とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

息子のひな祭り準備

2006-02-24 10:09:59 | 育児
保育園の行事は、子供たちにとっては大きなイベントである。
2月は節分。3月はひな祭り、お別れ遠足、卒園式と大きな行事がいくつもある。

ひな祭りの日は、着物を持っている子は着物で、持っていない子もおしゃれ着で登園する。
去年は、長女ララだけ着物で行かせた。
私の母が着て私も着た、60年前のアンティーク、七五三用晴れ着。
おしとやかに、しずしずと歩くララの姿が可愛くおかしかった。
次女リリは「自分も着たい」と半泣きだったのだが、とっておきのワンピース、
新品のカチューシャを身につけさせると笑顔で登園した。
末っ子にして長男のルルは・・・何を着て行かせたのか、記憶にない。
ひな祭りの日の男児なんてその程度の扱いである。

今年もひな祭りが来週に迫った。
保育園にはもう七段の立派なお雛さまが飾られている。
ララ(6歳)には去年と同じ晴れ着。お正月に着せたらまだ丈も大丈夫だった。
リリ(4歳)には昨年末、お正月用にネット通販で着物を買ったので、それをまた着ることになっている。
・・・そしてルル2歳。
この子のひな祭りファッションをどうするか、というのがここしばらくの課題だった。
なんといっても男の子である。
ひな祭りで子供用のスーツなんかを着せるより、こいつも着物にしよう、と探すことにした。
子供だしどうせ汚すから、汚しても洗える素材(ポリエステルや綿)、というのが
必須条件である。

ネット上の着物サイトを探しまくったが、男の子用の着物は少ない、少ない。
晴れ着、というと正絹のお宮参り用とか、七五三の5歳児用フルセットなど。
値段もすごいし保育園のおひな祭り程度にはもったいなすぎる、超・礼装だ。
もう少し格下を、というと一気に子供浴衣や甚平になってしまう。
ちょっと洒落た中間の着物、が少ないのだ。
ネットオークションもしばらく探してみたが、欲しい品はほとんど出てこない。
男の着物というのはただでさえ需要が少ないようだし、男の子というとますます少ないのか。

やっと、現品限りで扱っているネット呉服店をみつけた。
(価格はリリの着物よりは高かったが、桁はギリギリ変わらない。)
3-4歳用とされているものを、すそ上げして着せてみた。
本人は結構、気に入っているようである。画像はその時のもの。
ひな祭りの日は、これで決まりだな。
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出張のあと

2006-02-21 13:00:53 | ワーキングマザー
出張に行った。

最初は、日帰りするつもりだった。
翌々日も職場に泊まりがけの仕事なので、子供たちのことを思うとできるだけ日帰りがいいか、と。
しかし、車で2時間の距離を運転し空港に行き飛行機に1時間半乗り、仕事。
終わったらまた1時間半飛行機に乗って2時間車を運転するのか、と思うと
・・・考えるだけで疲れた。
亭主は「泊まって来ていいよ」というし、結局、一泊してから帰ってきた。

出張先での仕事は充実して楽しかったが、慣れないこともあり、疲れた。
ものすごく仕事をしている人たちと接すると、仕事の絶対量が少ない自分が恥ずかしい。
社会がそういう仕事人間の男たちで支えられていること。
そして私はその中に入って仲間のような顔をしているだけの、子供を育てている女。
そういう思いは、なんだか疲れを増幅させる。

ビジネスホテルに泊まった翌朝、右肩が張って痛んで目が覚めた。
ノートパソコンが入った鞄をずっと右手で持っていたからだろう。
左手で鞄、右手にはおみやげの入った紙袋を持って帰途につく。
疲れ果てながらも、家にたどりついた。
家の中はむちゃくちゃ散らかっていたが、皆、元気というだけでよしとしよう。

末っ子(仮称ルル、2歳男)は私のそばから離れない。
着替えにも、トイレにもついてくる。私が座るとひざに乗りたがる。
それを見て2番目(仮称リリ、4歳女)が泣く。
「ルルばっかり~。リリもお母さんに甘えたい~。」

ひざの片方ずつに二人を乗せ、絵本を読む。
ルルはリリを押しのけようとし、リリは落とされまいと頑張る。
・・・ルルは母を独占したいらしい。
まぁ、こうやって母をとりあってくれるのも今のうち。
そのうちララ(長女、6歳)のように、自分のしたいことを優先させるようになるだろう。
ララは一通り私がいない間のできごとを話した後は、一人で漫画を読んでいた。

その夜。
ララとリリは二人一緒のベッドで寝た。昨晩もそうしたらしい。
ほとんどおもらしをしなくなっていたルルが、夜の間に二回おねしょをした。
着替えさせて、寝室に行って敷布団をとりかえようとすると
「おふとんぬれてるから、おかあさんのふとんでねる」という。

ああ、甘えたいんだなぁ。
一生懸命ガマンしていても、まだ2歳、さみしかったんだろう。
親の寝室に連れて行き、亭主と川の字で寝た。

出張から戻って家で一泊した後、予定通り今度は職場に一泊。
仕事なので仕方ないのだが、子供たちはどう感じているか、が気にかかる。
今は昼休み、まだ午後の仕事が私を待っている。
夕方のお迎えに行けるといいのだが。
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共稼ぎ家庭の食事

2006-02-17 19:32:03 | ワーキングマザー
共稼ぎ夫婦の生活っていうのは、理解できない人には理解できないらしい。

我が家で毎日の食事を作ってるのは亭主だ、という話を仕事関係の懇親会でしたら
「そういう話は黙っておいた方が」と冗談めかしつつアドバイスしてくれた人がいた。
「えっ?どうしてですか?」というリアクションをしたら、周囲の人たちが笑ってくれた。
まぁ、自分をネタにして笑ってくれるのは楽しいので、そのまま話を続けた。
話の続きで、育休中はさすがの私も夕食を作ってましたよ、と言ったら
先ほどアドバイスしてくれた人が「その話を先にしないと」と。

ふーん。そういうことか。
黙ってたら、家庭では毎日食事をつくり子供の世話をしつつ家事を完璧にこなし、
仕事も(そこそこ?)やってる女に見てもらえる、ということなんだろうか。
料理もできない女じゃダメじゃないか、ということなんだろうか。

・・・そういうイメージは、ぶち壊したいなぁ。

料理もできない女、と思われるのは別に、私はそんなに気にならない。
亭主にゴハンを作ってもらってることを恥ずかしいと思わないのだ。
だって、事実だから。

料理がまったくできないのではない、という言い訳はできる。
(これは、あくまでも言い訳、ね。)
亭主が疲れて動けない日とかたまの休日とか子供のお弁当とかは私が作っているし。
でも、毎日の朝ごはんと夕ごはんを作っているのは亭主、というのは厳然たる事実。
亭主が作った方が、ごはんに汁物、野菜料理に肉料理、と私が作るものよりも
献立としての品数が多く、作る手際も良い。

「食事作り、本当はできるんだけど、いろいろあって、やってないだけ」
・・・というのは、やってない人間のずるい言い訳でしかないのだと思っている。
要するに、私は毎日、献立を考えて子供の成長と家族の健康に良い食事を作ることができないのだ。
だから、亭主にやってもらっている。

日頃、料理を引き受けてくれている亭主の労には感謝している。
お互い仕事を持っている身だし、お互い疲れることもある。
亭主が料理できないとき、自分ができるときは自分でするように心がけている。
ただそれだけのことである。それでいいじゃないか。

という考え自体が、人によっては理解できないんだろうなぁ。
まぁ、理解されなくても別にいいけど。
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保育園のバレンタインデー

2006-02-14 09:51:36 | 子供と保育園と学童保育と
我が家の子供たち(正確には上二人)が、バレンタインデーを楽しみにしている。
長女(仮称ララ、6歳)と次女(仮称リリ、4歳)は同級生の男の子二人にチョコレートを渡すという。
それを見て末っ子(仮称ルル、2歳男)も、誰かにあげたくなったらしい。
誰にあげるのでもいい、ただ姉たちの真似がしたいというルルである。
亭主が一言「先生にあげたら?」
・・・ということで、ルルは担任の先生二人(女性)にあげることになった。

亭主が3人を近所のスーパーに連れていき、大袋入りの(バレンタイン用の特別なのではない)
チョコレートと、ラッピング用の袋を買ってきた。
子供たちは「これは○○くん」「これは○○せんせい!」とそれぞれ袋に分けた。

そして今朝。子供たちは「チョコレートあげるんだ!」とはりきっていた。
今日、保育園に子供を連れて行くのは私。
子供たちがチョコレートを渡すシーンを目撃できる、とちょっと楽しみにしていた。

しかし。
ルルの担任二人とも早番ではなかったようで、まだ来ていなかった。
代わりに来ていた先生に説明して、担任が来るまで預かってもらうことにする。
(ルルがそれまでに食べてしまわないように。)

次はリリとララの番だが・・・。
リリがあげたい、と言っていた男の子二人は、既に遊びに夢中。
リリが声をかけても、まったく感心ない様子で遊び続けている。
最年長、ララのお目当ての男の子二人は、まだ登園していなかった。
ということで、こちらも後回し。残念。

今日も私は夕方から仕事が入っている。
家に戻ったら、どうだったか、様子を教えてもらうことにしよう。
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子供の好き嫌い対策(2歳児向け)

2006-02-10 09:39:23 | 母乳育児・離乳・偏食
今朝の食事は、沖縄そば。
朝から沖縄そば?とちょこっと思ったが・・・
まぁ、亭主が用意した朝食なので、そんなことは顔に出さない。
それに我が家の子供たちはみんな、沖縄そばが大好きである。
でも一番、沖縄そばが好物なのは亭主。
献立を決めるのは亭主だし、少なくとも週に1回は沖縄そばが食卓に出る。

今朝の沖縄そばには、卵の薄焼きと、ソーセージが乗っていた。
末っ子(仮称ルル、2歳5ヶ月の男)が、そのソーセージを見るなり、私にくれようとした。
・・・ルルは、ソーセージが嫌いなのだ。

  子供って、食べ物の好き嫌いがあるのが普通なんじゃないかと思う。
  少なくとも我が家の3人は全員、何らかの好き嫌いがある。
  毎日ひもじい思いをしている訳でもないから、好きなものばかり食べたがる。
  親が食べさせたい、と思うものに限って、食べなかったりして。
  まぁ、嫌いな食べ物を好きになれ、というつもりはない。
  嫌いでも、我慢して食べられるようになって欲しいのだ。

ルルの器に乗っていた2本のソーセージのうち、1本は受け取った。
食べようとしたら、ララ(仮称、6歳の長女)が「ソーセージ食べたい!」と言う。
ララはソーセージが大好きなので、あげた。
さて。
ルルのもう1本のソーセージをどうしよう。

・・・2歳児向け、泣き落とし戦術をとることにした。
といっても泣くのは私ではない。
「ソーセージさん」である。

箸で持ったソーセージをぶるぶると震えさせる。
「ほら、ルル、見て!ソーセージさんが泣いてるよ!
 『わたしだけ、食べてもらえないのかなぁ』って泣いてるよ~!
 『ルルに食べてもらいたいのに、食べてもらってルルの元気のもとになりたいのに。
 おそばさんや、卵さんはルルに食べてもらってるのに。
 わたしだけ、食べてもらえなくて、悲しい』ってソーセージさんが泣いてる!」

ルルはソーセージに目をとめた。
震えているソーセージを見て、大きく口を開ける。
口にソーセージを入れてすかさず「あっ、ソーセージさんが泣きやんだ!」と声をかける。
「『ルルに食べてもらえて嬉しい』ってよ!」
ルルは得意げな顔で口をモグモグさせている。
「ソーセージさん、嬉しそう?喜んでる感じする?」
口いっぱいにソーセージをほおばったルルがうなずく。
噛み砕いて飲み込み「ソーセージさん、たべたよ!うれしいってよ!」と叫ぶ。
「そっかぁ。良かったね、ルル。ソーセージさん食べてあげたんだね。」
「ソーセージさん!もう、ないてないよ!」

2歳児の好き嫌い(偏食)なんて、この程度のものである。
本気で嫌いなのではなく「なんとなく」「食わず嫌い」なのだ。
しかし、こういう擬人化が通用するのは、まぁ、3歳くらいまでかな。
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保育園の節分

2006-02-04 12:07:57 | 子供と保育園と学童保育と
我が家の子供3人がお世話になっている保育園でも、節分を迎えた。

子供たちは、しばらく前から「もう2月になる、やだ~」「オニ、怖いよ~」
「節分の日は保育園に行きたくない~」と言っていた。
節分には、恐ろしい鬼がやってきて、園児全員を恐怖におとしいれるのだ。
ちょこっと鬼の面をつけただけの、ちゃちな鬼ではない。
保育園の先生による迫真のコスプレ(笑)で、ほとんど全員が泣くらしい。
当日の朝も、オニの話でもりあがる。

 ララ(6歳女)「今日、保育園に鬼が来るんだよ!怖いよ!」
 ルル(2歳男)「オニ!こわいよ!こわいよ!」
 亭主「ララは友達と一緒に鬼をやっつけるんじゃなかったのか?頑張れ!」
 ララ「男の子たちと鬼をやっつけるチーム作ってたんだけど・・・
    先生が、鬼は悪い子を捕まえに来るって言うんだよ。
    チーム作ってたの、いっつも先生に怒られてる子たちだったんだよ。
    やっぱり鬼とは戦えないって、チーム解散しちゃったんだよ~」
 私 「ララ、鬼は先生がやってるって知ってるんでしょう?それでも怖いの?」
 ララ「知ってるけど・・・怖いよ~~~!」
 リリ(4歳女)「おかあさん、オニが怖いからって保育園お休みするとオニが
    家に来るんだって・・・リリが病院に入院したら、病院にもオニ来るの?」
 私 「来るよ~。病気だから入院するんでしょう、悪い病気が身体から出て行く
    ように、ってオニが来るんじゃないかなぁ。」
    (・・・リリ・・・入院してまでオニを避けたいのか!?)

そんな感じで朝から騒がしかったが、亭主は子供たちを保育園に連れて行った。
(先生が大きな網を持って楽しそうに登園していた、という話を夜に聞いた。)
お迎えは私。
保育園に着くと、3人の子全員が口々に今年の鬼について報告してきた。
「○○せんせいだった!○○せんせいだった!」と何回も繰り返すのは、
鬼の正体が自分の担任だったことに衝撃を受けたらしい、ルル。
「今年の鬼が一番怖かったよ・・・」と詳しく鬼の様子を話す、ララ。
大きな太い金棒を持った全身青づくめの青鬼。
子供を捕まえる、大きなアミ(虫取り網の大きなもの)を手にした赤鬼。
網に捕らえられた子供もいたらしい。
リリは「オニはリリを追っかけなかったんだよ!リリはいい子だから!」と
自慢していたが・・・ララの話によると、追われなくても大泣きだったそうだ。

主任保育士さんが、園庭の掃き掃除をしていた。
「1年で一番楽しい日が終わりましたね」と声をかけたら、詳しく節分の様子を話してくれた。
・・・本当に、楽しかったらしい。

私の勝手な想像だが、保育園の節分は、子供たちに振り回されている先生たちの
良いストレス解消の機会なんじゃないかと思う。
日頃、手のかかるワガママなヤツらを徹底的に追い回し、泣かす。
行事を利用した、健全なストレス解消(笑)
本来、行事なんて、そういうものだ。

子供の教育上、鬼に追われるという恐怖体験は良いことだと思う。
心の底から思いっきり、怖いと感じる。恐怖におびえて激しく泣く。
これは、生き生きとした感情の幅を持つ人間になるのに役立つのではなかろうか。

もちろん、一定時間がすぎれば恐ろしい鬼は優しい先生に戻る。
で、鬼のコスチュームの先生と、ピースサインをして一緒に記念撮影。
・・・子供にしてみれば、日常が突如として地獄絵に変わる。
そしてまた、平穏な日常へ戻る、という感じだろうか。
たった一日で、すごい体験だよなぁ。

唯一、親として残念なのは、発表会などと違ってビデオに記録されてないこと(笑)
先生がとった写真だけでも雰囲気は十分伝わるから、まぁいいんですけどね。
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亭主がいない一日

2006-02-01 09:46:52 | ワーキングマザー
亭主の出張の日。
出張といっても日帰りなのだが、亭主は家事に育児に大活躍のワーキングファーザーなので、
彼が一日いない日というのは私にとっては大変な一日である。

朝6時15分発のバスに乗りたい、と言っていたので、バスターミナルまで送る気でいた。
(我が家からバスターミナルまで、車で15分くらいの距離である。)
しかし、そういう晩に限って末っ子(仮称ルル、2歳男)の夜泣きがひどい。
体調が下り坂、というのもあるかもしれないのだが。
私の布団に連れてきて寝かしたが、こちらもゆっくりは寝られない。うう、寝不足。
・・・朝、目を覚ましたら亭主の姿はなかった。気を遣って自分で行ったようだ。

子供たちを起こして順番にトイレに行かせる。
前の晩に仕込んでおいた野菜スープを温めなおし、COMOのモーニングクロワッサン
を朝食として出す。
(このクロワッサンは賞味期限1ヶ月というスグレモノ、我が家の常備食である。)
子供たちは、口々に同じ事を尋ねる。
「おとうさんは?」「おとうさん、いないの?」「おとうさん、どこ?」
訊かれるたびに同じ答えを少しずつ変えて繰り返す。
「もう出たよ。今日はナハでお仕事なんだって。」
「お仕事だよ。夜には帰って来るって。」
「今日は早くからお仕事なんだよ。今頃はバスに乗ってるはず。」

ルルは食べさせてやらないといけないが、あと二人は自分で食べた。
着替えもトイレも、ルルだけは手伝ってやらなくてはいけない。
そして、子供たちの体温測定、保育園の連絡帳書き、投薬、ゴミ出し。
・・・いつもは夫婦でやっていることを、すべて一人でぬかりなく。

8時半、定刻に保育園に到着。子供たちは上機嫌。
保育園に送り込み、したくをさせ、いったん家に戻る。
洗濯にとりかかろうとして、上の子二人のパジャマが洗濯機に入っていることに気づく。
いつもは脱ぎ捨ててあるのだが、今日はお父さんがいないので頑張ったのかも。
洗濯機を回し、野菜スープの残りを利用してカレーを作り、炊飯器のタイマーをセットして、出勤。
部分休業制度で出勤時間が遅くなっているのは、本当に助かる。

夕方、5時15分に職場を去る。
保育園のお迎えは、母親としての喜びが感じられる時間だ。
「おかあさん!ルルのおかあさん!」と抱きついてくるルル。
「みて、サカナ作ったんだよ!」とチラシで作った魚を見せてくれるリリ(次女4歳)。
「あいうえお表が終わったんだよ!でも『ゆ』だけ変な形になっちゃった。」と
いうララ(長女6歳)。
「終わっただけでも偉いよ、また次の時に頑張ろうね」とテキトーにフォローして、
3人を連れて保育園から出る。

家のドアを開けると、ご飯が炊き上がったにおいがする。
カレーを温め、おつゆ(鶏がらスープにわかめと溶き卵)を作り、夕食の配膳。
子供たちはテーブルのしたくを手伝ってくれた。

食べている最中に、ドアをノックする音がした。ヨッシーが来たのだ。
ヨッシーは我が家のベビーシッター兼家事ヘルパー、子供たちに大人気である。
「ヨッシー!ヨッシーが来た!!」と子供たちは大騒ぎ。
「早く食べ終わった人からヨッシーと遊んでいいよ」というと、必死で食べ始めた。
私は6時半からまた仕事の会合があるので、ヨッシーに来てもらったのだ。
9時までには戻る予定で、ヨッシーに留守を頼み、家を出る。
子供たちはヨッシーと遊ぶのに夢中で、あっさりバイバイしてくれた。

会合は定刻より少し早めに終わり、8時半過ぎには家に戻ることができた。
「おかあさん、おかえり!おとうさんの方が先だったよ!」とララが言う。
リリはヨッシーと紙飛行機を作って遊び、ルルはお父さんの膝にいた。


・・・こうして、亭主がいない日は終わった。
出張は私のほうが多いから、亭主はたびたび、こういう日を過ごしているのだ。
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