「お母さんの手は、どんどんシワシワになって、おばあちゃんの手になっていくんだよ」
何かの機会に、末っ子のルル(3歳、男)にそんな話をした。
それがルルの心にはかなりショックだったようで、夕食の時に突然、言い出した。
「おかあさん、おかあさんの手、シワシワになってる?
なってないよね?
おかあさん、おばあちゃんにならないでね・・・」
そしたらリリ(5歳、次女)が猛然と反論した。
「おばあちゃんになった方がいいんだよ!
おかあさんが、年とらないっていうのは、おかあさんが早く死ぬってことだから
おかあさんが、生きて、年とって、おばあちゃんになった方がいいんだよ!
おかあさんが、おばあちゃんになったら、リリとかルルとかが、大人になってるんだよ!」
ララ(7歳、長女)もリリに加勢して続けた。
「お母さんがおばあちゃんになった時には、ルルはお父さんになってるかもよ!
ルルは大きくなりたいでしょう?
お父さんよりも大きくなって、ケッコンして子供が生まれたら、おばあちゃんに
なったお母さんに見せに行けばいいんだよ!」
将来の話を子供たちが語っているのを聞くのは面白い。
ルルは、今のままのお母さんでいて欲しい、というつもりなんだろう。
リリは、シンデレラや白雪姫の話の読みすぎか、実母の私が早死にすることをしょっちゅう心配している。
若くして亡くなるお母さんよりは(…私はそう若くもないのだが)年とってお婆さんになってでも、
生きてるお母さんの方がいい、というのだ。人生の終わりまで見通した5歳児。
まったく、実に、リリらしい。
赤ちゃんや小さい子の世話が好きなララは、大人になって自分が子供を育てる日を楽しみにしているようだ。
「お母さん、可愛い子供を連れて遊びに行くからね」とよく将来を想像して言っている。
それをそのまま、ルルにも言っている所がララらしくて可愛い。
さて、本当にそんな日が来るかな。
来て欲しいものだ。
何かの機会に、末っ子のルル(3歳、男)にそんな話をした。
それがルルの心にはかなりショックだったようで、夕食の時に突然、言い出した。
「おかあさん、おかあさんの手、シワシワになってる?
なってないよね?
おかあさん、おばあちゃんにならないでね・・・」
そしたらリリ(5歳、次女)が猛然と反論した。
「おばあちゃんになった方がいいんだよ!
おかあさんが、年とらないっていうのは、おかあさんが早く死ぬってことだから
おかあさんが、生きて、年とって、おばあちゃんになった方がいいんだよ!
おかあさんが、おばあちゃんになったら、リリとかルルとかが、大人になってるんだよ!」
ララ(7歳、長女)もリリに加勢して続けた。
「お母さんがおばあちゃんになった時には、ルルはお父さんになってるかもよ!
ルルは大きくなりたいでしょう?
お父さんよりも大きくなって、ケッコンして子供が生まれたら、おばあちゃんに
なったお母さんに見せに行けばいいんだよ!」
将来の話を子供たちが語っているのを聞くのは面白い。
ルルは、今のままのお母さんでいて欲しい、というつもりなんだろう。
リリは、シンデレラや白雪姫の話の読みすぎか、実母の私が早死にすることをしょっちゅう心配している。
若くして亡くなるお母さんよりは(…私はそう若くもないのだが)年とってお婆さんになってでも、
生きてるお母さんの方がいい、というのだ。人生の終わりまで見通した5歳児。
まったく、実に、リリらしい。
赤ちゃんや小さい子の世話が好きなララは、大人になって自分が子供を育てる日を楽しみにしているようだ。
「お母さん、可愛い子供を連れて遊びに行くからね」とよく将来を想像して言っている。
それをそのまま、ルルにも言っている所がララらしくて可愛い。
さて、本当にそんな日が来るかな。
来て欲しいものだ。