宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

2024稽古納め 土曜クラス

2024-12-21 15:34:40 | 茶道

今回も行の行台子の稽古、年越しそば、一年の漢字の説明、平花月・…と言う流れでお稽古納めが出来ました。





今日で両クラス共に無事、2024年稽古納めができ、ほっとしています。

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2024稽古納め 水曜クラス

2024-12-20 12:56:39 | 茶道
今年も無事稽古納めが出来ました。まず18日に水曜クラスです。
12月には行の行台子の稽古をしてきましたのでその稽古の後で、この一年の漢字をそれぞれ披露し、どういうわけでその漢字にしたかをお話ししていただきました。
ちなみに私は【祝】で、傘寿の年で友人や身内、そして社中の皆様に盛大に祝っていただき有難く感謝の気持ちで選びました。
その後 年越しそばを頂き、平花月をしました。この平花月 私は記録係でしたが、今年一番によく出来、良い稽古納めとなりました。

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壷中日月長

2024-11-26 07:45:59 | 茶道


【壺中日月長】の短冊を掛けました。

この言葉の由来は浦島太郎に似た逸話からです。ある役人が薬売りから「素晴らしい所にご案内します」と言われ「この壷にお入りを」と中に入りました。壷の中はなんと仙境でいろいろ仙術を修行し、戻るとなんと10年も経っていたというお話です。
悟りの世界には時間がない…と言う教えです。

これを茶道で軸などに掛ける意味は「茶室は時間と空間を超越した非日常な世界」ということを認識する事と思います。

今朝稽古に使っている八畳に掃除機をかけていて、「ここがまさに壷中なのだ」と、はたと思いつきました。
この八畳の壺中で仙術ならぬ茶道を励むのだと・・・・
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炉開き2024

2024-11-10 07:53:34 | 茶道

急に寒くなってきました。炉開き日和です。
初炭の後、善哉など頂いてお濃茶をして、薄茶は員茶の式で行いました。
炉の炭は太いので最後まで赤々と燃え、最後まで美味しくお薄を頂くことが出来ました。初炭点前された方もお上手でした。
お濃茶も頂き、員茶で全員薄茶を頂いてお点前をすることが出来、今年も無事炉開きを行えること出来ました。
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茶道の稽古とは?

2024-10-31 20:01:17 | 茶道
茶道の稽古を50年近くしています。
時々「茶道ってなんだろう」と考えます。
スポーツのように体を鍛えるものではありません。
何かの社会的資格が得られるものでもありません。
また作品が出来るわけでもありません。

この頃思うんです。長く生徒さんをお教えしていくと その方がどんどん素敵になっていかれるのです。
これはもしかして人間形成の稽古事かしら?と‥‥

茶道をやはり長くしていてお教えもしている友人に手紙で意見を聞いてみましたら 次の和歌がメールで送られてきました。

茶の道を
学ぶは【人間形成】と
友は便りにしたためてをり

茶の道は
楽しく生きる生き方を
教えると吾は実感してをり
   
      A子のうた二首 

確かに楽しくなければこんなにも長く続かせることは出来なかったでしょう。
お教えする事は大変だけれど楽しい。大変だからこそ楽しみが深い。

風炉から炉に設えやお道具を変える時期にふと思ったことでした。


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