とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

ほめことばカルタ

2008-07-31 08:20:38 | 子供と保育園と学童保育と
小学校1年生のリリの夏休み。
自由課題の一つとして、「しょしゃ」(書写)といって、詩や文章を書き写しながら、ひらがなの練習をさせている。
たいていは、学童保育に持って行ってやっている。

ある日、川崎洋の「はやしことばカルタ」を書写させた。(川崎洋 詩集より)

あんぽんたん
いじわる
うそつき
えっち
・・・と続き、「わるがき」で終わる罵詈雑言集である(笑)
もちろん私はこの詩?が大好きで、だから書写させたのだ。
リリ本人も大喜びだったのだが、学童の先生に「もっと良い言葉のはないの?」と言われたらしい。

バラエティある悪口が言えるって生き延びるためには大事なことだと思うんだけどなぁ~。
でも、まぁ、常識的にはこういうのって教育的にはまずいかも。
それにネガティブな言葉ばかりではバランスってものが悪いか。
よぅし、じゃあ、考えてみるか。

…ということでオリジナルの「ほめことばカルタ」をリリ用に作ってみた。
これもリリは喜んでくれたし、学童保育の先生からの苦情もなかったようだ。
以下に、載せておく。


「ほめことばカルタ」

あいしてる
いちばん
うつくしい
えらい
おりこう
かしこい
きれい
ぐっど
けっこう
こどもらしい
さわやか
しんけん
すごい
ぜんぶいい
そのままでいい
たのしい
ちゅうしたい
つかれない
てんさい
ともだちおもい
なかない
にこにこ
ぬくもりがある
ねばりづよい
のんびり
はなやか
びじん
ぷれぜんと
へいわ
ほんわか
まじめ
みりょくてき
むりしない
めでたい
もうしぶんない
やさしい
ゆうしゅう
よい
らく
りっぱ
るうきい
れいぎただしい
ろまんちっく
わくわく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹馬の練習

2008-04-25 03:50:10 | 子供と保育園と学童保育と
保育園では、4歳児クラスの運動会種目に「竹馬」というのがある。
保護者による手作りの竹馬(竹馬、というが竹でなくてもよく、木製の
ものが最も多い)を園に持ってきて、竹馬が乗れるようになるまで練習し、
運動会では園庭を1周したり段差がある所を竹馬でのぼりおりしてみせるのだ。
「4歳児クラスは竹馬」と保育園児は、楽しみにしている。

さて。
我が家の末っ子長男坊、負けず嫌いだがまだまだ甘ったれのルル(仮称)4歳。
昨日から保育園で竹馬の練習を始めたらしい。
夕方、私が家に戻るなり、左足の人さし指に巻いたバンドエイドを見せてくれた。
「どうしたの?」と尋ねた。

「タケウマで むけた。
 せんせいが はってくれた。」という。

そうか。
お姉ちゃんたちも、足を傷だらけにしながら、竹馬の練習、頑張っていた。
すり傷をつくり、足の指や手の皮がむけたり血が出たりしながらも、
痛いのに負けないで練習して、竹馬が乗れるようになっていたんだよ、と話した。

すると横から姉(卒園して小学生になったばかり)のリリ(6歳)が
「そうだよ!」と大きな声で口を挟んできた。
「リリも、ルルにそうやって、おしえてたんだよ!
 ち もでるし、けが したけど、リリもがんばったんだから、ルルもがんばれ!
 ・・・ってリリは、ルルに、おしえてたんだよ!」という。
はいはい。お姉ちゃん、ありがとうね。

ルルはまだ私に見せたいものがあったらしく、右足のすねを出し、そこにあるすり傷も見せてくれた。
「どうしたの?」「タケウマでけがした」。
「そう、痛かったねー。大変だったねー。(ルル、うなずく。)
 でも足のゆびの皮がむけても、足を怪我しても竹馬の練習、頑張ってるなんて。
 ルルは偉いねー。」とほめておいた。
ルルは満足げにうなずいていた。

これくらいの年頃の子供は、親に自分の怪我を見せたいのだろう。
親に心配してもらったり慰めてもらったり励ましてもらったり、したいんだと思う。
保育園で遭遇した、痛かったこと、辛かったこと、を親に話して…親が関心をもって話を聞いて返事したら、子供一人で担う痛み、辛さではなくなるのだろう。

仕事で帰宅時刻が遅くなると家に帰っても子供の寝顔しか見れない日もあるが、
できるだけ、早く帰ってちゃんと子供の話を聞くようにしよう、と思った。

頑張らなくちゃいけないことは、世の中に、いっぱいある。
痛くても、辛くても、血が出ても、やらなくちゃいけない。
途中で投げ出してはならない、続けなくちゃいけない、努力。
学校とか人生とか仕事って、そういう努力の連続、というような気がする。

でも大人になってから突然、そんな努力ができる人間になれる訳はない。
小さな子供のうちから明確な目標をもって努力する、頑張ることは、大事だと思う。
年齢に応じた課題、目標を提示し、そのために子供が頑張るよう指導してくれる、
保育園ってすごいところだなぁ、と改めて思った。
良い保育園に出会えたことを感謝するばかりではなく、
園と家庭と、両方で子供の「育ち」を邪魔しないようにしていかなければ。

翌朝、登園時には保育士さんの方からルルの竹馬練習のことを話してきた。
ルルは竹馬の練習を始めてすぐ転び、最初にすねを怪我して、
その後はずっと泣きながら竹馬の練習をしてたらしい。

…泣きながら?ルルはそんなことは一言もいわなかったけど。
親には泣いた話はしたくなかったんだろう。4歳児のプライド。

すねの怪我はたかが、という程度の、すり傷。
「泣くくらいなら、やらなくていい」と先生は言ったそうだ。
でもルルは泣きながら「やる」と言って、泣きながら竹馬の練習を続けたそうだ。
学童保育に来ているリリお姉ちゃんが自分の体験も話して励ましていたとか。
(この部分は昨晩リリから聞いていた通りだ。)
裸足で木製の竹馬にのるので、竹馬をつかむ足の指の皮がむけてくる。
先生が気づいてバンドエイドを持ってきて、ルルはそこで竹馬の練習をやめたらしい。

一部始終を先生が話している間、ルルは恥ずかしそうに横を向いていた。

それにしても、泣きながらも挑戦を続けるなんて、なんともいじらしいことである。
これはもう一度、親の立場で正当に評価して、励ましてやらねば。

先生から離れた場所で「ルル、内緒話しよう!」と言って、ルルに耳打ちした。
「すごいねルル!痛くて泣いても、竹馬、頑張ったんだね!
 お兄ちゃんだね!偉いね!もっともっと、いっぱい頑張るんだよ!
 絶対、絶対、竹馬、乗れるようになるよ!」
ルルは真剣な面持ちでうなずいた。

ルルが竹馬を乗りこなせるようになる日は、そう遠くないに違いない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男児用エプロン

2008-01-26 21:29:10 | 子供と保育園と学童保育と
保育園で「ムーチーを作る」という親子イベントがあった。
(ムーチーについてはこちらのサイト参照。沖縄では旧暦の12月8日に食べる風習がある。)
この日は、子供たちもエプロンを着用して作るのである。

ルル(4歳)用のエプロンがそろそろ小さくなってきたので、新しく買おうとしたら、
男の子用のエプロンって、ほとんど選択肢がない。
女の子用は可愛いのがたくさん売ってるのに。
結局、買わずに家に戻ってしまった。

しばらく姉(リリ、6歳)のエプロンを見ていたら、ごく簡単な作りであることに気づいた。
これなら作れる?と思って、ルルが最近気に入っているドラゴンボールの布を買ってきて、
裁断、アイロン、ミシンがけ。2時間程度の作業だった。
ルルは家でも結構、台所に立ちたがるので、エプロンの出番も多い見込み。

完成品を着用し、頭にはウルトラマンの手ぬぐい巻いて、ルル、大満足。
画像を載せます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お姉ちゃんの自覚

2007-10-19 18:25:57 | 子供と保育園と学童保育と
6歳のリリ(次女)が、最近なんだか「お姉ちゃん」らしくなっている。
これまではルル(4歳男、末っ子)と同レベルで争うことが多かったのだが、
「ルルの方が小さいから」と譲ったりできるようになってきている。

そんなある日。
帰宅したら、ルルがアゴに怪我をしていた。かすり傷、ちょっと痛そう。
でもまぁ、そう大きな怪我でもなく。
で、その日は亭主とデート(笑)の予定だったのでそのまま外出。

食事をしながら、亭主がルルの怪我について詳しい話をしてくれた。
保育園に迎えに行った亭主は、先生から聞いたという。

保育園の鉄棒が好きになっているルル。
少し高めの鉄棒に両手でぶら下がったルルの所にリリがやってきて。
下からルルの両足を持ったが、もちろんリリの力では支えきれるはずもなく。

なのに、ふとした拍子にルルが両手を離したらしい。
足をリリに持たれたまま、ルルは頭から地面に激突。
額を打ち、アゴをすりむき…大泣きのルル。

リリは、真っ青になったらしい。
遠くから先生たちが見ていたので、すぐに駆けつけてルルの手当をして。
怪我はたいしたことないし、誰もリリを責めてはいない、らしい。

そう。リリのせいというよりはアクシデント、ただの事故。
でも本気で青ざめたリリは、自分の責任だと思ったようだ。
リリは一言もそんなことは言わない。
というか、ルルの怪我についてリリは何も言わない。
それはまだ自分のせいだと思ってるためかも?と、ちょっと心配になった。


酔っ払った亭主とともに帰宅して子供たちを引き取り、寝かしつける時に
ちょっとリリのベッドに上がって小さな声で話をすることにした。

「リリ、ルルの怪我について聞きたいんだけど」
リリ、沈黙。

うーん。この沈黙は、ルルの怪我は自分のせいだと思ってるためだ、と確信。
自分に都合が悪いことについて、リリは絶対、自分から話そうとしない。
沈黙したのは、自分のためにルルが怪我をした、とリリが思い込んでるためだ。

「先生が見てた、ってお父さんから聞いたんだけど、ルルが怪我したとき、
 リリはすぐ近くにいたんだって?
 で、ルルが怪我して、リリがすっごく心配そうな顔してた、って先生が言ってたってよ?」

リリ、沈黙のまま。
でも思いっきり続けることにした。

「先生が見てたからわかるんだけど、ルルの怪我は、リリのせいじゃないよ。
 ルルが怪我したの、リリが、自分のせいって思っちゃったんじゃないかって、
 先生も心配してたってよ?
 ルルの怪我は、リリのせいじゃなくて、ただの事故なんだって。
 リリはもしかして『ルルが怪我したのは、リリのせい』って思ってたんじゃない?
 『違う』って先生は言ってたからね。リリのせいじゃないからね。」

リリは黙ったまま目を閉じ、両手のこぶしを目に当て、涙をぬぐった。
声も出さずに泣いている、リリ。

かわいそうに。
弟の怪我に責任を感じて、どれほど心を痛めたことだろう。
大人の言葉でこうしてはっきり否定されるまで、自分のせいだと思っていたのだ。
気づいて、否定してあげることができて、よかった。
そのまま目を開けようとしないリリに頬ずりし、抱きしめた。

「リリは、立派なお姉ちゃんだね。
 ルルの怪我を、自分のせいだと思ってたんだね。
 でも、違うからね。リリのせいじゃないよ。ただの事故だから。
 心配しないでおやすみ。いい夢を見てね。」

リリは小さくうなずき、じきに寝息をたてはじめた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門の外

2007-07-21 05:13:05 | 子供と保育園と学童保育と
保育園も年長児ともなると「お泊まり保育」というものがある。
リリ(5歳、次女)は去年に引き続き今年が二回目、もうすっかり慣れたもの。
とってもとっても楽しみにしていた。

しかし、台風が去ったあと、どうも喘息気味のリリ。
前の晩も軽い発作を起こして一度吸入している。
お泊まり保育の最中に発作で帰宅・・・なんてことになっては困る。
夕方のララ(7歳、長女、保育園併設の学童保育に行っている)とルル(3歳、長男)
のお迎え時間を利用して、予防薬を少し多めに飲ませることにした。

病院に私だけ行き、予防薬を処方してもらい、保育園に行ったら、なぜか亭主の車が。
あれ?今日は仕事で遅くなるからお迎えに行くのは私ってことになってたのに?と
思っていたら、亭主が保育園から出てきて。

リリの登園バッグにお泊まり保育に必要な品が一つ、入っていなかったらしい。
亭主の所に連絡があり、ちょうど仕事で家の近くに来る用もあったので届けたそうだ。
すぐに仕事に戻らなくちゃならない、と亭主は自分の車に向かった。
リリは2階にいた、と言っていたので、園の1階で遊んでいるはずのルルやララに見つからないよう2階に行った。
リリに薬を飲ませ、寝る前の貼り薬を先生に渡し、使用法を説明した。

この間、10分はかかっていない・・・と思う。

さぁ、帰ろう、と1階でララとルルの姿を探した。
ララはすぐに見つかったが、ルルがいない。ルルの登園バッグもない。
園庭。保育室。トイレ。どこを探してもいない。

園長先生は「お父さんが来てましたよ、一緒に帰ったんじゃないですか?」と言う。
そんなはずはない。外で会った時、亭主は一人だった。
他の子たちが口々に言う。
「ルルは、じぶんの、バッグもって、かえったよ」
「おかあさんが、おむかえにくる、って いってたよ」

私の姿を見つけて2階に追っていったのかもしれない。
先生の一人が2階まで探しに行ってくれた。
私はもしかして、と外に停めた車の所まで行ったが、ルルの姿は見あたらない。
園に戻ったら2階に行った先生がちょうど下りてきたところだった。
「2階にもいません。」

ルルはどこに行ったのだろう。
保育園の門の外に出て、叫んだ。

「ルル!ルル! どこにいるの!?」

車が一台、前の道路を通り過ぎて行った。
そのあとの道路の上に、ルルがいた。
肩に大きな登園バッグをかけて、身体を傾けながら、
口をへの字に曲げ、いじけた表情でこちらに向かって歩いて来る。

駆け寄って抱きしめた。
「ルル!良かった!
 ごめんね、お母さんを探してたんでしょう」というと無言で抱きついてきた。

不安だったろう。
寂しかったろう。
ともかく、無事で良かった。

様々な話を総合すると、ルルは亭主に「お母さんがお迎えに来る」と言われたらしい。
それで園の先生方が目を離したすきに私を探して一人で門外に出たようだ。
私の車を見つけ、私がいなかったので、車の側で待っていたらしい。
車まで見に行った時に私が周囲をぐるっと探していたら、いたはずだ。
「おかあさんの、あし だけ、みえた」と後でルルは言っていたから。
園の先生方は恐縮していっぱい謝ってくれたが、園外に出る時は必ず親と一緒に、
と言われているのを守らなかったルルも悪いのだ。

リリがいなくて寂しいのもあってか、ルルはその後ずっと私の側を離れようとはしなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園のバレンタインデー

2006-02-14 09:51:36 | 子供と保育園と学童保育と
我が家の子供たち(正確には上二人)が、バレンタインデーを楽しみにしている。
長女(仮称ララ、6歳)と次女(仮称リリ、4歳)は同級生の男の子二人にチョコレートを渡すという。
それを見て末っ子(仮称ルル、2歳男)も、誰かにあげたくなったらしい。
誰にあげるのでもいい、ただ姉たちの真似がしたいというルルである。
亭主が一言「先生にあげたら?」
・・・ということで、ルルは担任の先生二人(女性)にあげることになった。

亭主が3人を近所のスーパーに連れていき、大袋入りの(バレンタイン用の特別なのではない)
チョコレートと、ラッピング用の袋を買ってきた。
子供たちは「これは○○くん」「これは○○せんせい!」とそれぞれ袋に分けた。

そして今朝。子供たちは「チョコレートあげるんだ!」とはりきっていた。
今日、保育園に子供を連れて行くのは私。
子供たちがチョコレートを渡すシーンを目撃できる、とちょっと楽しみにしていた。

しかし。
ルルの担任二人とも早番ではなかったようで、まだ来ていなかった。
代わりに来ていた先生に説明して、担任が来るまで預かってもらうことにする。
(ルルがそれまでに食べてしまわないように。)

次はリリとララの番だが・・・。
リリがあげたい、と言っていた男の子二人は、既に遊びに夢中。
リリが声をかけても、まったく感心ない様子で遊び続けている。
最年長、ララのお目当ての男の子二人は、まだ登園していなかった。
ということで、こちらも後回し。残念。

今日も私は夕方から仕事が入っている。
家に戻ったら、どうだったか、様子を教えてもらうことにしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園の節分

2006-02-04 12:07:57 | 子供と保育園と学童保育と
我が家の子供3人がお世話になっている保育園でも、節分を迎えた。

子供たちは、しばらく前から「もう2月になる、やだ~」「オニ、怖いよ~」
「節分の日は保育園に行きたくない~」と言っていた。
節分には、恐ろしい鬼がやってきて、園児全員を恐怖におとしいれるのだ。
ちょこっと鬼の面をつけただけの、ちゃちな鬼ではない。
保育園の先生による迫真のコスプレ(笑)で、ほとんど全員が泣くらしい。
当日の朝も、オニの話でもりあがる。

 ララ(6歳女)「今日、保育園に鬼が来るんだよ!怖いよ!」
 ルル(2歳男)「オニ!こわいよ!こわいよ!」
 亭主「ララは友達と一緒に鬼をやっつけるんじゃなかったのか?頑張れ!」
 ララ「男の子たちと鬼をやっつけるチーム作ってたんだけど・・・
    先生が、鬼は悪い子を捕まえに来るって言うんだよ。
    チーム作ってたの、いっつも先生に怒られてる子たちだったんだよ。
    やっぱり鬼とは戦えないって、チーム解散しちゃったんだよ~」
 私 「ララ、鬼は先生がやってるって知ってるんでしょう?それでも怖いの?」
 ララ「知ってるけど・・・怖いよ~~~!」
 リリ(4歳女)「おかあさん、オニが怖いからって保育園お休みするとオニが
    家に来るんだって・・・リリが病院に入院したら、病院にもオニ来るの?」
 私 「来るよ~。病気だから入院するんでしょう、悪い病気が身体から出て行く
    ように、ってオニが来るんじゃないかなぁ。」
    (・・・リリ・・・入院してまでオニを避けたいのか!?)

そんな感じで朝から騒がしかったが、亭主は子供たちを保育園に連れて行った。
(先生が大きな網を持って楽しそうに登園していた、という話を夜に聞いた。)
お迎えは私。
保育園に着くと、3人の子全員が口々に今年の鬼について報告してきた。
「○○せんせいだった!○○せんせいだった!」と何回も繰り返すのは、
鬼の正体が自分の担任だったことに衝撃を受けたらしい、ルル。
「今年の鬼が一番怖かったよ・・・」と詳しく鬼の様子を話す、ララ。
大きな太い金棒を持った全身青づくめの青鬼。
子供を捕まえる、大きなアミ(虫取り網の大きなもの)を手にした赤鬼。
網に捕らえられた子供もいたらしい。
リリは「オニはリリを追っかけなかったんだよ!リリはいい子だから!」と
自慢していたが・・・ララの話によると、追われなくても大泣きだったそうだ。

主任保育士さんが、園庭の掃き掃除をしていた。
「1年で一番楽しい日が終わりましたね」と声をかけたら、詳しく節分の様子を話してくれた。
・・・本当に、楽しかったらしい。

私の勝手な想像だが、保育園の節分は、子供たちに振り回されている先生たちの
良いストレス解消の機会なんじゃないかと思う。
日頃、手のかかるワガママなヤツらを徹底的に追い回し、泣かす。
行事を利用した、健全なストレス解消(笑)
本来、行事なんて、そういうものだ。

子供の教育上、鬼に追われるという恐怖体験は良いことだと思う。
心の底から思いっきり、怖いと感じる。恐怖におびえて激しく泣く。
これは、生き生きとした感情の幅を持つ人間になるのに役立つのではなかろうか。

もちろん、一定時間がすぎれば恐ろしい鬼は優しい先生に戻る。
で、鬼のコスチュームの先生と、ピースサインをして一緒に記念撮影。
・・・子供にしてみれば、日常が突如として地獄絵に変わる。
そしてまた、平穏な日常へ戻る、という感じだろうか。
たった一日で、すごい体験だよなぁ。

唯一、親として残念なのは、発表会などと違ってビデオに記録されてないこと(笑)
先生がとった写真だけでも雰囲気は十分伝わるから、まぁいいんですけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘れ物

2005-10-12 00:45:07 | 子供と保育園と学童保育と
今日は、忘れ物があった。
自分の物を忘れたのではなく、子供が保育園に持参すべきものを持たせなかったのだ。

子供たちが通っている保育園では、週に一度、スイミングスクールに行く日がある。
近所のスイミングスクールと契約していて、時間になるとスクールのバスが保育園に
迎えに来る。スクールへも保育園の先生が引率して、連れて行ってくれるのだ。

我が家の子供ではララ(仮称、6歳女)とリリ(4歳女)がスイミングに行っている。
スイミングに行く日は、スイミングバッグを用意しなくてはならない。
中に入れるものは、水着と帽子、着替え1組、タオル1枚、濡れた水着を入れる
ビニール袋1枚。
もちろんスイミングの日も、保育園用の登園カバンを用意して持たせる必要がある。
登園カバンの中身は、着替え5組、昼寝用のパジャマ1組、歯ブラシとコップ、
タオル2種(フェイスタオル1枚とひも付きタオル1枚)、脱いだ服を入れる
ビニール袋1枚、連絡帳(細かい点は年齢によって多少の差がある)。

我が家では毎日、亭主か私かのどちらかが3人分の登園バッグを用意している。
用意するのはたいていは前日の晩。時には登園前の朝ということもある。
今日の分を用意したのは亭主である。
そして、スイミングバッグに水着と帽子を入れるのを忘れたのだ。二人分とも。

保育園でバスに乗る前に水着に着替えるので、その時点で判明したそうだ。
二人ともスイミングに行かず、園に残ってお庭で遊んだ、と言っていた。
「ねーねー(ララ)がカマキリを見つけたんだよ!」とリリが嬉しそうに報告して
くれたのは救いではある。

それにしても。
・・・可愛そうなことをしたなぁ、と亭主は言う。同感である。
亭主も肝心な物を入れ忘れたことにショックを受けているようだ。
準備したのが亭主だとはいえ、彼一人に責任を押し付ける訳にはいかない。
(入れ忘れたことを責め、以後、登園準備が私だけの責任になっても困るし。)
まぁ、こういう場合は連帯責任である。
亭主も私も「ごめんね、水着入れるの忘れて」と子供たちに謝った。

とりあえず、明日の登園準備は私がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亭主による保護者懇談会出席談

2005-05-16 09:57:26 | 子供と保育園と学童保育と
14日は保育園で保護者懇談会があったのだが、私は仕事で出られなかったので、亭主に出席を頼んだ。
以下、晩酌を手にしていた亭主から聞き出した話。

懇談会が開かれたのは、リリ(次女)のクラス。
10人弱の出席者で、父親は亭主ただ一人だったらしい。
担任と、よくしゃべる母親が二人、その3人の雑談風に会は進行したという。

質問したいと思っていたことを訊けなかった、と亭主は言う。
リリが弟とお母さんを取り合う時どう指導したらいいのか、と尋ねたかったらしいが・・・
なんとなく訊けないまま、終わってしまったらしい。
職場の研究会等では、誰も質問しなくて亭主一人手を挙げて質問するても、全然平気だそうだ。
だか、今回の懇談会では、どのタイミングで訊いていいのかわからなかった、という。

よくしゃべる母親たち+担任(女性)の井戸端会議風の会。
しゃべる人たちは良いけれど、そうでない人たちには入りにくい雰囲気があるだろう。
まして、ただ一人の男という立場では、その場にいても疎外感を味わうだろう。
でも保護者会というのは、そういうことが多い(という気がする)。
保護者会ではなく「母親会」になりかけている。
それではいけないんじゃないか、とも思うのだが。

さ来週にはルルのクラス懇談会がある。
その日も私は仕事なので、ぜひ、亭主に出てもらおう(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園での姉妹

2005-04-19 12:50:18 | 子供と保育園と学童保育と
最近、保育園の遊び時間で、リリ(次女、3歳)がララ(長女、5歳)とよく遊んでいるらしい。
リリは「ねーねー(お姉ちゃん)がいい、ねーねー大好き!」とか言ってご満悦なのだが、ララの方は「もう、たいへんなんだよ、ララは他のお友達とも遊びたいのに、リリとレナ(リリの友達)とばっかり遊ばなくちゃいけないんだよ、リリとは家でも遊べるのに~」という感じで、不満そうである。

リリとしては、保育園で進級し、環境が変わった感じがして、自分を守ってくれる(?)姉と一緒に遊びたい、という気持ちがあるのだろうか。
進級によって担任の先生も変わってしまっているし、昨年度は20人クラスに3人だった担任の人数も2人に減っている。
姉弟3人で通いなれた園とはいえ、リリとしては頼りになる姉のそばにいたいのだろう。

しかし、ララの気持ちも尊重したい。
ララは最近は親妹弟よりも友達の方がいいらしく、休日も友達と連絡をとって(といっても実際の連絡は親同士でしている)遊ばせたりすると大喜びする。
園でも家でも妹のお守り、ではうんざりするのも当然だろう。

一応、リリには友達(同級生)とも遊ぶように話はした。
「レナちゃんだけじゃなくて、ロンちゃんもリリのこと、好きみたいだよ?ユキくんもリリのこと、好きなんじゃない?リリと遊びたそうにしてたよ?一緒に遊んだら?」などなど。
しかし、実際問題としては幼いながらも当事者同士で解決することだと思う。
親ができるのは状況把握と軽い示唆まで、である。
頑張れ、幼い姉妹。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園のお迎え

2004-12-15 22:40:03 | 子供と保育園と学童保育と
今週になって初めて、仕事が定時に終わる予定だったので、朝から子供たちに
「今日はおかーさんがお迎えに行くよ!」と言って保育園に送り出した。

我が家では原則として送りがダンナ、迎えが私、ということになっているのだが、
私が迎えに行けない日は当然ダンナが行くことになり、自動的に送りが私、ということになる。
昨日も一昨日も私が会議(というと偉そうだが、偉い人が出るものでは全然ない)で遅くなり
お迎えどころか夕食も一緒にとれなかったので(我が家の夕食は6時~7時、作るのはダンナ)
子供たちにブーブー言われていたこともあり、今日はお迎えに行く、というのを強調していたのだ。

・・・という訳で本日の夕方。
5時半に職場を出て、10分後に保育園に到着。
園の裏門をくぐり、園庭で遊んでいる子供たちの中に自分の子3人を探した。
まず最初に次女のリリ(仮称、3歳)を見つけなくてはならないのだが、見つからない。
園庭の中ほどまで入っていった時、後ろから
「おかーさん!どうしてリリのこと見ないの!!」と怒った声がした。
あーあ、やっちゃった~。リリはこちらから先に見つけて声をかけないと機嫌が悪いのだ。
適当になだめながら目で長女のララ(仮称、5歳)と末っ子のルル(1歳)を探す。
砂場で二人仲良く遊んでいるのを私が発見するのとほぼ同時に、二人に発見される。
ララが先に駆け寄ってきて「おかあさん!ルルと遊んでたんだよ、見た?」と叫ぶ。
ルルはよちよち歩きで、かなり遅れて到着。
だが到着するなり私の脚にしがみつき「抱っこ~」とまだ言葉にできないので態度でせがむ。
ルルを抱き上げると、もともとご機嫌ななめだったリリが泣き出す。
「リリも抱っこして~。ルルだけ抱っこしないでよ・・・」

      育児をしていて最も頻繁に感じる感情は
      「うっとうしい」
      だ、という伊藤比呂美さんの名言があった(うろおぼえ)。
      ・・・子供は確かに可愛い。
      可愛いんだが、こんな風に一度にせまって来られて泣かれたりすると、
      「うっとうしい」
      と感じずにはいられない。(添い寝の時もそうだが。)
      しかもこういう状況では「あっち行け!」と言う訳にも行かないし。

仕方がないので、左腕でルルを抱いたまま、右腕でリリを抱き上げる。
昨日の体重測定ではルル11キロ、リリ15キロ、合計26キロ。
母は強し、のはずだが、数歩でもう耐えきれなくなった。
リリの身体を少しずつずらし、下に降ろす。
するとリリが激しく泣き出した。「いたい~!おなかがいたい~!!」
私のズボンの右ポケットに入っていたキーホルダーがおなかに当たったらしい。
確かに痛みもあるだろうが、それ以上に降ろされたことが不満で泣いたんじゃないかと思う。
しかし・・・二人を両腕で同時に抱っこするのは非力な私にはキツすぎる。
あーあ。もう。困ったなぁ。

そのとき、救いの手が突然さしのべられた。
「リリ、先生が抱っこしようか?」と担任の保育士さんが声をかけてくれたのである。
リリはうなずき、泣きやんで腕を保育士さんの首にまわした。

リリのクラスは2~3歳児20人に対し3人、担当の保育士がいる。
途中入園の子供たちにどうしても手がかかるようで、その子たちが保育士に抱かれている姿は
見かけても、0歳の時から保育園にいるリリが保育士さんに抱かれているのは見たことがなかった。
普段はあまり抱かれることがないのだろう。(0、1歳児は園でも抱っこばかりだが。)

でも今日、保育士さんはさりげなくこちらの様子を見ていて、ごく自然に声をかけてくれたのだ。
園児へのホンモノの愛情が感じられる言動である。
もちろんリリは嬉しかっただろう。
子供たちをうっとうしく感じて始めていた私も気分一新、笑顔を子供たちに向けることができる。

リリは園庭から車(園の外に私が停めていた)まで、ずっと抱っこされていた。
途中からニコニコ顔になり、車の中に降ろしてもらった時には元気いっぱいになっていた。
不満そうな顔をしていたのは姉のララである。
「リリは先生に抱っこされてて、ルルはお母さんに抱っこされてるのに、ララのことは誰も抱っこしてくれない・・・」
と不平を言いながら車に乗った。

家まで運転しながら、後部座席に座った子供たち(主にララ)に声をかける。

私     「おとうさんだったら二人抱っこも三人抱っこもできるんだけどね。
       明日はおとうさんにお迎えに来てもらうことにする?」
ララ&リリ 「いや!おかあさんがいい!!」
私     「じゃあ、二人とも、明日は自分で歩ける?」
ララ    「でもさ~、ララはぜんぜん抱っこされてないんだよ、ララひとりだけいっぱい
       ガマンしてるんだよ、ララもうガマンするのいやだよ~!」
リリ    「リリはせんせいが抱っこしてくれたもんね~」
私     「ララも先生に言ってみたら?抱っこして、って」
ルル    「あーい、あーい」(意味不明)
ララ    「だってね、ララは先生のお仕事が終わったら抱っこしてもらいたいんだけど、
       先生はいっぱいお仕事があって終わらないから、だからララは抱っこしてもらえないんだよ」
私     「じゃあ家に帰ったらお母さんが抱っこしてあげるから、家に着くまで待ちなさい」

こんなふうで、毎日、保育園の送り迎えは一騒動である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする