長女ララ(8歳、小2)がどうやらサンタクロースの正体に気づいているらしい。
お店に行くと「お母さん、サンタさんにこれがいい、って伝えて!」とおもちゃを指定してくる。それも幾つも。
ある時などは「サンタさんにはこれをお願いして、お父さんとお母さんからは、あれをもらいたい」などという言葉も飛び出した。
・・・ということは、だ。
サンタクロースを信じているふりをして、たくさんのプレゼントをもらおうと考えているのか?
そういうことなら、今年は、サンタクロースの正体を明らかにすることにした。
で、今夜はクリスマス・イブ。
弟と妹が寝室に行った後も「サンタさんへの手紙を書かなくちゃ」と居間でぐずぐずしているララ。
正面きって尋ねてみた。
「ララ、サンタさんがホントにいると思ってるの?」
ものすごく困った顔をした、ララ。
ええっ、ショック!という顔ではないことから、既に信じてなかったことは明らか。
「誰から聞いて、そう思ったの?」とサンタがいないことを前提に話を進める。
ララは泣きそうな顔になった。
抱きしめて「泣かなくていいよ」と優しく言ったら、ささやき声で教えてくれた。
「ヒロキから聞いたの。
ヒロキが、お父さんとお母さんがプレゼントを用意してるの、見たんだって。」
話しながら、ララの目は真っ赤。かわいそうに、泣いている。
楽しい夢を壊すから泣いているのか。
それとも、嘘をついていた(サンタを信じている芝居をしていた)ことがバレた後ろめたさから、泣いているのか。
「ララ、よく聞いてね。
サンタさんは神様に言われて、クリスマスに、大好きな大好きな子供たちにプレゼントをあげるんでしょう。
お父さんとお母さんも、そうなんだよ。神様に言われたわけじゃないかもしれないけど、子供たちが大好きで、大好きだから、クリスマスにプレゼントをあげるの。
だから、ララにはお父さんとお母さんがクリスマスのプレゼントをあげるよ。
何が欲しいの?」
ララは自分が欲しいものを言った。
しかし・・・うーん、それは買えるかどうか、わからない。
っていうかもう別のプレゼントを用意して隠してあるんだぞ。
「うーん、ララの欲しいものがプレゼントできるかどうかはわからないけど、
ララが欲しいって言ったものとは違うものになるかもしれないけど、
それでも、いい?明日の朝には、クリスマスツリーの下に、ちゃんとララへのプレゼント、用意しておくからね。」
ララはうなずいた。
ララの話では、3人の子の中でサンタの正体を知っているのは自分だけ、だという。
サンタを信じてる妹と弟のためにサンタへの手紙を書きたい(字が書けるのはララだけ)、と言うが、もう遅いから、と寝に行かせた。
その後、近所の店(深夜までやっている)に行き、ララが欲しいと言っていたものに近いものを買ってきた。
明朝、子供たち3人とも早起きしてツリーの下のプレゼントを探すだろう。
たぶん、ララは妹と弟のために「サンタさんがいる」芝居をするんだろうなぁ。
上手にできたら、妹や弟には気づかれないよう、ウインクしてあげよう。
お店に行くと「お母さん、サンタさんにこれがいい、って伝えて!」とおもちゃを指定してくる。それも幾つも。
ある時などは「サンタさんにはこれをお願いして、お父さんとお母さんからは、あれをもらいたい」などという言葉も飛び出した。
・・・ということは、だ。
サンタクロースを信じているふりをして、たくさんのプレゼントをもらおうと考えているのか?
そういうことなら、今年は、サンタクロースの正体を明らかにすることにした。
で、今夜はクリスマス・イブ。
弟と妹が寝室に行った後も「サンタさんへの手紙を書かなくちゃ」と居間でぐずぐずしているララ。
正面きって尋ねてみた。
「ララ、サンタさんがホントにいると思ってるの?」
ものすごく困った顔をした、ララ。
ええっ、ショック!という顔ではないことから、既に信じてなかったことは明らか。
「誰から聞いて、そう思ったの?」とサンタがいないことを前提に話を進める。
ララは泣きそうな顔になった。
抱きしめて「泣かなくていいよ」と優しく言ったら、ささやき声で教えてくれた。
「ヒロキから聞いたの。
ヒロキが、お父さんとお母さんがプレゼントを用意してるの、見たんだって。」
話しながら、ララの目は真っ赤。かわいそうに、泣いている。
楽しい夢を壊すから泣いているのか。
それとも、嘘をついていた(サンタを信じている芝居をしていた)ことがバレた後ろめたさから、泣いているのか。
「ララ、よく聞いてね。
サンタさんは神様に言われて、クリスマスに、大好きな大好きな子供たちにプレゼントをあげるんでしょう。
お父さんとお母さんも、そうなんだよ。神様に言われたわけじゃないかもしれないけど、子供たちが大好きで、大好きだから、クリスマスにプレゼントをあげるの。
だから、ララにはお父さんとお母さんがクリスマスのプレゼントをあげるよ。
何が欲しいの?」
ララは自分が欲しいものを言った。
しかし・・・うーん、それは買えるかどうか、わからない。
っていうかもう別のプレゼントを用意して隠してあるんだぞ。
「うーん、ララの欲しいものがプレゼントできるかどうかはわからないけど、
ララが欲しいって言ったものとは違うものになるかもしれないけど、
それでも、いい?明日の朝には、クリスマスツリーの下に、ちゃんとララへのプレゼント、用意しておくからね。」
ララはうなずいた。
ララの話では、3人の子の中でサンタの正体を知っているのは自分だけ、だという。
サンタを信じてる妹と弟のためにサンタへの手紙を書きたい(字が書けるのはララだけ)、と言うが、もう遅いから、と寝に行かせた。
その後、近所の店(深夜までやっている)に行き、ララが欲しいと言っていたものに近いものを買ってきた。
明朝、子供たち3人とも早起きしてツリーの下のプレゼントを探すだろう。
たぶん、ララは妹と弟のために「サンタさんがいる」芝居をするんだろうなぁ。
上手にできたら、妹や弟には気づかれないよう、ウインクしてあげよう。