とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

良い人がいる社会

2005-01-30 01:26:40 | ワーキングマザー
まず、ハードだったここ数日のことから話は始まる。

26日は保育園のお弁当会だった。
日頃、料理をしない私が弁当を作るのでいつもお弁当会の朝は5時に起きるのだが、その日は緊張もあって3時に目が覚めてしまい、もう寝ることもできず、弁当を作った。
そのまま仕事に行き、夜まで仕事をし、帰宅したのは深夜11時半。
翌27日は出張で、午前中は普通に仕事をし、午後から自家用車を運転して出張先に行き、その足で空港にむかい、東京のホテルに着いたのは夜10時半だった。
ホテルでは20年ぶりに会った友達と一緒に泊まり、話し込んで、睡眠時間4時間。
28日は午前午後と東京で会議。
午前中の会議は一睡もしなかった(できないような会議だった)が、午後の会合は何度か気を失って(苦笑)いた。
会合が予定時刻に終了せず、帰りの飛行機に間に合わせるために駅まで走った、走った。

・・・という感じで、羽田空港に着いた時にはもう疲れきっていた。
そして、携帯電話をトイレに置き忘れてしまったのだ。
トイレの個室でコートを脱ぎ、預ける荷物の中にコートを入れる前にポケットから携帯をとりだした。
それから携帯に関する記憶がない。

荷物を預ける時に気づき、急いでトイレに戻ったが、既になくなっていた。
10分もたっていないはずだ、と近くのインフォメーションデスクで尋ねてみたが届けなどはない。
しかたなく、その場で遺失物届けの書類を出し、飛行機に乗りこんだ。

疲れも加わって気分は真っ暗である。
飛行機の中で寝て、更に車を運転すること1時間半、自宅に着いたのは深夜12時をすぎていた。
携帯を悪用されたらどうしよう、などという悪い想像はできるだけしないことにして・・・
翌29日の朝、携帯電話会社に利用停止手続きのため電話をした。

土曜日の保育園は午前保育である。
お昼に迎えに行った車の中で、ルル(第3子、男、1歳5ヶ月)が寝てしまった。
家に着いたので姉二人を車からおろし、私はそのままルルの隣でシートを倒して寝ていた。
そしたら、家に電話がかかってきたらしい。(私は寝ていたので気づかなかった。)

羽田空港の遺失物担当からだった。携帯電話がみつかったという。
こちらから羽田空港遺失物担当に電話をかけ直した。
特徴などを尋ねられたので答え、間違いない、ということで着払いで送ってもらうことになった。
届けてくれた人にお礼をしたいと思ったが、名前や住所などはわからない、という。

この社会には、良い人がいるのだ。
名前もわからない、良い人と、こんな風に縁があったのは幸せなことだ。
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後悔する、ということ

2005-01-13 00:47:20 | 育児
昨日のできごと。
夕食後に「鏡開き」と称して子供たちと鏡餅(中に小さな丸餅が5個入っていた)を食べた。
きなこ、のり巻き(しょうゆ味)で食べたのだが、5個だけだったのであっという間に食べ終わり、子供たちは「まだおなかがすいてる!」とうるさい(夕食後なのに)。
うるさいので、残ったきなこを利用し、もち粉でだんごを作らせて「きなこだんご」を食べさせよう、と もち粉 を出した。以前にこれはやったことがあるのだ。

[子供と作るデザート きなこだんご:30分コース(2、3歳から可能)]

材料:もち粉 100g、水 90g(適宜増減する)
   きなこ(砂糖を適宜混ぜて甘くしたもの)
手順 1.もち粉と水をボウルに入れる
   2.手をよく洗った3歳児にボウルの中の材料をこねさせる
   3.水ともち粉が十分に混ざったら、小さいおだんごを作らせる。
   4.鍋に湯を沸かし、だんごを入れて、浮いてきたものから穴あきお玉ですくう
   5.きなこをまぶしたら、できあがり。

という具合でやるつもりで、リリ(仮称、3歳女)に声をかけたら・・・
「つかれたから、やらない。おかあさんつくって~」
という返事である。
(3歳で「疲れた」というセリフもどうかと思うが、親の口癖がうつったのだろうか。最近は朝起きると「つかれた~ あるけない~ おかあさん~ だっこして~」というリリである。)
疲れたというよりは、お父さんと弟のルル(仮称、1歳半)と風船で遊び始めたところだったので、中断したくなかったというのが本当の所だろう。

まぁ、リリがそういうのなら、と姉のララ(仮称、5歳)を誘った。
ララは「やるやる~!!」と読んでいた本を放り出して台所に来たので、やらせる。
ウサギ(?)やへび(?)の形のだんごを作っていたが、途中からは私がだんごを作り、ララは鍋の中で浮いてきただんごをお玉ですくう役を嬉々としてやっていた。
なかなか手際がいいので「ララ上手~!こんなに上手にやってくれると、おかあさん助かる~!」とほめちぎるうちに、きなこだんごは完成した。

皿に載せ、楊枝で刺し、食卓に持っていった。
食いしん坊のリリとルルはもちろん、甘いものは敬遠しがちな亭主もかなり食べた。
「ララが上手に作ったからね~。ありがとうね~」とほめ続けていたら、リリが食べるのをやめ、泣き出した。
「リリもつくりたかった~。おかあさんと、きなこだんご、つくりたい~」と泣いて駄々をこねる。
・・・今頃そう言われてもなぁ。
もう、きなこがなくなっちゃったし、これ以上つくっても、みんなたぶん食べないぞ。
リリは、ララがほめられたから悔しいのだ。自分も上手に作って私にほめてもらいたいのだろう。
でも誘った時に断ったのはリリ本人である。それを忘れてもらっては困る。

「おかあさんが『一緒に作る?』って聞いたとき、リリは『つかれた~』って言ったんだよね」
と確認すると、リリは泣きながらうなずいた。
「つかれた、って言わなければよかったね。作るって言えばよかったのにね」
とダメ押しすると「おかあさんと つくる~ おみせいって きなこ かってくる~」と泣きながら言う。
・・・そりゃあ確かに不可能じゃないが、こちらとしては、そんなことをする気はまったくない。
この際だから「自分がした選択を、自分でふりかえり、後悔すること」を学習してもらうことにして、3歳児でもわかりそうな言葉で説明した。

「きなこもちを作らない」のは、リリが自分で決めたこと。
自分で何かを決めるとはどういうことか、を3歳であっても理解すべきだ。
取り返しのつかない残念な決定をしてしまうこと、が誰の人生にもたくさんあるのだ。
パソコンやゲームマシンじゃないんだし、それはもうリセットできない。
その瞬間に戻って決定し直すわけにはいかないのだ。
そういうことになってしまったら、心ゆくまで嘆き悲しんで後悔し、次に同じようなことで後悔しなくて済むよう心がけるしかない、のだ。

3歳のリリに「後悔する」ことがどこまで判ったかは不明だが、横で聞いていたララは思い当たったことがあったらしく「ララも後悔したことがあるよ」と自分の体験を話し出した。
抱いたままリリを泣かせつつ「次におかあさんがきなこもちを作ろうって言ったら、遊ぶのをやめて、一緒に作ろうね」と何度かいいきかせた。リリは泣きながらうなずいていた。

もう存分に泣いたかな、と録画しておいたテレビ番組の話(アルゴリズム行進を忍者がやってた!)をしたら、ぴたっと泣き止み「みる!みせて!」と姉と一緒にはしゃぎ始めた。子供は思いっきり泣けば、ころっと気分転換する。
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娘いわく、1月が全部休みだったらいいのに。

2005-01-04 19:52:25 | 子供語録
仕事初めである。保育園のカレンダーは「保育初め」となっている。
「お休みは6日だけかぁ。もっともっと、1月がぜーーんぶ休みだったらいいのに」と言っていた長女をはじめとして、3人の子全員が元気に保育園に行った。
末の子の下痢は3日の朝が最後で、その後は絶えてないので、もう大丈夫だろう。(←親の願望。)
コメント (3)
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