(1)アメリカが日本に軍事費の3%引き上げを要求しました。
日本は、かつては、軍事費〔もう防衛費ではなくなってますね?〕を「GDPの1%」以内とかいって「歯止め」にしていましたが、それがすでに2%になろうとしています。そのために、医療費や社会保障の負担が増やされ、年金引き上げは物価上昇に遅れ、もともと逆進性の強い消費税の負担は、理論的にそうだというだけでなく、実際にもそうなっています。
(2)そこへアメリカが3%を要求してきました。
これについて問われた石破首相が何と答えたかというと、大略ですが、「3%ありきではない」、「必要なものを積み上げていくら必要か」だと・・・。
これは、つまり、アメリカの要求した「3%」を否定したのでもなく、「必要に応じて」だと答弁しましたから、積み上がれば将来は4%も5%もありうる内容です。
しかも、そういう姿勢を問われた石破首相は、「軍拡」とは思っていないと答弁しました。なんというべきか。
(3)いったい日本の政府が、これまでに、社会保障や教育費、農業・中小企業関係費などの分野の予算編成で、軍事費ほどに必要なものを積み上げる方式できちんと予算編成をしたことがあるのでしょうか。どこを削るか、削れるかではなかったでしょうか?
(4)それなのに、この間に予算委員会で(というよりもその外の駆け引きで)も、マスコミも、「103万円の壁」の問題を騒ぐばかりで、日本国憲法の精神からして大問題の軍事費の急増についてまともに取り上げてきませんでした。取り上げたのは、質問時間の短い日本共産党だけだったようです。
まだ、能登もその前の東日本大震災(福島)も本当には先が見えません。そこへ埼玉の陥没事故のようなメンテナンスが必要な事例が勃発してきています。この先、高度成長期に公共事業で建設された道路や橋梁・港湾などの維持・再建がどんどん必要になってくるはずです。本当に心配です。
(5)アメリカから日本を守れ! 自民党的体質を改めよ! これが偽らざる私の叫びです。

6日の竹橋脇で:曇り空の下の春。
【コレクション 184 大学出版部協会の歩み】
大学の書籍部や街中の書店をのぞくことは、若いころからの習慣というか、日常のお決まりの順路でした。デパートなどにある大店舗だと全部は回れませんが、書籍部などだと一通り歩いてきます。目の保養、気分転換、時間つぶし、待ち合わせなどなど、書店ほど都合よくて楽しいところはありませんから、しょっちゅうお世話になってました。時間がなくて、入り口近くのパンフレット類置き場やケースだけのぞきに寄ることもしょっちゅうでした。
このブログに載せているパンフ類の大半はそうして入手してきたものです。まだだまだ続きますが、今日はパンフでなく、冊子を紹介します。マニアとして系統的に収集したわけではないので、あるのはこの3冊だけです。興味ある方は、大学の図書館に問い合わせてみてください。
1.『25年』:大きさはA5判横で、表紙とも116㌻です。
表紙には16大学名が見えます。

下に表紙裏の目次を載せます。創立25周年の挨拶、祝辞、各大学出版会の担当者の「大学出版部と私」と題した回顧談、出版部協会の歴史・活動・趣旨会則・役員・年表などがまとめられています。

2.『30年の歩み』:大きさはA5判横で、表紙とも140㌻です。
表紙には、4大学増えて、20大学名が見えます。

これも下に表紙裏の目次を載せます。25年のとき比べると雰囲気が違うのがわかります。
創立30周年の挨拶、小史、「本の周辺」、年表、部会活動、そのほかが見えます。
「本の周辺」は多分に随想的な内容のものになっています。

3.『40年の歩み』:大きさはA5判横で、表紙とも190㌻です。
表紙には、さらに7大学が増えて、27大学名が見えます。

これも下に表紙裏の目次を載せます。25年、30年と比べる変遷がよくわかります。雰囲気が違うのがわかります。
創立40周年の挨拶・祝辞、「加盟出版部紹介」、年表、組織紹介、活動の成果、そのほか資料が見えます。 「加盟出版部紹介」は各大学のようすがわかりますが、これもここでは割愛します。

以上です。
今日はここまでです。

昭島市郷土資料(再録?):エレガント!