先週の金曜と土曜、続けて沖縄県南部で仕事(研究会)だった。
金曜日は夕方の会議のあと、那覇に向けて出発した。
名護から南下するとき沖縄自動車道の許田入口では車がほぼ真東を向く。
自動車道のゲートをくぐったら、雲が切れて、正面に満月があらわれた。
大きな、セピア色の貨幣のような満月。
すさまじいほど圧倒的な存在感。
欧米での、満月を見ると狼になるという人狼伝説や
狂気をlunaticといって月のせいにしたがるのも、わかるような気がした。
すぐに雲に隠れてしまったけれど、雲の向こうにあの満月が光ってるのを感じながら自動車を走らせるのも、悪くはないな、と思った。
雲隠れしている、満月を道連れにした道程。
そして翌、土曜日の昼下がり。
自動車道のゲートをくぐるなり、助手席のルル(末っ子の長男、小1)が眠った。
土曜日の午後、姉たちは合唱団の練習、夫は仕事。
ルルには「どうする?おじいちゃんの所に行くのと、学童保育に行くのと、おかーさんの仕事に一緒についてくるのどれがいい?」と尋ねた。
「おかーさんと一緒がいい!!」
答えは予想通り、だった。
土曜日の私の仕事は、毎月定例の症例検討会に出席すること。
同僚が発表するので、私も、どうしても行かなくてはならない。
本来、子供が来るような会じゃないけど、すみっこに座らせてDSでもやらせとけばいいだろう、とDSとイヤホン、ポケモンブラックを用意した。
助手席に座ったルルは、はしゃぎまくり。
「おかーさん、葉っぱって、太陽と水の力を借りて、空気をきれいにしてるんでしょう?」などなど、学校で習ってきたらしいトリビアを披露してくれる。
そうだよ~、と適当に相槌を打っていたら、ルルが突然、眠ってしまった。
晴れた午後の沖縄自動車道。
昼寝にはちょうどいいかなー、高速自動車道って眠りやすいんだろうなー。
斜めにかけたシートベルトをしっかりつかんだまま、眠ってしまったルルを横目でみながら、満月を道連れにするよりも子連れの方がいいなー、とも思ったりして。
目的地に着いたら、はしゃいで駐車場を走り回ったルル。
でも、会場ではおとなしくDSしていたおりこうさんのルルでもある。
ご褒美にお菓子を買ったら、帰りの自動車の中では食べながらずっとおしゃべりしていた。
小さな子を大人の場所に連れて行くのは大人のエゴでしかないよな、と思ったりもする。
私が子連れで検討会に行くのは、子供自身のため、ではない、決して。
こうするしかない時もある、というだけのこと。
金曜日は夕方の会議のあと、那覇に向けて出発した。
名護から南下するとき沖縄自動車道の許田入口では車がほぼ真東を向く。
自動車道のゲートをくぐったら、雲が切れて、正面に満月があらわれた。
大きな、セピア色の貨幣のような満月。
すさまじいほど圧倒的な存在感。
欧米での、満月を見ると狼になるという人狼伝説や
狂気をlunaticといって月のせいにしたがるのも、わかるような気がした。
すぐに雲に隠れてしまったけれど、雲の向こうにあの満月が光ってるのを感じながら自動車を走らせるのも、悪くはないな、と思った。
雲隠れしている、満月を道連れにした道程。
そして翌、土曜日の昼下がり。
自動車道のゲートをくぐるなり、助手席のルル(末っ子の長男、小1)が眠った。
土曜日の午後、姉たちは合唱団の練習、夫は仕事。
ルルには「どうする?おじいちゃんの所に行くのと、学童保育に行くのと、おかーさんの仕事に一緒についてくるのどれがいい?」と尋ねた。
「おかーさんと一緒がいい!!」
答えは予想通り、だった。
土曜日の私の仕事は、毎月定例の症例検討会に出席すること。
同僚が発表するので、私も、どうしても行かなくてはならない。
本来、子供が来るような会じゃないけど、すみっこに座らせてDSでもやらせとけばいいだろう、とDSとイヤホン、ポケモンブラックを用意した。
助手席に座ったルルは、はしゃぎまくり。
「おかーさん、葉っぱって、太陽と水の力を借りて、空気をきれいにしてるんでしょう?」などなど、学校で習ってきたらしいトリビアを披露してくれる。
そうだよ~、と適当に相槌を打っていたら、ルルが突然、眠ってしまった。
晴れた午後の沖縄自動車道。
昼寝にはちょうどいいかなー、高速自動車道って眠りやすいんだろうなー。
斜めにかけたシートベルトをしっかりつかんだまま、眠ってしまったルルを横目でみながら、満月を道連れにするよりも子連れの方がいいなー、とも思ったりして。
目的地に着いたら、はしゃいで駐車場を走り回ったルル。
でも、会場ではおとなしくDSしていたおりこうさんのルルでもある。
ご褒美にお菓子を買ったら、帰りの自動車の中では食べながらずっとおしゃべりしていた。
小さな子を大人の場所に連れて行くのは大人のエゴでしかないよな、と思ったりもする。
私が子連れで検討会に行くのは、子供自身のため、ではない、決して。
こうするしかない時もある、というだけのこと。