果たして平山の進路はどうなるか。
◎磐田:山本監督の下、同世代のカレンと代表を多く含む環境の中で成長。
◎横浜:国際大会、国内大会な多数の大会出場が見込まれるチームだけに抜かりのない補強をしている。岡田監督の生徒は他チームへいっても活躍しているだけに成長が期待できる。
△鹿島:近年タイトルからは遠ざかっているが攻撃的なサッカーは魅力。
×浦和:いわずもがなタレント買収チーム。なぜかタレントが育たない。代表選考にいっても控えか落選。埼玉だけの人気を得るならばいいが世界を狙う選手なら行かぬが仏。
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筑波大の松本部長は「カタール遠征が終わるまでに決められればいい」と話し、2月から参加させる方針。練習先の有力候補は昨年11月に練習参加のオファーを出していた磐田で、磐田側も平山の出場する試合には必ずスカウトを派遣する力の入れようだ。
だが、横浜、鹿島、浦和の強豪3クラブも積極的に勧誘。横浜は大学のある茨城・つくば市から遠いものの、バスで羽田空港までの直行便があることに注目。戸塚のクラブハウスから羽田まで送迎するプランを持っている。鹿島はグラウンドを4面持つなどリーグ随一の環境面を筑波大側に説明。浦和の幹部は「アルパイ、ネネ、闘莉王のDF陣を相手にすればいい練習になるはず」と話し、平山の育成に協力を惜しまないことを約束した。