宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

雪うさぎ🐇

2019-01-30 06:43:32 | 茶道
茶道具屋さんから季節ごとに茶道具の写真入りパンフレットが送られてきます。昨暮れに注文していた《雪うさぎ茶碗》のこと、すっかり忘れていました。今日それを届けてくれました。
開けるとなんと可愛い二匹の雪うさぎが、雪舞降る中にいます.南天の赤い実が目、葉っぱが耳の懐かしい意匠です。南天は難を転ずるということ。
2月4日が立春ですから早く使わなければ・・・
そういえば《紅盧一点雪》の軸も。これは今から10年前の丑年に書初めとして書いたもの。掛けてみるとやはり今と字の勢いが違います。先生にお手本を書いていただき書いたものですが、迷いなく一気に堂々と書いています。
やはり、年を重ねて上達が期待できるのは65歳くらいまででしょうか。
お点前も同様で、ピークは50代から65歳くらいまででしょうか????
私の場合は道具を持って立つことがおぼつかなくなったのは65歳以降でしょうか。

茶碗を届けてくれた茶道具の方は私の主人が体調を崩していることを知っていて、私が「それでも茶道 頑張っているのよ」と言いますと、「お茶の先生はお茶をしていただかないと」と言われました。
そう!頑張んなくっちゃ・・・
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折据の活用

2019-01-27 09:02:38 | 茶道

《折据》は何も花月の時だけ使うものではありません。
我が家ではいろいろな状況で使われます。

例えば初釜・茶事等の席入りの時、正客を皆さん遠慮され、なかなか決まらないとき登場するのが《折据》。
《中折据》を使えば席入りの順番もすぐ決まります。
くじなら公平。

また、お休みする方が多かった稽古日に、余ったお菓子を分ける時も《折据》が活躍します。
じゃんけん方式もありますが、きっとヒートアップして茶道ではやかましくなり雰囲気が壊れます。
《折据》なら静かに公平に決まります。
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長じゅばんの袖

2019-01-16 14:27:20 | 茶道
着物の袖幅と長じゅばんの袖幅が違う事があります。
友人から頂いた着物やリサイクルで買った着物など袖幅が違うと、長じゅばんの袖が出てしまいます。
そういう時、私は安全ピンで長じゅばんの袖口を短く止めたりしていました。

今日生徒さんから「こういう止め方もありますよ」と教えていただきました。
袖の折山の裏から一円玉を当てて輪ゴムで止めるのだそうです。短くしたい分を輪ゴムで止めると良いそうです。新しい考えにビックリしました。
ネットで知った知識だそうですが、若い方はいろいろ思いがけないアイディアを教えてくれます。
早速試してみようと思います。

また別の生徒さんは素敵な帯をされていらしたので「素敵ね」というと、「これリバティー(Liberty)なのですよ」と。「えっ、あの花柄で有名の?」と言うと「そうです。絹でなく綿の帯です」とその方。
紺地に細かい花柄で、無地の着物にピッタリと合っていて おっしゃらなければ絹だと思うものでとても素敵でした。
その方もネットで探して買われたそうです。

ネットの活用って本当にすごい!
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初釜2019

2019-01-12 15:39:13 | 茶道
東京で久しぶりのお湿りがあった寒い今日、初釜をしました。お湿りと言ってもちらちら小雪が舞い散った日です。
濃茶は重ね茶碗にして私が練り、お薄は雪月花としました。
いつもはそのあと新年会でいろいろご馳走を頂くのですが、主人が体調を崩しているので甘酒とみかんで簡略な水曜クラスと土曜クラスの顔合わせ会です。
とにかく今年も無事初釜で、良いスタートを切ることが出来ました。
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書初め

2019-01-11 08:18:22 | 書道
自主グループでしている書の会で書初めをしました。
書の先生が亡くなられて早や4年強。その後生徒の有志が自主グループを作り、先生なしで書を楽しんでいます。
書初めもそれぞれが書きたいものを書きました。色紙に書かれた方、半切に書かれた方など…私は短冊に書きました。
この文言は昨年暮れに伺った茶会で掛けられていた文言で、私は初めて拝見したものでした。
一滴の水を飲むことは 揚子江の水を飲み尽くすのと同等であるといった意味。
禅の世界では、長短・大小・軽重・老若・・・等の区別は無い。悟りの世界ではそういう区別を超越してそういうことにこだわらない世界。

区民センターでの書の時間は私にとっては至福の時間です。上手下手は関係なく墨の香りを楽しみながら少人数の仲間と静かに過ごす時間です。

今年は主人が体調を崩し私もストレスフルの日々です。そんな中でも思い切って出かけました。字は気持ちが表れてしまうのですね、委縮した字になってしまいました。
書いた後、新年ですのでお菓子を頂きながらお仲間といろいろお話を・・・・年齢も近い仲間ですから話題も共鳴し合えること多くすっきりしました。
また日常の現実に頑張ろう!!という気持ちに。
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