とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

秘密の守り方

2006-05-31 03:34:55 | ワーキングマザー
仕事中、亭主から電話が入った。

ルル(2歳)が熱を出したと保育園から連絡があり、迎えに行ったとのこと。
(亭主は今日は仕事が休みで家にいた。ラッキー!助かった!!)
リリ(4歳)も一緒に帰るか?と誘ったが友達と遊びたい、と保育園に残ったそうだ。
ララ(6歳)もスイミングへのバスが学童保育(保育園と一緒)に来るので、やはり残ったらしい。
だから、ルルだけが家にいる、とのこと。
「ララは、オレが迎えに行くか?」と言うので「大丈夫、私が行く」と答えた。
そういうことなら、リリと二人っきりになるチャンス。
日頃、どうしてもかまってあげる時間が少ない真ん中の子に、母を独占させる絶好の機会である。

夕方、いつもより10分程度、保育園に早めに迎えに行った。
保育園の先生からルルの状態を聞き(おやつ時間までは微熱だったのだが、その後、
熱が上がったので
亭主を呼んだそうだ、他にも咳があったり微熱があったりする子が多いらしい)、
ゴキゲンのリリを連れて、車に乗った。

車を発進させる前に、念のため、亭主に連絡した。
ララのスイミングのお迎えは私が行くから、その前にリリを連れてお店に行く、と。
リリはそれを聞いて大喜び。
「リリだけのおかあさんだね!!どこにいくの?どこにいくの?」

行き先は、近くのミスタードーナッツ。
リリはミスドが大好きなので、二人っきりの時間ができたら連れて行くことが多い。
いつもは店内で食べるのだが今日は夕食前だしそこまでゆっくりする時間もない。

「今日は家でみんなで食べようね」と家族の人数分のドーナッツを買い、
それとは別の袋に新発売の「エンゼルエッグ(2個セット)」を包んでもらった。
時間がないから車の中でリリと二人で食べよう、という訳である。
「こっちは、みんなには内緒だよ。リリとお母さんの秘密ね」と。

車の中で、1個ずつ食べた。リリのはピンク、私のは白いクリームが入っている。
リリは、嬉しそうに、ゆっくり食べた。
「おかあさん、これはララとルルとおとうさんにはヒミツなんだよね」とリリ。
この機会に秘密の守り方も教えることにした。
「そうだよ。秘密は、絶対しゃべっちゃいけないんだよ。
お母さんと秘密があるんだ~、っていうのも、しゃべっちゃダメなんだよ。
しゃべったら『秘密?なになに?教えて!』とララが言いそうでしょう。
『なんで~!リリとお母さんだけずるい!』ってなったらイヤでしょう。
だから、秘密があることも、しゃべっちゃだめなんだよ。」

リリの返事がふるっている。
「おかあさんのいうこと、きく!
 リリはおかあさんのいうこと、きかないこともあるけど・・・
 ヒミツはヒミツ、っていうことは、きくよ。
 だって、おもしろいんだもん!!」

確かに・・・こういう秘密を共有するのはおもしろいものだ。
ある種の共犯感覚、というか。
もしバレても、たかがドーナッツ、というタイしたことのない秘密。
それでも、二人だけで共有している秘密があると、親子の連帯感は増す。

限られた時間しか一緒にいられないので、こんなのも親子の絆を強めるのに役に立つかなぁ、と思う。
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迷惑・・・かけてる?

2006-05-25 10:05:07 | ワーキングマザー
長女(仮称ララ、6歳)が小学校に入学して約1ヶ月半。
小学校にあがっても、親の協力を必要とすることがとてもとても、多い。
保育園から小学校に入ったら楽になる、と思っており、まぁ確かに楽になった点も
あるのだが、大変なことも多いのは、こちらも小学生の親業に慣れないせいか?

宿題(プリントの類)は学童でやってくるので、それは助かるのだが。
学童ではできない、親がやってやらなくてはならない宿題が、二つ。
一つは「おんどく」。
本人が国語の教科書を音読するのを、親が聞く、という宿題。
もう少したてば好きな本を音読していいらしいが、今は国語の教科書。
これは亭主に任せた。
毎晩、亭主が夕飯の後、皿を洗いながらララの「おんどく」を聞いている。

もう一つは「どくしょ」という宿題。
ララ本人が読書するのではなく、親に本を読んで聞かせてもらう宿題である。
(これを「どくしょ」と称するのは変じゃないか?と思う。)
毎日、何を読んだかを書き、読んだ人のサインも必要。
これは私が担当になったのだが・・・私がララに本を読もうとすると、
下の子たち(4歳と2歳)が「ほん、よんで!!」と自分たちの本を持ってくる。
自分たちの本を読んでもらえないと泣きわめくので、ララに本を読んであげられない。
下の子たちと一緒に本を読んであげることにするか?と思ったが、下の子たちが
持ってくる本は「シンデレラ」だとか「魔法戦隊マジレンジャー」だとか。
ララにとっては興味のない本である。
こいつらの本を先に読んでいると、すぐ寝る時間になり、ララ用に本を読む時間
などとれない。

という具合で、必要に迫られて知恵を絞った。
「どくしょ」は普通の本ではなく、詩を読むことにした。
最初なのでオーソドックスに金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」を選んだ。
子供たち3人がベッドに入ってから、詩集を開き、一つか二つ、詩を読む。
読む時には1回だけではなく、2回くらい繰り返す。
わからない言葉が入っていたら解説する。
これで「どくしょ」の宿題はクリア。
「どくしょノート」の「読んだ本」欄には毎日「わたしと小鳥とすずと」が並んでいる。

ほかにも親の手が必要なこととして・・・忘れ物をさせない、というのもある。
夜、寝る前に「明日の学校の準備、しなさい!」と毎晩、言っている。
したくをした後、ランドセルのチェック。(これは朝になることも。)
ララの準備が完璧だったことはこれまで一度たりともない。
私が仕事で一晩中いなかった翌日などは、家に帰るなりララが報告した。
「おかあさん、今日、みっつも忘れ物しちゃったよ・・・」
はぁ~。亭主はチェックしなかったらしい。
連絡帳へは毎日、親が印鑑を押す欄があるのだが、それも押されていなかった。
まぁ、どうでもいいことだといえばそうかもしれないのだが。

朝は着替えたら交通安全ワッペンを肩につけてやらなくてはならない。
名札は自分で上手に安全ピンを開いてつけるのだが、肩のワッペンはまだ無理。
そして登校。
玄関から大通りまでは人通りがない道なので、送ることにしている。
食事を終えていない一番下(2歳男)が「おかあさん、行かないで~」と
泣いたりするが、とりあってはいられないので、亭主に押し付けて家を出る。
大体、私が家に戻る時には泣き止んでるし。

そんな朝。ララが私に言った。
「おかあさん、ララが小学校に入って、たいへん?」
なんでそんなことを言うんだろう、と思わず聞き返した。
「ララが小学校に入って、いろんなこと、自分でできないから。
 おかあさんに、迷惑・・・かけてるかなぁって思ったの。」

長女らしいというか何というか・・・親に気を遣って、可愛そうになった。
保育園の年長さんだった時よりも手をかけられるような気がするんだろうなぁ。
そんなことないよ、いろんなことできるようになってて嬉しいよ、と言ったが、
言いながら自分でも嘘っぽいと思ったので、翌日、あらためて話をした。

私も小学生の親になるのが初めてなので、どこまで何をしたらいいのか、
わからない、ということ。
仕事で疲れてる時や、私の体調が悪い日は、大変なこともあるけど、
ララは大事な子供だから、迷惑だなんて全然思わない、ということ。
そのうちララも成長して、全部、自分ひとりでできるようになってくれる日を
楽しみにしている、ということ。

そんな話をしたつもりである。
ララに、伝わっただろうか。
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手作り子供服

2006-05-19 03:00:57 | 育児
娘二人用のギャザースカートを作ってみた。
ララ(長女、6歳)用がブルー、リリ(次女、4歳)用がピンク。
子供たちを寝かしつけてから、ララの小学校用のコップ袋を作るついでに作った。
(どっちがついでだか?)

参考にしたサイトはこちら
1時間でできるギャザースカート、とあったが、本当に1着あたり1時間。
108cm幅の布、50cm長さで作った。
すその始末をして筒型に縫い(もちろんミシン)、ウエストのゴムを入れるための
部分をミシンで縫い(ララのは3本、リリのは4本ミシンがぐるっと入っている)
ゴム(2本)を入れてできあがり。
リリの分は5cmほどすそ上げして、短くしてある。

マリー・キュリー(キュリー夫人)は、娘二人にお手製の服を着せていたという。
だから、という訳じゃないが、私も子供の服を作ってみたかったんだ。
朝、子供たちが起きてどういう反応を示すかが楽しみである。
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字が読めないうちから

2006-05-16 22:22:51 | 育児
我が家の子供たちの中で、字が読めるのは一番上(小1、女)だけである。
ララはひらがなとカタカナ、少しの漢字が読める。
真ん中のリリ(4歳、女)は読めるひらがながいくつかある、というレベル。
ルル(仮名、2歳男)はまだ字が一つも読めない(のだと思う)。

しかし、我が家の子供たちは揃って本が好きである。(ちょっと自慢。)
ララは小学校に入学した時から図書室に行くのを楽しみに楽しみにしていた。
今は、図書館から毎日2冊本を借りてきて読み、翌日返して違うのを借りている。
弟や妹に絵本を読んであげるのも得意である。

リリとルルは「読んで」と親やララの所に本を持ってくることもある。
が、一人で床に座って絵本を開き、ページをめくり、じっと見入っていることも多い。
何度も何度も読んでもらった本は暗唱しているらしく、声が出ていることもある。

自分から絵本を出して開くのは、おもしろいなぁ、と思う。
字が読めなくても、本が好き、なのだ。
もちろん絵があるから、絵をみているだけ、というとらえ方もできるが・・・
絵をみながら、書いてある文章について、想像をめぐらせているのではないだろうか。
一種のイメージトレーニング、だと思っている。

文章を読む、というのは、文字に書いてあるだけのことを把握するのではなく、
文字や言葉を通して喚起される自分だけのイメージを持つ作業だと思う。
(絵本やイラスト・写真入りの本の場合は言葉に画像イメージが加わる。)

強制されたものではない、自分だけのイメージを持つ。
それが、本を読む喜びでもある。
まだ字が読めないリリとルルだが、本を読む喜びを知っているのだ。

子供を本好きにさせるには、どうしたらよいか。
「(親が)本を読んで聞かせる」ことは一つの要素でしかない、と私は思う。
作家の清水義範によると「親が本を読む姿を見せること」だという。

・・・確かに、我が家は夫婦とも暇さえあれば本を開いている。
食卓で、子供より早く自分が食べ終わったら、片手で子供の口にゴハンを運びながら
もう一方の手で本を開いている。子供の口が空になるまで、本を読む。
夕食後や風呂の後、ちょっとした隙間の時間にも本を開く。
たいていは子供に邪魔されるのだが、伏せておいて、また時間ができたら読む。
亭主と私には「間を持たせる」ために本を開く、というような習慣がある。
(もともとは私自身の習慣だったものが亭主にも伝染したような気が。)

本好きの子が育っている我が家の(現時点での)結論。
親が本好きで、徹底的に本を読む姿を見せ、子供にそれなりの本を買い与えていれば
子供は、ひとりでに本好きになる。
(もちろん、0歳児の頃からそれなりに読んで聞かせたりもしてはいたが。)

あとテレビを家庭の「間をとりもつ」役にしない、ということも一つの要因だろう。
我が家ではテレビは、見る番組しかつけない。
それもほとんど録画して、放送時間の都合ではなく家庭内の都合にあわせて見る。
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子供と仕事と旅行のGW

2006-05-11 00:05:20 | 子供と飛行機旅行(含 出張)
GW(ゴールデンウィーク)は、子供たちと一緒に旅行(出張&里帰り)をしてきた。

4月30日と5月1日に東京での仕事が入ったのが、そもそもの始まり。
では5月2日は休むことにして、里帰りもしよう、子供も連れて行こう、と。
亭主に育児からの開放日を提供しよう、ということもある。
4月29日出発。下の二人は最初から連れて行った。
仕事中は預けた。東京の託児料金はべらぼうに高いが、必要経費ということで。
長女(ララ、小1)は学校があるので、3日にジュニアパイロットで来させた。
亭主が那覇空港まで連れて行き私が羽田まで迎えに出る、という方式。

JALのマイレージがあったので「おともでマイル」というのを使った。
通常のマイレージ(特典航空券)はGW中の羽田・沖縄発着便は使えない。
だが「おともでマイル」だけはGW中も使えたのだ。
リリ(2番目、4歳女)を「おとも(往復24000円)」にして航空券をとった。
私自身は往復10000マイル。飛行機ではルル(3番目、2歳男)は無料だし。
ただし私の膝の上で、ということになるが・・・これがルルには楽しかったようだ。
確かに、2時間以上私の膝の上にいる、というのは通常ありえない。
飛行機を昼の時間帯にしたので、往復とも昼寝した。
母の腕に抱かれての昼寝、というのもルルにとっては嬉しかったようだ。

ホテルではツインの部屋をとり、二つのベッドをくっつけて子供たちに添い寝した。
(事前にベッドがくっつけられる部屋というのを確認して予約した。)
ララと合流するまで、リリがお姉ちゃんぶりを発揮して頑張った。
いつもは「食べさせて~」とか言う食事も、自分一人で食べたし。
託児室でも、弟の面倒をよくみたようだ。
二人一度に託児室に預けると、初めての託児室でも子供たちは心強く楽しいらしく、
特に二日目は二人とも喜んで託児室に行った。

5月2日、ホテルから私の実家までの移動が一つの難関だった。
ちょうどホテルをチェックアウトしたら大雨、やむなく駅までタクシーを使う。
それから、電車。実家まで、電車を乗り継ぎ2時間以上。
子供たちはウチナーンチュ(沖縄の人)なので、電車というものを知らない。
ホームに立って電車が来るのを待つ間から、興奮状態である。
他のホームの電車をみては「あれに乗るの?」と何度も訊かれる。
乗ったら乗ったで「ドアがあいた!しまった!」「がたん、ごとん、っていうね!」
という感じで、いちいち大騒ぎである。でも何とか無事に実家についた。

3日は下二人を両親に預け、私一人でララを迎えに行った。
心細そうな表情で出てくるかと思いきや、ララと同じ便にジュニアパイロットが
他にも数人いて、ぞろぞろと楽しげな表情で出てきた。
ララは「友達ができた!」と言っていたし。

実家滞在中の話は省略。
帰り、7日の移動が最後の試練である。
実家から羽田まで、電車とモノレールを乗り継いで行くことにした。
私一人なら1時間半で行ける行程だが、その倍の時間かかる見込みで出発。

最初の電車を降りる時、ルルが片足を電車とホームの間に落とした。
幸いにして怪我はなかったが、靴が落ちてしまった。
一瞬、このままで行くか?と思ったが・・・沖縄まで、片方の靴で帰るのはイヤだ。
3人連れての旅行を計画したのは、3人とも自分の足で歩くことを前提としていた。
ここまで3人とも、よく歩き頑張ったのだ。最後まで歩かせたい。
・・・駅員さんを呼んで、靴をとってもらった。
子供たちはホンモノのマジックハンドを見て、大喜び。
「カッコイイ!!」の連発に、生真面目そうな駅員さんがちょっとだけ微笑んだ。

電車では退屈した子供たちだが、モノレールは大好評。
海の上を走るのに感心したり、競馬場の馬を見て騒いだり、トンネルに興奮したり。
帰りの飛行機ではその疲れが出たためか下二人は熟睡。
ララは行きとは違う機内音楽(子供プログラム)を楽しんでいた。

那覇空港に着き、預けた荷物をひきとる前、亭主が迎えに来ているのが見えた。
「お父さんだよ」と子供たちに教えたら、3人とも私を置いて駆け出した。
まぁいいか、とそのまま行かせる。
リリが一番に亭主の所に到着し、飛びついて抱っこされていた。
私が荷物をひきとって出てきた時にはリリとルルの二人が亭主に抱かれていた。

こうして、長かった今年のGWは無事に終わった。
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