とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

痛い目にあった子供の心のケア

2006-04-02 03:59:55 | 子供の入院
先月のルル(2歳半、男)の入院話をもう少し。

入院する時、ルルは点滴(注射)をすることになった。
「ちゅうしゃ、イヤだ!おかあさん!イヤだよ~!」
注射の記憶があるルルは、医師に点滴と言われた瞬間から怖くて泣いていた。
看護師さんが泣いているルルを連れて行き、私は廊下で待機。
その間、ルルは激しく激しく大泣きである。
「ちゅうしゃ、いやだぁ!おかあさんのところにいく!いやだぁ!たすけて~!」
叫び、泣きわめく声が廊下まで響く。

やっと終わって看護師さんに抱かれてきたルルは、泣きじゃくったまま。
左手は包帯ぐるぐる巻き状態、その先には点滴ボトル、そして点滴棒である。
入院するベッドの準備ができるまで、しばらくそのまま外来で待つことになった。
さて、泣き止まない、かわいそうなルルをどうやってなぐさめよう・・・。
持ち物の中に、パペットが入っていたのを思い出し、取り出した。

・・・入院、ということになって、支度をするために家に戻った時。
荷物の中にパペット(手を入れて動かすぬいぐるみ)を一つ、入れた。
紙おむつ(パンパース)のプレゼント品、子象の「パンパ」である。
日頃はあまり遊ばないが、たまに手を入れて「パンパだよー」と話しかけると
熱心に見て応答していたので、入院時には退屈しのぎになるかなぁ、と。

涙が止まらないルルに「パンパだよ~」と声をかけた。
「あれ??ルルくん、どうしたの?どうして泣いてるの?」と。
泣いているルルは返事ができないながらも、パンパの方を見ている。
「こっちのおてて、ぐるぐる包帯だね。もしかして・・・注射したの?」
ルルは泣きながらうなずいた。
試しに、ルルよりもオーバーに怖がってみよう。
「えーーーっ!?ちゅうしゃ!!!
 パンパ、注射こわいよこわいよこわいよ~~」と逃げていくしぐさをすると、
ルルがちょっと笑った。
おっ?良い反応!と、更に続ける。
「パンパ注射こわいんだよ~~いやだよ、いやだよ、いやだよ~」
と背中を向けてガタガタ震えるしぐさをすると、ルルは声をたてて笑った。

自分も注射が怖くて痛くて泣いていたのに、他人事だと笑えるらしい。
よし、この路線で行こう、と決めた。

「ルルくんは、ちゅうしゃ、怖くなかったの?」とパンパに尋ねさせてみる。
ルルはささやき声で「こわかった」と答えた。
「でも、ルルくんは強いねー。ちゅうしゃ、頑張ったんだもんね!」と
パンパにフォローさせると、ルルは「うん」とうなずいた。
(泣き叫んでいても、ルルとしては頑張ったのだ。)
「パンパは、ちゅうしゃ、こわいよこわいよこわいよ~」とまた逃げるそぶりを
すると、ルルは声を出して笑う。

何回か繰り返した後、試しにパンパをルルの方に向かわせてみた。
「ルルくん、助けて!ちゅうしゃ怖いよ~」とルルの胸にパンパをすがりつかせる。
ルルは、パンパの頭を優しくなでた。
大丈夫、大丈夫、とでもいうように、そっとなでていた。

点滴・注射は、小さな子供にとって、恐怖の体験だろう。
痛いこと、特に注射を怖がり、恐怖を感じるのはごく自然なこと。
でも、恐ろしい思いを、そのままにさせておきたくはない。

大人が子供をなぐさめるように、パンパの頭をなでたルル。
パペットは、恐怖から回復するのに、少しでも役立っただろうか。
パンパを慰めながら、ほんの数分前の、泣いていたルルの心も慰められただろうか。
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子供の入院を振り返って

2006-03-23 01:20:19 | 子供の入院
7日間の入院後、子供が退院した。
最終的には「肺炎」という病名だったようだ。

無事に退院したところで、今回の入院で感じたことを書き留めておきたい。

注:自分の職場である病院に子供が入院し付き添った、というかなり特殊な
 経験であることを前提に、以下の文を読んで下さい。

6泊7日の入院期間。夜はすべて私が子供と一緒に泊まった。
昼は一時的に亭主などに代わってもらっていたが、仕事は休んだ。
「子供の病気休暇」を利用した休みで、先延ばしできる仕事はすべて先延ばし。
どうしても今、という仕事だけは病室に連絡をもらって、子供をベビーカーに
のせて連れて行って対応したりした。

子供の入院も、これで6回目。
(2番目と3番目の子が、それぞれ3回ずつ入院している。)
いつも病名は肺炎や喘息、気管支炎というまぁ、ありふれたもの。
入院時となった場合の対処(仕事を休む段取りの付け方など)も、かなり慣れた。
「こんなに子供が病弱なんだもの、仕事を辞めたら?」
・・・という魔のささやきも再び心の中で聞こえるが、努力して、無視。

入院当初の数日は点滴。これもまぁ、いつも通り。
熱が下がり下痢もなく水分や食事がとれるようになった3日目で点滴がはずれ、
ヘパリンロックした留置針から一日に数回、抗生剤を投与するだけになる。
点滴がはずれるだけで、子供の身動きはだいぶ楽になる。
病棟に2台しかない、点滴棒つきのベビーカーが空いているかどうかを院内散歩
に出る前に確かめなくてもよくなるし。
寝る時も点滴ラインを気にしなくてよくなるので、添い寝する親も楽になる。

病棟のスタッフは同僚として顔見知りが多く、気を遣ってくれたと思う。
4人部屋で、他の子供に付き添っているお母さんたちの手前、職員だというのを
明らかにしたくない私に、普通の接し方をしてくれた。

それでも、入院は辛かった。
点滴が入っている間は、始終その状態を気にしなくてはならない。
子供の左手に点滴が入っているので、ベッドで寝る(添い寝する)時は必ず子供の右側。
添い寝させてもらえるだけでもありがたいといえばまぁ、そうなのだが。
(付き添いが寝る場所としては他にベッドの横のソファロッカーがあるが・・・
 固いしギシギシ音をたてるので、あれはちょっと勘弁して欲しい。)
子供用のベッドは狭いので寝返りは子供をちょっと向こうに押しのけないとできない。
でも子供の側を向くため、ほとんど常に左向きになって寝ていた。
・・・おかげで、左肩の肩こりがひどくなった。子供も抱っこをせがむし。
(教訓。入院した子供に添い寝する場合は、時々は敢えて子供に背を向けて寝ること。)
夜の病室は物音も多く(持続吸入している子がいる場合は、その音とか)
一晩中枕もとの蛍光灯をつけている子もいるので、安眠する環境としてはかなり悪い。

子供が病気で苦しんでいるのだ。一番、つらいのは子供本人。
快適な入院(付き添い)生活なんて、あるわけない、と思いつつも・・・
この病院で働いている一人としては、もう少し何とかできないものだろうか、
と思わずにいられない。

少し話はずれる。
同じ部屋の子供に付き添っているお母さんとも、いろいろ話をしていた。
ある時(私がいなかった間)、ナースステーションに背広ネクタイの男の人たちが
数人来て、スタッフも全員集められていたらしい。
「医療ミスがあったのかしら?弁護士さんだったみたいよ!」という。
小気味よさげに興奮した話し方が、気に障った。

福島の県立病院での産婦人科医逮捕事件の直後である。
心穏やかに聞ける話ではない。
でも、そんなことは一般の人は知らず、関心もないのだろう。
まったくの興味本位で話をするそのお母さんに、私は何を言えばよいのだろう。
医療提供者と、医療を受ける側の溝が深いことを改めて感じた。

・・・が、やはり言わずにはいられなかった。

「医療ミスがあっては困りますが・・・それを全部、訴えて弁護士を呼んで
いると、この病院のお医者さん、みんな辞めてどこかに行ってしまいますよ。」

ここは、たくさんの病院がある都会ではない。はっきり言って田舎、僻地である。
小児科の救急・急性期入院施設は、近隣ではこの病院だけ。
産婦人科は医師がいなくなり、休診中。
小児科医は今はいるが、常に忙しく、過労ぎみ。体調不良で辞めた医師もいる。

この病院に小児科医がいなくなったら・・・。
私も、そのお母さんも、同じ症状の子供を入院させるのに数十キロの距離を移動しなくてはならない。
遠くの病院では、入院した子供に付き添うのはますます大変だ。
・・・押し付けがましくならないように、そんな話をした。

もう一つだけ。
「医療提供者と、医療を受ける側の溝が深い」と上に書いたが。
子供の入院に付き添うと、患者家族として、医療を受ける側になる。

仕事の上では同僚、医学上の知識はある私でさえ、医師のちょっとした一言で
過剰な期待を持ってしまったり、看護師さんの声の調子が気になったりする。
ましてや他の患者さんは、どれだけの複雑な思いを抱えていることだろう。

そんなことを思った子供の入院だった。
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入院中のマジレンジャー

2006-03-16 23:06:06 | 子供の入院
おじいちゃん(私の父)が買ってくれたマジレンジャーのお面をつけ、
ベビーカーに乗って院内散歩に出かける。

入院中の病院が職場である親としては、院内で同僚に気付かれると、
かなり恥ずかしい。


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入院

2006-03-15 07:52:46 | 子供の入院
末っ子(二歳半男)の熱が出たりひいたりしつつ二週間あまり。
月曜日、とうとう入院になってしまった。

夜は私が付き添い、昼間の数時間は亭主もしくは馴染みのシッターさんに交代する、という毎日が始まった。
仕事を完全に休む訳にはいかなくて、昼間にまとめて片づけたり、夜に子供が寝ている間に隣でノートパソコンをつけて仕事したり。
夜中に子供が目をさますと慌ててノートパソコンの蓋を閉じ、子供をあやす。

上の子二人は今夜、お見舞いに来る予定。
亭主が連れて来たら一緒に家に戻り、数時間を共にすごすつもりでいる。


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お見舞いに来た姉たち

2004-11-04 01:09:41 | 子供の入院
3番目の入院中、ほぼ毎日のように姉たちがお見舞いに来る。
姉たち、といっても3歳と5歳なので、ダンナに連れられてきているのだが。

廊下から嬉しそうな、楽しそうな明るい声で弟や私を呼びながら病室に入ってくる。
弟の好きな犬のぬいぐるみを持って来たり、「おかあさんにあげようと思って作ったの」と白い紙を折ってテープで張った作品(?)を持ってきたり。
そして、決まって弟のベッドにあがりたがり、お菓子を食べたがる。飽きるとプレイルーム(小児病棟なので、子供のおもちゃや本が置いてあるプレイルームがあるのだ)に行きたがる。

ある時。
弟の病室で遊んでいた次女が「おかあさん、おしっこ」と言い出した。
いつものようにトイレに連れていこうとしたら、長女が自分も、と言う。
病棟のトイレは複数なので、二人同時にさせればいいや、と二人の手を引いてトイレに行こうとした。

その途端、次女が泣き声をあげダダをこねはじめた。
「こっちのトイレはいや! あっちのトイレがいい!!」ともっと遠くの車椅子用トイレに行こうとする。車椅子用のトイレは一人しかできないし、遠いので間に合わないんじゃないか、と諭しても聞かない。長女に「もうちょっと我慢できる?」と確かめて、更に廊下を走り、長女と3人で車椅子用のトイレに入った(一人しかできなくても、スペースは広い)。しかし、トイレに入ってからも「ここじゃない!このトイレはいや!」と次女は泣きわめき、用を足そうとしない。仕方ないので、もともと行こうとしていた普通のトイレにもう一度戻ったが、そこでもダダをこねて泣きわめくばかり。

これでは本人はおろか、長女も間に合わなくなる、と思い長女を先に個室に入れ、用を足させた。
・・・その時に、気づいた。
次女はおしっこを我慢している時に泣いたりすると、たいていはお漏らしをしてしまう。
なのに、今回はこれだけ泣きわめいているのに、まだ漏らしていない。
ということは、本当はおしっこがしたかったのではないのではないか。
おしっこを口実に、母と二人きりになりたかっただけではないか。

長女にはトイレの外の廊下で待つか、弟とお父さんがいる病室に戻るかするように言い聞かせ、トイレの個室に次女と二人で入った。
そしてやっと、次女は便座に座り少量のおしっこをした。
「ごめんね、本当はお母さんと二人でトイレに行きたかったのに、お姉ちゃんが一緒に来ちゃったから、リリちゃん(仮名)だけのお母さんになれなくて」と言ったら、声をあげて泣いた。

母を独り占めできない日が続いている中、お見舞いに来た時のトイレの中だけではお母さんを独占できると3歳児の頭で期待して楽しみにしていたのだろう。それが、姉の一言でだめになり、感情が爆発してしまったのだろう。便座に座ったまま泣いている次女を抱いてあげることしかできなかった。

トイレの外では、長女が待っていた。話を聞いていただろうに、平気な顔をしている。
長女も次女も、幼いながらにすごく我慢して良い子にしている感じがするのが痛々しい。

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また

2004-10-26 16:37:26 | 子供の入院
末っ子がまた、入院してしまった。
今回は喘息と無気肺で。今週はつきっきりで看病する体制をとるつもり。
1日だけ、どうしても用事があるけれど、その日以外は私が病院に寝泊まりするつもり。

入院して丸一日がたって、まだあんまり良くなった感じがしない。
というか、台風24号接近のためか、余計悪くなってるような気もする。
本人も退屈してるとの体調が悪いのとで機嫌が悪いし。
早く元気になってくれるといいんだけどなぁ。
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子供の退院

2004-09-01 23:06:10 | 子供の入院
予定より早く、子供が退院した。良かった良かった。
朝、採血した検査結果が昼にはわかるのだが、その結果をみた主治医が「明日まで待たなくても今日退院してもいいくらいですね」と言ったそのひとことに飛びついてしまった。
退院できるのなら、早いほうがいいのだ。
子供の入院は、家族の団欒を破壊する。

末っ子が戻ってきて、小さな姉たちも喜んでいた。
・・・というのは、ほんのつかの間のこと。「よだれ~!きたな~い!!本がぬれちゃったよ~!!」
「ダメ!おねーちゃんが先に遊ぼうとしてたのに~!」
「えーん、おかーさん、おもちゃ取られた~(T^T)」
などの平和な(?)姉弟喧嘩が戻ってきた。

いずれにせよ、家族5人が家に揃ったのは、ありがたいことだ。
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子供の入院

2004-08-31 17:06:57 | 子供の入院
熱を出していた子が入院した。肺炎だそうだ。1歳の誕生日を病院で迎えた。

これが2回目。前回も肺炎だった。
前回退院してからちょうど1ヶ月、また肺炎でまた入院かよ!!というのが一方の本音である。
(熱の割には元気そうに見えたから、大丈夫、入院にはならないだろうと思ってたんだ。
 病院に行って採血してCRPが14という高値なのには驚いた!)
しかし、乳幼児の死亡率が高かった過去の日本では、肺炎で死ぬ子がたくさんいたことを思うと
・・・この子は昔だったら2回死んでるんだ、命があるだけでもありがたい、と思わざるをえない。

小さい子供が入院すると、親から引き離されて(場合によっては点滴を抜いたりしないよう手足をしばりつけられて)一人でベッドに寝かされるか、親が付き添いとして24時間一緒に病院にいるか、のどちらかが普通である。それも、親や子の希望で選択できるものではなく、病状によってどちらかが自動的に決まる(というか病院側によって決められる)のが普通である。集中的治療が必要な重症の場合は前者、入院の必要はあってもそこまで重症でない場合は後者となる。
どちらにしても、親の負担は大きなものだ。他に子供がいる場合は特に。

参考:こどもの入院、応援ページ

ウチの子の場合は、親が24時間付きそっている。(幸い、それほど重症ではないのだ。)
退院までの約1週間、両親はいっさい仕事をしないと決めて(というか幸い仕事の方が調整できて)亭主が昼、私が夜。朝、上の子二人を起こして朝食を与えて保育園につれていった亭主が洗濯等の家事を終えて病院に来るのが10時頃。(交代した私は家に帰ることができるので、今、この日記を書いている。)私はこれから保育園に二人を迎えに行き、夕食を与え、病院の面会時間(8時まで)が終わらないうちに病院に上二人を連れていき、亭主と交代するのだ。亭主は上の子二人を連れて帰り、お風呂に入れて寝かす。日曜は保育園がないので、昼間、病院で一緒にすごしたあと、適当に連れて帰り夕食を与え、また夜に交代するために(子連れで)面会時間内に病院に来る。
・・・入院した金曜日以来、こんな生活だ。

「小さなお子様のご面会はお断りしております」というのが普通の病院で、ウチの病院(子供が入院している病院は私の職場でもある)も建前としてはそうだ。
病院にはイキのよい病原菌がウヨウヨしている。小児病棟には特に。
以前、次女が入院した時には、毎日お見舞いに来ていた長女が、病院で病原菌をもらったのか、高熱を出したこともある。そういう場合は、さすがにもう病院には来させない。
・・・でも、そうでもない限り、子供たちを病院に連れてこない訳にはいかない。3歳と5歳の姉妹ではまだ、親がいない家でお留守番することができない(と本人たちも主張する)。両親だけで子供をみている場合、やむをえないのだ。
それに、姉たちが来ると入院している子が喜ぶ。
いくら点滴などで治療しているとはいっても、機嫌良く過ごした方が、病気は早く治るに決まっている。

夜は、親子で一緒のベッドに寝る。子供の転落防止に高い柵が付いたベッドである。
狭いので、寝返りをうつのはほとんど不可能。子供が大の字にでもなろうものなら、親は身体を仰向けにするスペースもない。
それでも、親に身体を密着させて幸せそうに眠る子供の顔をみると、そういう不満はどこかに消える。

子供が苦しそうに咳をすると、背中をたたいて咳をするのを助ける。
頭に汗をかけば拭く。泣けば、ミルクの入った哺乳瓶を口につっこむ。
子供が寝ついたら空の哺乳瓶を洗いに行き、次回に備える。
その合間に少し眠る。眠れない時もある。

朝が来たら子供と一緒に目をさまし、吸入させ、看護師を呼んで吸引してもらう。
朝食を食べさせ、子供が機嫌良くすごせるようベッドの上で遊んだり、院内をベビーカーで散歩したりする。
点滴を一時的にはずし腕を濡れないようビニールで覆ってもらって、入浴させたりもする。

子供が入院すると、こんな生活だ。
今のところ、木曜日が退院予定日である。
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