記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ティル・フェールバウム監督「HELL」

2014-12-07 09:13:52 | ハ行
何も オチが なかった!


ティル・フェールバウム監督「HELL」
太陽が暴走して地球は灼熱地獄、その極限状態で生き抜く姉妹を主人公に据えて、結局これは「水場を探す」のが目的ってことでいいのよね?そのあたりから実はよく分からない。

ある男性に助けられて(案の定姉はその男とラブラブで妹はそれが面白くない)、途中から一人男が合流して、そしたら罠にかかって妹は車ごと連れ去られて、彼氏とトランシーバーの電波を頼りに探しに出たら、実は助けてくれた人=人さらい=食人集団で…あっすごい2行でストーリーが説明できた。
逃走劇とかアクション(軽め)とかが続くけど、「だから?」と言いたくなってしまう感は否めない。
「地獄」ってよりは世紀末だねヒャッハーだね本当にヒャッハー軍団出てきたしあまつさえその巣に飛び込んじゃうからね。

この前は「この映画をホラーって言ったらホラーファンに殺される」と思ったけど、この映画をスリラーって言ったらスリラー好きな方々に食べられてしまいますよ私。


蛇足
ヒロインの姉ちゃん(ハンナ・ヘルツシュプルング)は可愛かった。