宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

書初め2024

2024-01-11 15:26:34 | 書道

月一回の書の稽古日です。先生が亡くなられたあと自主グループでしていますが、徐々に人数が減り今は3人です。今日書初めをしました。

「雲外蒼天」…・将棋の藤井聡太さんが八冠をおとりになった時におっしゃった言葉です。
この言葉を書初めすることに暮れのうちに決めました。それぞれ自分でどういう書体で書くか、紙の大きさはどうするか等、自由に書きます。

私は楷書は上手下手がはっきりと表れるので苦手、行書と草書で書きました。
予め書体の辞書で調べて6Bの鉛筆で練習をして出かけました。
何枚か書いて 良いと思ったものに赤の印泥で印を押すと作品になります。
私は時間が余ったので「雲龍」と干支にちなんで書きました。
書き終わってそれぞれの作品を並べて鑑賞会です。色紙に書かれた方や楷書で書かれた方もいらっしゃいます。

月一回の稽古ですが三人にとっては貴重な時間です。


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書初め2022

2022-01-28 07:37:38 | 書道

書の稽古で書初めをし、今年は「直心是道場」を書きました。
何事でも、如何なる所でも清く正しい心が大切という意味とされ、よく師匠から「稽古は素直なことが一番よ」と言われておりました。
予め草書体を調べて4Bの鉛筆で練習。それを持っていき手本にして書きました。4枚書きましたが並べてみるとそれぞれに欠点が・・・
曲がってしまったものや、下が空き過ぎたもの、せせこましくなったもの、この字は良いがあの字で失敗・・・等々。
しかしきりがないので仲間の方にも選んでもらい写真のものに決めました。
慎重に印を押し2022年の書初め完成です!
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竹取物語を書道で書く

2019-09-23 09:21:27 | 書道


書の先生がお亡くなりのなって早や5年。自主グループで続けています。

太い筆では、「孔子廟堂碑」を、細い筆では「奥の細道」や「桃太郎」を書き、そのあとは「竹取物語」を書きました。みんなで相談して書くものを決めています。

この夏猛暑であったので家にいることが多く、「竹取物語」を書き進んでいくうちに筋がどうなっていくのか気になり、どんどん書いてしまい、そして遂に完成しました。急いでしまったので字はうまくありません。表紙をつけ和綴じにして完成です。

原稿は青空文庫からコピーで10ページ。それを筆で書くと仮名用半紙で20枚になりました。半紙を半分に折って綴じます。

先回書いた「桃太郎」は孫に上げました。今回の「竹取物語」も上げようと思います、と言うか貰ってもらおうと・・・

筆で書くのはペンやボールペン・鉛筆など現代の筆記用具より力がかからず肩が凝りません。

先生にご指導いただいていた頃は 字も上達して、主人にも大変褒められたものです。
今は自己流になってしまってますが、グループの仲間と楽しんで書いています。
先生に基本をしっかり教わったおかげで 書の楽しさを知ること出来感謝しています。
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もうすぐ令和

2019-04-25 20:29:24 | 書道
世の中《あと○日で令和に・・・》とさわがしくなってきました。平成の時と違って、現天皇が退位されて次期天皇が即位されるのでお目出度い感があります。「令和」はなかなか良い響きと思います。英語で言うとBeautiful Harmony。
そういう世の中になってくれればと祈らずにはいられません。

今日の書の稽古で、「令和」と、その出典の和歌を書きました。



菅官房長官が示された令和の額の字を新聞からコピーして書きました。
何枚書いてもバランスが取れなく、特に「令」の字が難しかったです。

次に出典の大伴旅人の和歌の一部も書きました。これも新聞から拡大コピーしたのをお手本にしました。はじめ10文字を入れ込むのに苦労しましたが、これも何枚か書いて清書を仕上げました。

和歌は 「初春令月 気淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」
     初春の令月にして気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉をはき蘭は香りを薫ゆらす

令和元年に書いたこの書・・・子や孫たちが後年見つけてなんと言うかしら?なんて思ったりしました。
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書初め

2019-01-11 08:18:22 | 書道
自主グループでしている書の会で書初めをしました。
書の先生が亡くなられて早や4年強。その後生徒の有志が自主グループを作り、先生なしで書を楽しんでいます。
書初めもそれぞれが書きたいものを書きました。色紙に書かれた方、半切に書かれた方など…私は短冊に書きました。
この文言は昨年暮れに伺った茶会で掛けられていた文言で、私は初めて拝見したものでした。
一滴の水を飲むことは 揚子江の水を飲み尽くすのと同等であるといった意味。
禅の世界では、長短・大小・軽重・老若・・・等の区別は無い。悟りの世界ではそういう区別を超越してそういうことにこだわらない世界。

区民センターでの書の時間は私にとっては至福の時間です。上手下手は関係なく墨の香りを楽しみながら少人数の仲間と静かに過ごす時間です。

今年は主人が体調を崩し私もストレスフルの日々です。そんな中でも思い切って出かけました。字は気持ちが表れてしまうのですね、委縮した字になってしまいました。
書いた後、新年ですのでお菓子を頂きながらお仲間といろいろお話を・・・・年齢も近い仲間ですから話題も共鳴し合えること多くすっきりしました。
また日常の現実に頑張ろう!!という気持ちに。
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