を早くと考えるのだが。

元旦に、粋な年賀状や楽しい年賀状をもらうのは嬉しい。
それだけに、全く変化の無い年賀状しか出せない創造力の無さに、自分自身がっかりする。
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