宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

スイス プチ・パレ美術館展 @sompo美術館

2022-09-25 17:56:36 | 美術

台風一過の今日、秋晴れになりました。真っ青な空、爽やかな気候です。
午前中はいろいろと家事をしていましたが、早昼をとって新宿に出掛けました。
SOMPO美術館はリニューアルしてから行ってませんでした。前は本社の上階にありましたが、隣のビルに移っていました。一階から入れます。
スイスプチ・パレ美術館から印象派等の絵画が来ています。
フランス近代絵画の時代を追っての展示です。
印象派→新印象派→ナビ派とポンタヴアン派→フォーヴイスム→キュビスム→ポスト印象派とエコールドパリ という章立てになっています。

初めて知る画家の絵も数多く、久しぶりに絵画鑑賞を楽しみました。
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オミナエシ

2022-09-19 09:05:01 | 茶道

NHKラジオ深夜便で朝方「誕生日の花ことば」というコーナーがあります。
今日9月19日は私の誕生日…花はオミナエシ・花ことばは美人・はかない恋・親切でした。
オミナエシは秋の七草にも入っている可憐な花です。

しかし茶道ではオミナエシを茶花として禁花になっています。理由はオミナエシを漢字で女郎花と書くからとか…
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山藤宗山著【茶花の入れ方】を読んでみました。以下引用します。

利休の狂歌に次のように言われています。”花入れに入れざる花は 沈丁花・大山錦(ミヤマニシキ)にケイトウの花” と。
また南方録にも ”女郎花・ザクロ・河骨・金銭花”と書かれています。
つまり香りの強い花、見どころのない花、あくどい色彩の花、名称を忌む花、季節無しの花、針やとげやのある花、茶の湯にそぐわない花など。

ただし女郎花は禁花になってはいますが、茶花として多く用いられています。この花は花を入れて日が経つと悪臭を放ちます。席入りしてすぐ拝見する茶花はその瞬間的な花の良さがカギですから悪臭とは関係ありません。
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読んでみて,オミナエシは禁花から外れるようでホッとしました。

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茶箱付花月

2022-09-14 18:48:16 | 茶道

今日は人数も多かったので茶箱付花月をしました。
卯の花点でします。
茶箱の中に帛紗が入っているので席中お客様は帛紗を腰に付けません。
振り出しにお菓子が入っているので、月にあった方にすぐ振り出しを回します。
平花月の流れなのですが、一回目は結構皆さん迷われ、二回、三回とするうちに徐々にスムースに出来るようになりました。
コロナ過ですので茶巾はそのつど変えるように 建水の下方にきれいな茶巾を用意しておきました。
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今晩は十五夜

2022-09-10 17:34:50 | 茶道

今晩は中秋の名月です。
旧暦8月15日が中秋、その日の月を名月と言い、今年は名月が満月になるという年です。
今日の稽古では床には自筆の升色紙の歌を掛け、花入れにはススキや竜胆、菊、吾亦紅を そしてお月見団子を飾りました。
茶箱の稽古も「月点前」もいれて、十五夜の雰囲気に。

お天気もよさそうです。月の出は18時40分と新聞に書いてありました。
夜のウォーキングをしながらお月見をしようと思います。

追記   
目黒川沿いをウォーキング中、ドドーンと轟音が。花火です。東邦医大傍からの写真です。
思いがけず花火が見られてラッキーでした。  
     


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茶箱点前

2022-09-07 18:16:46 | 茶道
9月は茶箱の稽古をしています。

茶箱点前は、卯の花・和敬点・雪・月・花・色紙点前 の六種類です。
卯の花点前、和敬点は使い勝手の良い、日常でお客様をおもてなしするのにぴったりのお点前です。

雪・月・花の各点前は、お茶碗や棗、茶杓は仕覆に入っていて、仕覆の始末などが点前に加わります

今日は色紙点をしました。とても雅びなお点前です。
御所籠にお道具が入っていて古帛紗を色紙のように散らして二碗点てます。茶巾は小さな箱に入っています。
振り出しも編まれた仕覆に入っています。


箱の中にお茶を点てるのに必要な道具がお菓子も含めてすべて入っていて、箱からお道具を並べお茶を点てて
最後はすべての道具を始めにあったように箱にしまうのです。
茶箱はよく考えられたお点前です。
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