NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

杉の植林による防災力の低下。

2017-07-09 | コラム
以前
魚津で地滑りがあり
現地を視察した。

その際に
流されていた樹木は
ほとんど杉であった。


すなわち
昨今の洪水や土砂崩れの要因は
土壌がやわらかいという問題以上に
戦後の林野政策としての
杉の植林があるはずである。

その土地の潜在自然植生、原植生に
準拠した森を作らねば
根の浅い
多様性の低い
弱い森となるのではないか。

本来
中国地方や九州は
常緑広葉樹林帯であるはずだ。


日本は
環境と観光の島で良い。

自給自足でよい。

芸術文化学問でよいのだ。

無花粉杉などという
不自然な代物を
植える必要はない。



高橋記