michi の てくてく日記

歩きニスト. 76 years old。


blog.life
  16年
年目。

「赤光」斎藤茂吉

2005年11月05日 22時23分49秒 | Weblog
死に近き母に添い寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞こゆる


のど赤きつばくらめふたつ梁にゐてたらちねの母は死にたまふなり

我が母よ死にたまひゆく我が母よ吾をうまし乳足らひし母よ

岩波文庫「赤光」を久しぶりにひもといた。
若く感受性豊かな茂吉にとって母の死は身を焦がすようなつらさであったことは否めない。
死に近い母を二回見舞い今夜は都心のホテルに泊まっている わが夫は 今 どのような思いだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶是和合乃友

2005年11月05日 13時41分24秒 | Weblog
近くの公民館の文化祭。

お煎茶の席券をいただいたのでまずは席入りから。
お抹茶と作法違うが知らないことは伺えばいい。
野の花が たっぶり飾られている。
むべ ざくろ あけび 烏瓜 赤米の稲穂 つわぶき じゅずだま ひおうぎの実

菓子は破れ饅頭。茶碗は有田の華山。
本日は宇治茶です。
お煎茶はなにから派生したものだろうか。
そんなこと 考えていたら ストールを 置き忘れてきた。(^ー^)/
お茶席は好きなのでまたいただきに行こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくり……死に支度

2005年11月05日 13時21分24秒 | Weblog
夫の母親はゆっくりゆっくり死への旅立ちの支度をしている。

穏やかないい表情していました と見舞った長女から報告メールを受ける。

母の名は百合という。20年前 油絵を描いていた次女がキャンバスいっぱい百合を描き額装して贈った。 母は喜びいつも見たいと茶の間に飾っていた。

今回油絵をこちらに引き取ることにした。

母の魂がこもっているような気がし始めたから。

斉藤茂吉の歌を口ずさんでみる。

最期の最期まで誇りたかく生きた女性。 今 残照の中。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皇配陛下こうはいへいか

2005年11月05日 08時32分00秒 | Weblog
なるほど… 奥の深い問題なのだ…と 溜息ついたのが……愛子さまの女帝論議。


女帝で構わないじゃないの と考えるのは単純過ぎるらしい(笑)
女性天皇の夫君は皇配もしくは皇婿(こうせい)と呼ばれ その立場は微妙で第一 誰がなってくれるか。 なった後も なかなか大変らしい。

外国の例では 女王の陰で身のおきどころなく うつ病になったりなにかとむつかしい立場になるらしい。
優秀な雅子さんが心の病いになるのだから女帝の婿になりたがる男性はみつからないでしょう。 大変大変 !!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする