とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

おかあさん、聞きたいことあるでしょう?

2007-06-30 03:14:11 | 子供と添い寝、をやめたい
仕事で遅くなる日以外は、子供たちを寝かしつけるのが私の役割。
しかし長女ララ(7歳)は昔から、寝つきが悪い。
突然スヤスヤと眠る晩もあるにはあるのだが
「おかあさん、ねむれない・・・」と訴えることの方が多い。

ある晩。

最初にルル(3歳、男)のベッドにもぐりこみ、子守唄を歌って寝かした。
自分も寝てしまいそうだった所に、リリ(次女、5歳)の声がした。

「おかあさん、リリのところにきて~」

リリのベッドに移動し、お腹をさする。
(最近、リリはお腹をさすられながら眠りたいらしい。)
さすっているうちに、リリの寝息が聞こえてきた。
ベッドから降りて部屋を出ようとしたら、今度はララの声。

「おかあさん、ねむれない・・・」

久しぶりに甘やかすか、とララのベッドにもぐりこんだ。
「たまには、こうして欲しいんでしょう」と言ったら「うん」と嬉しそうに答えるララ。
その次の言葉が、今日のブログのタイトル。

「おかあさん、ララに聞きたいことがあるでしょう?」

・・・??
意味がわからなかったので聞き返したら、もっと詳しく話してくれた。

「おかあさん、ララが学校にいる間とか、学童にいる間とか、
 おかあさんと離れてる時のララのことで、聞きたいことがあるでしょう?
 聞いていいよ。」

胸がいっぱいになった。
母が娘に関心を持っている、と信じて微塵も疑わないララの言葉。

・・・そうだ、確かに。
「添い寝なんかしたくないのに、さっさと寝ろ、いろいろやることあるんだ」
という本音も私の中にある。(ダークサイドだな・・・)
その一方で、ララの昼間の様子をもっと知りたい、というのも偽らざる母の本心。
ダークサイドだけが私ではなく、良き母だけの私でもないが、
ララの言葉は私の心の一番、優しい面を引き出してくれる。

「うん、聞きたい、教えて。」
そう答えただけで私の口からは質問があふれるように出てくる。

 学校で休み時間には何してるの?
 最近は、誰と遊んでるの?
 勉強はむずかしくない?
 学童ではどうしてる?
 お誕生日パーティ、今年はどうしようか?

ララは楽しそうに答え、しゃべりまくって、満足そうに寝た。
私は子供たち全員が寝ているのを確認してから、部屋を出た。

きっちり5時間寝たら、一度、職場へ。
そして子供たちが起きる7時には家に戻り、朝食を一緒に食べ、それからまた職場へ。

仕事に侵食されている私生活。
でも、母として、愛情を注げるだけ注いであげたい。愛しい子供たちに。
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梅雨明けの前に病気続々

2007-06-25 02:55:40 | 子供の病気
先週から家族(自分も)が次々と病気になり、苦境に陥っていた。

先週木曜。朝、リリ(5歳、女)の発熱。
 午前中は仕事を休み、小児科に。午後は熱の子を亭主の職場に託し、仕事。
金曜日。リリの熱が続き、嘔吐も何度も。午前中は他人様に預けて仕事。
 午後は家に戻りリリをみていたが、嘔吐が激しく、夕方に時間外の小児科へ。
土曜日。学校行事の予定が入っていたララ(7歳)発熱し、行事欠席。
日曜日。私自身が発熱し、亭主に子供を連れて実家に行ってもらった。
月曜日。ルル(3歳、男)も微熱。病休をもらい、子供3人と家にいた。
 リリは高熱が5日間続いており、夫に頼んで小児科受診(3人とも)。
火曜日。解熱した私は仕事へ。熱が下がったルルは説得し保育園へ。
 ララは微熱だけど「学校へ行きたい」というので登校。
 微熱に下がったリリは午前中は他人様、午後からは亭主の職場へ。
 昼休みを利用して家に戻ってみると、ララは熱が上がり早退。
 そして亭主も、どうも具合が悪いよう。
 これはマズい…と、夕方まで仕事し、夜は子供たちを寝かしつけた後、
 深夜11時から午前3時まで仕事をしてきた。
水曜日。夫が朝から高熱、子供たちは全員微熱。
 ルルは保育園に「午後からは引き取ります」と言ってお願いし、
 リリは他人様の世話になり、ララはまた微熱をおしての登校。
 私はどうしても済ませなければならない仕事だけを午前中に片付け、
 保育園にルルを迎えに行った。ララも熱が上がって帰宅。
 午後からは家族全員で、家でゴロゴロ。
木曜日も一日、仕事を休んで亭主とルルと共に家に。夕方からララ、リリと外出。
金曜日はまだ具合の悪い亭主にルルの世話を依頼し、仕事へ。
土曜日、ようやく亭主をのぞいて全員、回復。

家族中が病気になると、はホント「試練の時」という感じだ。
家中むちゃくちゃになるし、仕事も先延ばししてばかり。
(今も仕事の山を少し、減らしてきた所。)
子供たちはいつも以上に親を求めるし、とてもじゃないが応えきれない。
それでも・・・最善と思われる選択肢をその都度、選びつつやっていくしかない。

家中、病気であたふたしている間に梅雨が明けた。
沖縄は、これからが夏本番。青空と白い雲、通り雨の季節だ。
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ギルガメシュ王ものがたり

2007-06-13 04:30:16 | 
小学校での読み聞かせにて。
低学年はどんな絵本でもまぁ聞いてくれるのだが、高学年の子供たちに興味を
持って聞いてもらえる本ってどういうのだろう、と迷っていた時期があった。

探した結果、私がみつけた答えの一つが、この本。



読み始める前に、簡単に解説することにしている。

・世界最古の物語。今から5000年くらい前に書かれた、と言われている
・世界の4大古代文明は、エジプトとインドと中国とメソポタミア。
 その一つの、メソポタミアで書かれた話。
 メソポタミア、というのはチグリス川とユーフラテス川、二つの大きな川に
 はさまれた地方。そこにウルクという名の大きな街があった。
 本文にもウルクの街と、川が出てくる。
・もともとは楔形(くさびがた)文字で記されており、それを解読した。
 (表紙の絵にも小さいが楔形文字が書かれているので、それを示しながら。)

本の内容を一行で書くと「孤独な王が波乱の末に、友達を得る物語」である。

最初のページで「ともだちがいなかった」と書かれているギルガメシュ王。
5000年前も、今も、人はみな孤独に悩み、孤独に苦しめられる。
ギルガメシュ王の孤独と、戦いの果てに得られた友情。
普遍的なこのテーマは、子供たちの心に共感をよびおこすだろう。

ちょっと怖いくらいの絵で、古代神話の威厳と力が表現された絵本である。
私のような歴史マニアにはたまらない魅力があるが、そうでなくとも、
楽しめるのでは。子供にも、大人にも、お勧め。
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