熱を出していた子が入院した。肺炎だそうだ。1歳の誕生日を病院で迎えた。
これが2回目。前回も肺炎だった。
前回退院してからちょうど1ヶ月、また肺炎でまた入院かよ!!というのが一方の本音である。
(熱の割には元気そうに見えたから、大丈夫、入院にはならないだろうと思ってたんだ。
病院に行って採血してCRPが14という高値なのには驚いた!)
しかし、乳幼児の死亡率が高かった過去の日本では、肺炎で死ぬ子がたくさんいたことを思うと
・・・この子は昔だったら2回死んでるんだ、命があるだけでもありがたい、と思わざるをえない。
小さい子供が入院すると、親から引き離されて(場合によっては点滴を抜いたりしないよう手足をしばりつけられて)一人でベッドに寝かされるか、親が付き添いとして24時間一緒に病院にいるか、のどちらかが普通である。それも、親や子の希望で選択できるものではなく、病状によってどちらかが自動的に決まる(というか病院側によって決められる)のが普通である。集中的治療が必要な重症の場合は前者、入院の必要はあってもそこまで重症でない場合は後者となる。
どちらにしても、親の負担は大きなものだ。他に子供がいる場合は特に。
参考:こどもの入院、応援ページ
ウチの子の場合は、親が24時間付きそっている。(幸い、それほど重症ではないのだ。)
退院までの約1週間、両親はいっさい仕事をしないと決めて(というか幸い仕事の方が調整できて)亭主が昼、私が夜。朝、上の子二人を起こして朝食を与えて保育園につれていった亭主が洗濯等の家事を終えて病院に来るのが10時頃。(交代した私は家に帰ることができるので、今、この日記を書いている。)私はこれから保育園に二人を迎えに行き、夕食を与え、病院の面会時間(8時まで)が終わらないうちに病院に上二人を連れていき、亭主と交代するのだ。亭主は上の子二人を連れて帰り、お風呂に入れて寝かす。日曜は保育園がないので、昼間、病院で一緒にすごしたあと、適当に連れて帰り夕食を与え、また夜に交代するために(子連れで)面会時間内に病院に来る。
・・・入院した金曜日以来、こんな生活だ。
「小さなお子様のご面会はお断りしております」というのが普通の病院で、ウチの病院(子供が入院している病院は私の職場でもある)も建前としてはそうだ。
病院にはイキのよい病原菌がウヨウヨしている。小児病棟には特に。
以前、次女が入院した時には、毎日お見舞いに来ていた長女が、病院で病原菌をもらったのか、高熱を出したこともある。そういう場合は、さすがにもう病院には来させない。
・・・でも、そうでもない限り、子供たちを病院に連れてこない訳にはいかない。3歳と5歳の姉妹ではまだ、親がいない家でお留守番することができない(と本人たちも主張する)。両親だけで子供をみている場合、やむをえないのだ。
それに、姉たちが来ると入院している子が喜ぶ。
いくら点滴などで治療しているとはいっても、機嫌良く過ごした方が、病気は早く治るに決まっている。
夜は、親子で一緒のベッドに寝る。子供の転落防止に高い柵が付いたベッドである。
狭いので、寝返りをうつのはほとんど不可能。子供が大の字にでもなろうものなら、親は身体を仰向けにするスペースもない。
それでも、親に身体を密着させて幸せそうに眠る子供の顔をみると、そういう不満はどこかに消える。
子供が苦しそうに咳をすると、背中をたたいて咳をするのを助ける。
頭に汗をかけば拭く。泣けば、ミルクの入った哺乳瓶を口につっこむ。
子供が寝ついたら空の哺乳瓶を洗いに行き、次回に備える。
その合間に少し眠る。眠れない時もある。
朝が来たら子供と一緒に目をさまし、吸入させ、看護師を呼んで吸引してもらう。
朝食を食べさせ、子供が機嫌良くすごせるようベッドの上で遊んだり、院内をベビーカーで散歩したりする。
点滴を一時的にはずし腕を濡れないようビニールで覆ってもらって、入浴させたりもする。
子供が入院すると、こんな生活だ。
今のところ、木曜日が退院予定日である。
これが2回目。前回も肺炎だった。
前回退院してからちょうど1ヶ月、また肺炎でまた入院かよ!!というのが一方の本音である。
(熱の割には元気そうに見えたから、大丈夫、入院にはならないだろうと思ってたんだ。
病院に行って採血してCRPが14という高値なのには驚いた!)
しかし、乳幼児の死亡率が高かった過去の日本では、肺炎で死ぬ子がたくさんいたことを思うと
・・・この子は昔だったら2回死んでるんだ、命があるだけでもありがたい、と思わざるをえない。
小さい子供が入院すると、親から引き離されて(場合によっては点滴を抜いたりしないよう手足をしばりつけられて)一人でベッドに寝かされるか、親が付き添いとして24時間一緒に病院にいるか、のどちらかが普通である。それも、親や子の希望で選択できるものではなく、病状によってどちらかが自動的に決まる(というか病院側によって決められる)のが普通である。集中的治療が必要な重症の場合は前者、入院の必要はあってもそこまで重症でない場合は後者となる。
どちらにしても、親の負担は大きなものだ。他に子供がいる場合は特に。
参考:こどもの入院、応援ページ
ウチの子の場合は、親が24時間付きそっている。(幸い、それほど重症ではないのだ。)
退院までの約1週間、両親はいっさい仕事をしないと決めて(というか幸い仕事の方が調整できて)亭主が昼、私が夜。朝、上の子二人を起こして朝食を与えて保育園につれていった亭主が洗濯等の家事を終えて病院に来るのが10時頃。(交代した私は家に帰ることができるので、今、この日記を書いている。)私はこれから保育園に二人を迎えに行き、夕食を与え、病院の面会時間(8時まで)が終わらないうちに病院に上二人を連れていき、亭主と交代するのだ。亭主は上の子二人を連れて帰り、お風呂に入れて寝かす。日曜は保育園がないので、昼間、病院で一緒にすごしたあと、適当に連れて帰り夕食を与え、また夜に交代するために(子連れで)面会時間内に病院に来る。
・・・入院した金曜日以来、こんな生活だ。
「小さなお子様のご面会はお断りしております」というのが普通の病院で、ウチの病院(子供が入院している病院は私の職場でもある)も建前としてはそうだ。
病院にはイキのよい病原菌がウヨウヨしている。小児病棟には特に。
以前、次女が入院した時には、毎日お見舞いに来ていた長女が、病院で病原菌をもらったのか、高熱を出したこともある。そういう場合は、さすがにもう病院には来させない。
・・・でも、そうでもない限り、子供たちを病院に連れてこない訳にはいかない。3歳と5歳の姉妹ではまだ、親がいない家でお留守番することができない(と本人たちも主張する)。両親だけで子供をみている場合、やむをえないのだ。
それに、姉たちが来ると入院している子が喜ぶ。
いくら点滴などで治療しているとはいっても、機嫌良く過ごした方が、病気は早く治るに決まっている。
夜は、親子で一緒のベッドに寝る。子供の転落防止に高い柵が付いたベッドである。
狭いので、寝返りをうつのはほとんど不可能。子供が大の字にでもなろうものなら、親は身体を仰向けにするスペースもない。
それでも、親に身体を密着させて幸せそうに眠る子供の顔をみると、そういう不満はどこかに消える。
子供が苦しそうに咳をすると、背中をたたいて咳をするのを助ける。
頭に汗をかけば拭く。泣けば、ミルクの入った哺乳瓶を口につっこむ。
子供が寝ついたら空の哺乳瓶を洗いに行き、次回に備える。
その合間に少し眠る。眠れない時もある。
朝が来たら子供と一緒に目をさまし、吸入させ、看護師を呼んで吸引してもらう。
朝食を食べさせ、子供が機嫌良くすごせるようベッドの上で遊んだり、院内をベビーカーで散歩したりする。
点滴を一時的にはずし腕を濡れないようビニールで覆ってもらって、入浴させたりもする。
子供が入院すると、こんな生活だ。
今のところ、木曜日が退院予定日である。