NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

心理学及び近代医学的な人間観の限界。

2016-01-14 | コラム

近代心理学も

近代医学も

基本的に身体一元論であり

精神活動や観念は、脳の機能に還元され

すべてが生物的な構造と機能に帰着される。

 

心理学は

様々な事案を

個人の遺伝、障害、器質異常などに

還元し

 

犯罪心理学のモデルとなる人物は

進化の遅れた人間像を露わにする(ロンブローソ)。

 

すなわち

近代医学と心理学と

ダーウィン進化論の帰着する

結論は

 

進化の遅れた

逸脱した、障害のある、不適応な

個人、民族、人種を措定し、容認して

排除、隔離、抹殺する結論に至るのだ。

 

心理学の導く結論は

問題ある個人は

他者関与では変わらないという前提にたっている。

 

すなわち

祈りのエネルギーや神の采配を

始めから勘案していない。

 

攻撃性や虐待は

個人の遺伝や資質、何やら障害が原因ならば、

解決策は、無視か病院送りではないか。

 

 

現下の日本にしゅったいしている

人間関係の悪化

修羅の世の顕現を

 

近代の心理学や医学の人間観で解決することには限界がある。

 

 

高橋研究員(医学の歴史)

 


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