京都に出張でいらした生徒さんからパンフレットを頂きました。
4月19日で100歳になられる裏千家15代鵬雲斎大宗匠を記念して4月15日から茶道資料館で開かれる展覧会です。
大宗匠の大正・昭和・平成・令和と100年の歩みで、作陶されたお茶碗や、水指、お好みのお道具、作られた茶杓などが展示されるようです。
100歳になられた今もお元気に講演や百寿茶会でお濃茶を練られるお姿等、同門の私達には本当に心強く感じます。
戦争中では特攻隊員となられ、実際にはその命令は出なかったそうですが、戦後は急逝された淡々斎の後を継がれて、「一碗からピースフルネス」を提唱、日本のみならず海外にも茶道を広められました。
このパンフレットを下さった若い生徒さんは「大宗匠は円能斎ともおじいさまとして会話などなさっていらしたこと考えるとすごいこと!」とおっしゃいました。確かに現代のわれわれにとって円能斎と聞くとはるか昔の方の感がしますが・・・
何と言っても大宗匠の100歳は誠におめでたい事で、心からお祝い申し上げます。!!
京都はコロナも減って外国の観光客が大勢だったとのこと、会期も長いので私も行かれたら良いなと考えています。