宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

写経

2023-01-28 16:10:08 | 日記


茶の稽古がない週はいろいろと出かけます。
今日は薬師寺東京分院に行き、写経をしてきました。

2月は母と主人の祥月命日の月、また父は3月1日が命日なので、写経をする気持ちになったのです。
休日の為か写経をする方は多かったです。
墨をすって心を整え、約1時間と少しで書き終えました。
薬師如来様の像の前に提出して、手を合わせました。納経集印帳に印も押していただきました。

五反田までの帰り道は、昨年秋に奈良の薬師寺に旅行した時を思い出しながら 何か清々しい気分で坂を下りました。

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-4℃で植物が…

2023-01-26 07:17:55 | 日記


東京でも昨日と同様気温はマイナス4度。あまり東京では経験したことがない低温。
朝刊を取りに外に出ましたら(6時近く)蔦やツワブキの葉がクタンとなっています。
また蔦は葉が黒くなってしまい、大事にしていたクリスマスローズもクタンとしおれています。
枝もののセンリョウや、ビョウヤナギの葉も下を向いてしまっています。
びっくりしました。
このところ雨らしい雨が降ってなく、土はカラカラのところに気温が零下になったから?凍ってしまったようです。
昼には8℃くらいになるそうですからどうなりますか・・・・


お昼近くに出てみましたら、前のように元気に! 
植物は強い!!!
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諏訪 敦 「眼窩裏の火事」展 @府中美術館

2023-01-24 17:38:12 | 美術


BS4ぶらぶら美術館と、NHK日曜美術館で取り上げていた展覧会です。

会場に入ると、病室のベットで点滴などされて寝ている老人の大きな絵が飛び込んできます。
この老人は画家のお父様だとのこと。
ちょっと古そうなベット、布団、点滴など治療の器具、お父様のお顔等、病室の様子があたかも写真のようです。近寄ってみると確かに絵です!
お父様の最後らしいお顔の鉛筆デッサンの隣には、可愛い赤ちゃんのデッサン画が‥‥これも鉛筆で超写実に描かれています。

先に進むと女の人がだんだん朽ちていく連続的な絵があります。おばあさまが1945年ソ連侵攻で満州にわたり難民収容所で栄養失調とチフスでなくなったことを描かれたそうですが、これらの絵はちょっとつら過ぎました。

次の部屋には超リアルに描かれた静物画が展示されています。この画家独特の陽炎のような揺らめいた光を絵の中に入れています。
この揺らいだ光は描く対象をじっと凝視していくと血流異常によってこういう光が実際に画家には見えるのだそうで、それを忠実に描いたのです。
ですから超写実的に描いた絵の多くにこの揺らめきの光が描かれています。この光を火事と銘打ったのでしょう。
またこれらの作品の展示仕方が変わっていて、部屋は暗くしてあり、絵ごとに天井からポイントとなる光が当てられていて、細かくみられるのですが 何か映像を見ているように感じました。

諏訪敦氏という現代の若い画家の絵を見るのは初めてでしたがスーパーリアリズムの技法は素晴らしいです。



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「推し」の隠岐の海 引退

2023-01-15 07:21:50 | 日記


今朝の朝刊で隠岐の海引退の記事が載っていました。

今場所は初日からずっと黒星が続いていました。このところの場所でも負け越しばかりでした。
そして引退とのこと・・・・残念ですが37歳まで頑張られて現役されていたことは素晴らしいと思います。

ブログ2022・8・21に書いたように、私は隠岐の海をずっと「推し」してきましたが、これからは「君が浜」親方として後進を指導されるとのことです。
長い間お疲れさまでした。強い力士を育てて下さるよう応援します!
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お道具の扱い

2023-01-14 15:19:22 | 茶道

お道具の扱いというとお点前中の扱いを連想します。
しかし、消耗品の柄杓や茶筅、お仕覆などの扱いにも注意したいです。
 
先回の稽古でなんと柄杓の合と柄が外れてしまいました。
柄杓を建水に載せて持ち込む時、結構柄杓を落としてしまうことがあります。また釘のあるお棚に柄杓を掛ける時ちょっと無理したり、どこかにぶつけたりしてしまうこともあります。
そうして少しずつつなぎ目がずれてきたのだと思います。

又、茶入れの仕覆の紐を通しているつがりの糸がほつれてしまったり・・・これは結んだりほどくとき雑にしたためです。
もっとも、稽古で何十回と紐を結び紐がヨレヨレになってしまうのは、稽古の勲章。

柄杓や仕覆なども心して扱わなくてはなりません。

合が外ずれた柄杓ですが、乾燥させてから入れてみましたら なかなか難しかったですが不完全ながらはまりました。
水を汲んでも漏れません。
合は山型の切込み、そこに柄の方は谷型に切ってありそれを差し込むのです。はめ込む角度が重要。
柄杓の構造を今回見て「すごい手仕事で作られている」こと知り、茶筅や柄杓は消耗品でも素晴らしい手仕事で作られているもの、大事に扱わねばと肝に銘じました。
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