とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

子連れ美容院体験記

2004-11-27 04:59:57 | 家で散髪、子連れで美容院
昼前に職場に外線電話がかかってきた。
予想通り、保育園から。「38度1分なのでお迎えお願いします」
あーあ。やっぱりダメだったかぁ、と覚悟を決めて仕事を整理し始めた。

昨日まで熱と嘔吐で園を休んでいた子(3番目、1歳3ヶ月)である。
今朝は平熱で嘔吐もないので登園させたのだがやっぱり、まだ無理だったのだろう。
半日の年休を申請し、3分で昼食をとり、迎えに行った。

子供はお昼寝布団の上で起きていた。「もうすぐ寝ると思います」と保育士さんは言う。
身体はあったかいが、ぐったりしている様子ではないし、昼食もまずまず食べたらしい。
具合が悪そうだったら小児科に行こうかとも思ったが、連れて行くほど悪くはなさそうだ。

ということで、唐突だが、病院ならぬ美容院に連れていくことにした。
翌日行こうと思っていたのだが、コイツが熱を出しているのなら今日でも明日でも同じだし、
重症感がない今日の方が好都合かもしれない、と思ったのだ。
カットだけなら1時間もあれば済むので、その間、昼寝してもらえれば可能。
行きつけの美容院の店長さんは二人の子持ち。こちらの事情は話してある。
「お子さん連れて来てもいいですよ、誰か手が空いている者が子守しますから」と言われた
こともあるし、実際に子連れで来ていたお客さんを見たこともある。

そういう訳で、子供をベビーカーに乗せて、入店した。
子供は珍しそうに店内をじっと見ている。
カットを頼んで椅子に案内され、店長さんが来た。
「すいません、子連れで来ちゃって」などなど、会話しているうちに
なりゆきで、カットではなくストレートパーマ(縮毛矯正)をすることになった。
ざっと3時間はかかる。大丈夫だろうか?と心配ではあったが、
店長さんがオッケーだと言うんだし、何とかなるだろう、と腹をくくった。

白いスモック(というのだろうか、美容院に行くとかならず着せられる上っ張り)をかぶると、
子供がむずかりだした。
「そろそろ寝ると思いますから」と言って、寝かしつけてから始めてもらうことにする。
しかし、なかなか寝ない。場所も違うし様子も違うからだろうか。
とうとうギャーギャー泣き出したので、店の外に出てベビーカーをゆらゆら前後に動かす。
店の前で子供を泣かすこと20分。営業妨害にならないかなぁと心配し出した頃に寝た。
これでしばらくは大丈夫。大体2時間は昼寝するヤツなのだ。
と思いきや、寝付いて30分で泣き出した。私の頭はパーマ液でベトベト状態である。
仕方ないので抱っこしたまま、パーマを続行してもらう。
洗髪のために椅子を移り、仰向けになった私の胸(腹?)の上で子供はまた眠った。
眠った子を抱いたまま元の椅子に戻り、そのまま1時間半パーマをかける。
パーマの間はいいけど、カットになったらこの体勢では困るなぁと思っていたら起きた。

お店の人が出してくれたカステラとヤクルトをご馳走になり、
かなり上機嫌になった子供をベビーカーに戻して、カットを始める。
途中、飽きて不機嫌になりかけた所に店長さんがタイマーを渡してくれて、
それをおもちゃ代わりに遊ぶうちに、無事、カットも終了。
入店してから4時間が経過していた。

すっきりストレートになったのは大満足だが、いつもパーマの合間にしてもらえる
肩や背中のマッサージが受けられなかった(子供を抱いてたもんなぁ)のがちょっと残念。
まぁ、パーマできただけでもありがたい、と思うべきなんだろう。
面倒なブローや毎朝の寝癖直しから解放されるし。

家に戻って子供の熱を測ったら、37度8分。
子供の体調としては良くもなし、悪くもなし、といった所か。
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子供と添い寝

2004-11-20 01:00:40 | 子供と添い寝、をやめたい
最近の私の悩みは

「一体,何歳まで子供に添い寝してあげるべきなのだろう。」

ということである。
自分自身は,6才の時には一人でベッドに寝ていたことを記憶している。
(その前までは時々,寝付くまで父親に添い寝してもらっていた。
 6才以降の添い寝は,熱を出した時だけ。)

そろそろ,5才の長女を一人で寝させたい。
しかし,彼女は親(特に私)と一緒に眠りたがる。
ただ眠りたがるばかりではなく,身体を密着させたがるのだ。
夜中に目を覚ました時も,私を探して身体をくっつけてくる。

正直言って,うっとおしい・・・・父親の方に追いやっても戻ってくるし。
3才の次女だってできれば添い寝したくないのだ。
5才の長女は,一人で寝て欲しいぞ。
1才の末っ子はまだ添い寝しててもいいと思うのだが。

親と子の距離,どうしましょう。

追記:その後の経過をリンクしておきます。
 2005年2月20日 脱添い寝プロジェクト進行中
 2005年2月24日 脱添い寝プロジェクト挫折中
 2005年3月11日 脱添い寝プロジェクト再開中
 2005年8月3日 子供たちの寝かしつけ
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仕事の山

2004-11-16 03:49:50 | ワーキングマザー
明日の会議までに目を通して置いて下さい、と段ボール一箱分の資料が送られてきた。
分厚いファイルが10ばかり入っていた。
ファイル全部に目を通して、各評価項目に5段階で点数をつけて下さい、と評価用紙も入っていた。

・・・この分量の書類を、どうしろっていうんだ!

まず、他人(協力者です、名前は伏せます)を呼んだ。
数字を2項目だけリストアップしてもらい、それを評価対象とすることにした。
それ以外の部分は斜め読み。子供が寝静まってから起きて読んでいる。(今は休憩時間。)
自分なりにポイントを決めて評価するだけ。

こんな短時間で大事なこと(仕事の内容も伏せます)を決めてしまっていいんだろうか、という気がしてならない。
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いじめられっ子にならないために、親子でやってみたこと

2004-11-11 01:49:18 | 育児
子供の病気だの、入院だのといったヘビーな話題が続いてて、イヤなんだが・・・

長女(仮称ララ、5歳)がどうやら保育園で「いじめ」の対象となりつつあるらしい、と気づいたのは数ヶ月前。
「○○がララのこと、クサイって言う。ちゃんとお風呂にも入ってるし、くさくないのに。」と娘が言ったのが最初だった。それから、次第に「くさい」と言われる回数、からかう友達の人数が増えて行った。

「くさくないもん」と言い返してもダメ。「くさいって言う人がくさいんです~」と反論したら「ララが今くさいって言ったからくさい!」と言われたそうだ。いい匂いがするシャンプーやリンスをしてもダメ。私のコロンをかけてみたりもしたが、もちろん効果はない。担任の先生にも一度言ったが、注意された子はその日だけはやめて、その後また言うようになっているらしい。
最初は男の子だけが言っていたようだが、女の子でも言う子があらわれた、という所で、これは本格的な対策が必要だ、とダンナをまじえて話をしてみた。

「そんなヤツは『ふざけんなこのバカ』って言って叩いてやれ」

・・・というのが我が亭主殿の答え。
娘も私も、思わず笑ってしまった。
さすが私の惚れた理論物理学博士様、言うことが素敵~。(惚れた目にはなんとやらで失礼!)

よし、この路線で行こう、と決めた。

この数ヶ月、くさいくさいと言われ続けた娘。近頃は「くさい」と言われると半べそをかいていたらしい。
完全にナメられているのだ。ここで逆襲すれば、テキはひるむに違いない。
反撃できるくらい、強くなることが必要だ。

良く言えば優しい、悪く言えば弱い性格のララは、以前、2歳下の妹(リリ)におもちゃを取られ続けて泣いてばかりいた頃があった。
「泣かないで、リリみたいに力ずくでとり返したら?貸さないって言ってるおもちゃを取るリリが悪いんだよ」と私が言ったら、ララはおもちゃを妹から奪い、取り返すのに成功した。(もちろん、リリは泣いたが、それは自業自得ということで。当時確か2歳だったが、2歳児でも嫌がる姉から物を強奪してはいけない、ということは理解しなくてはならない。)
その時のララの表情が忘れられない。自分にこんな力があるのを初めて発見し、覚醒したばかりのような、誇らしげな自信のついた顔をしていた。その時のように、自分の力を発見し、強くなって欲しい。

・・・しかし、ララは、友達を叩いたことなどない。
「おともだちをたたいたら、先生に怒られるから、たたきたくない」とおびえたように言う。
膝の上にのせて抱きしめながら話をした。
(3人姉弟の一番上なので最近は抱くことも滅多になく、スキンシップの良い機会だと思いつつ。)
先生とは、保育園で終わり。でも友達は、同じ地域に住む限り、小学校も中学校も一緒だ。
先生に怒られたくないからといって、たたかないでいて、この先ずっとずっと「くさい」と言われるよりは、先生に怒られても「くさい」と言うのをやめさせる方がいい。友達をたたくのは悪いことだけど、友達に「くさい」というのはもっともっと悪いことだから、悪いことをそのままにしておいてはいけない。悪いことに負けないで、戦わなくてはならない。
・・・そんな話を、5歳児の頭でも理解できるように、話した。
「戦う強い女になれるか?セーラームーンやプリキュアだって悪いヤツらと戦ってるぞ?」という感じで。

娘は納得したようだ。
「強くて優しくて賢くておしゃれなララになる!」と言う。
(お嬢さん、それはちと欲張りすぎじゃないか?)

手順も決めた。最初からたたくのではなく、まずは「もう一回『くさい』って言ったらたたくよ」と言い、次に言ったらたたく。たたきかた(腕を横に振り上げて平手打ちする方法)も教えて、クッションをたたかせて練習させた。亭主殿の名言である「ふざけんなこのバカ」と大きな声を出す練習もした。

翌日、登園前からララは「ドキドキする!!」と言っていた。
そしてお迎えに行った時に「どうだった?」と聞いたら「くさいって言われたから、たたいたけど、先生に怒られちゃったよ~」という。
以下、ララの話。
男の子の一人が「この人、くさいんですけど~」と言ってきたので、手順通り、最初は言葉で警告し、2回目に叩いた。すると叩かれた子が先生に言いつけて、二人とも先生に怒られた。しばらくしてまた同じ子が「くさい」と言ったのでまた叩き、また二人とも先生に叱られたが、相手よりも娘の方が強く叱られた。

娘としては大好きな先生に叱られたことが悲しくて泣いた、という。
しかし、その後は誰も娘に「くさい」と言わなかったらしい。

これは先生にも事情を説明する必要がある、と連絡帳にこれまでのいきさつを詳しく書いた。
保育園の先生が「おともだちをたたく」という行為を許可してくれるとはとても思えなかったので、事前に説明はしなかったのだが(確信犯的悪い親ですみません)、信頼できる良い先生でもあり、先生をのけものにすることもないような気がして、全部正直に説明し「良い解決法がありましたらお教え下さい」と最後に書いた。

先生の対応は迅速だった。翌日すぐ、クラス全員を集め、話をしたらしい。
「保育園でも昼食後シャワーを浴びるし、みんな清潔でくさいはずがない。
 なのに「くさい」と自分が言われたらどんな気持ちがするか。」
子供達の心に届いただろうか。

連絡帳には「配慮が足りなくてララを傷つけてしまったようで、申し訳ありませんでした」とも書いてあった。「良い解決法は、よくわかりませんが・・・」と連絡帳には書いてあったが、これ以上の解決法は望めない、と思う。

そうして二日がすぎた。まだ誰も娘に「くさい」と言わないらしい。
「一度強く出れば、そういうヤツは言わなくなるんだよ。」とダンナは言う。
ずっと続けば良いのだが。
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退院はしたものの

2004-11-08 06:24:11 | ワーキングマザー
外出、外泊を経て先週の木曜日にやっと3番目の子が退院した。
完治での退院というよりは「家でみれる程度に良くなった」から退院した、という感じか。
自宅でも吸入、吸引をやっている。痰がうまく出せるようになるくらい、成長するまではこんな感じでしょっちゅう入院するのかなぁ。いやだなあ。
土曜日の午前中だけ、保育園に行かせた。体調がよさそうだったし、私の仕事もたまっているし。
職場で緊急検査担当の技師さんに会ったら「またお子さんの調子が悪いんですか?」と聞かれた。
(私の職場と子供の通院先は同じなので。)
「仕事に来たのよ、仕事。私が(勤務時間外の)土曜日に仕事に来るなんて思ってないでしょ!」
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お見舞いに来た姉たち

2004-11-04 01:09:41 | 子供の入院
3番目の入院中、ほぼ毎日のように姉たちがお見舞いに来る。
姉たち、といっても3歳と5歳なので、ダンナに連れられてきているのだが。

廊下から嬉しそうな、楽しそうな明るい声で弟や私を呼びながら病室に入ってくる。
弟の好きな犬のぬいぐるみを持って来たり、「おかあさんにあげようと思って作ったの」と白い紙を折ってテープで張った作品(?)を持ってきたり。
そして、決まって弟のベッドにあがりたがり、お菓子を食べたがる。飽きるとプレイルーム(小児病棟なので、子供のおもちゃや本が置いてあるプレイルームがあるのだ)に行きたがる。

ある時。
弟の病室で遊んでいた次女が「おかあさん、おしっこ」と言い出した。
いつものようにトイレに連れていこうとしたら、長女が自分も、と言う。
病棟のトイレは複数なので、二人同時にさせればいいや、と二人の手を引いてトイレに行こうとした。

その途端、次女が泣き声をあげダダをこねはじめた。
「こっちのトイレはいや! あっちのトイレがいい!!」ともっと遠くの車椅子用トイレに行こうとする。車椅子用のトイレは一人しかできないし、遠いので間に合わないんじゃないか、と諭しても聞かない。長女に「もうちょっと我慢できる?」と確かめて、更に廊下を走り、長女と3人で車椅子用のトイレに入った(一人しかできなくても、スペースは広い)。しかし、トイレに入ってからも「ここじゃない!このトイレはいや!」と次女は泣きわめき、用を足そうとしない。仕方ないので、もともと行こうとしていた普通のトイレにもう一度戻ったが、そこでもダダをこねて泣きわめくばかり。

これでは本人はおろか、長女も間に合わなくなる、と思い長女を先に個室に入れ、用を足させた。
・・・その時に、気づいた。
次女はおしっこを我慢している時に泣いたりすると、たいていはお漏らしをしてしまう。
なのに、今回はこれだけ泣きわめいているのに、まだ漏らしていない。
ということは、本当はおしっこがしたかったのではないのではないか。
おしっこを口実に、母と二人きりになりたかっただけではないか。

長女にはトイレの外の廊下で待つか、弟とお父さんがいる病室に戻るかするように言い聞かせ、トイレの個室に次女と二人で入った。
そしてやっと、次女は便座に座り少量のおしっこをした。
「ごめんね、本当はお母さんと二人でトイレに行きたかったのに、お姉ちゃんが一緒に来ちゃったから、リリちゃん(仮名)だけのお母さんになれなくて」と言ったら、声をあげて泣いた。

母を独り占めできない日が続いている中、お見舞いに来た時のトイレの中だけではお母さんを独占できると3歳児の頭で期待して楽しみにしていたのだろう。それが、姉の一言でだめになり、感情が爆発してしまったのだろう。便座に座ったまま泣いている次女を抱いてあげることしかできなかった。

トイレの外では、長女が待っていた。話を聞いていただろうに、平気な顔をしている。
長女も次女も、幼いながらにすごく我慢して良い子にしている感じがするのが痛々しい。

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