宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

テート美術館展「光」 @新国立美術館

2023-09-25 19:22:58 | 美術


娘と大学生の孫の3人で乃木坂駅で待ち合わせしてテート美術館展を鑑賞しました。平日なのに大変な混みよう。10月2日までなので最後の追い込みで我々のように来た方も多いのか? 又は同時にイヴ・サンローレン展も開催していたためか?

今回は「光」がテーマの絵画・インスタレーション・写真・映像などが展示されてます。
「光」と言えばターナーが有名で、大きな「湖に沈む夕日」「大洪水」の絵で大気・光を感じ、次にジョン・ブレットの「イギリス海峡」↓の大きな絵があり、この絵は雲間から海に光が差していて海の表現が素晴らしかったです。そしてコンスタブルの「風景画」が続きます。

それからは「無題」の抽象画、「しずく」「舗道の水たまり」「液体の反射」「光の戯れ」など現代アートに入ります。
黒いカーテンに仕切られた部屋にはLEDライトのブルーの作品。
そして最後の「星くずの素粒子」↑という大きな多角形球体が天井から下がってそこに光を当てて当て方で周りの壁に面白い陰影を出しているといった作品。これは美しいと思いました。
大学生の孫は現代アートも気に入っているよう・・・私は難解でやや苦手。
場所をミッドタウンに移して孫おすすめの"idee cafe"でお茶しました。私一人では絶対に行かれないcafe、シフォンケーキと季節のドリンクを頂き祖母・娘・孫三代で話に花が咲きました。

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春陽会100年それぞれの闘い展 @東京ステーションギャラリー

2023-09-17 16:08:34 | 美術


少し猛暑もおさまったので、東京駅まで出かけました。人出は山手線内・東京駅は観光客で大賑わい。私は優先席の車両に乗り、行きも帰りも座れました。有難いです。

春陽会は1922年、帝国美術院、二科会に拮抗すべく第3の洋画団体として設立されました。

梅原龍三郎・中川一政・三岸好太郎・岡鹿之助、岸田劉生・萬鉄五郎ら名だたる画家が所属しています。途中梅原・岸田は退会しましたが。
こだわりのある画家、前衛的な画家が多かったようです。
劉生の静物画「竹籠含春」↓の椿の絵は入場券の図柄になっていますが良かったです。中川一政の「向日葵」↓はゴッホの作品を思い出します。
小杉放庵「母子彩果」↓は大きい絵です。萬鉄五郎の「裸婦」はデフォルメしたもの、長谷川潔「小さな金魚鉢」はモノトーンで細密に、岡鹿之助「窓」↓は今回の展覧会でのお気に入りナンバー1。
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茶箱点前

2023-09-13 15:33:14 | 茶道

9月は茶箱点前を稽古しています。今日は雪・月・花・和敬点の稽古をしました。
床には利休七則の色紙を掛け、花は最後のむくげです。この夏 茶花としてむくげが大活躍してくれました。

お茶箱点前は共通する手続き・扱いがあるのでそれをおさえると、霧が晴れたように難なくお点前が出来ます。
生徒の皆様はそれが分かってきて楽しくお稽古が出来ました。

お菓子は「マスカット琥珀」と会津の源氏香が彫ってある「蕎麦落雁」。


生徒さんから「お茶箱は色紙点の御所籠もありましたね」と言われ、来週はその稽古もやろうと思います。
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奥伝の稽古

2023-09-01 06:35:25 | 茶道




8月は普段のお稽古は休みにして、月末に奥伝の稽古をしました。

猛暑続きでしたので、熱中症はl怖いですから、着物でなくても軽装でと予めお知らせしておきました。

新しいお点前を習うのは楽しみなことです。
小一時間かかるお点前でしたが皆様頑張って稽古なさいました。
私がお教えできる奥伝も今回のものが最後です。これ等を習得すれば後はお茶名を頂けることになります。
私も事前に何回も練習をして臨みましたが、奥伝の事前練習が出来ることはなんと幸せなことでしょう!

ここまでくればあとは炉・風炉の変化はありますが、今までの稽古の繰り返しです。

”稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一”

繰り返し繰り返しお点前を飽きずに練習・・・・茶道は不思議な魅力があります。
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