桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

点火(2日目)

2019年02月07日 17時38分44秒 | 活動報告

雨模様の予報に反し日差しの見える天気が3日目、ここのところでは非常に珍しい。

天気の割には冷えは少なく過ごしやすいことに安堵していると、どこかでしっぺ返し

を喰らうことになるやもしれない。

この天気、見逃さずに外の作業を・・・・・天邪鬼は本性を表し雨模様に。

さてさて、炭窯は朝の6時半からチェックが始まる。早番の担当は決まっており雑兵は

ゆっくりの9時出勤。昨夕最後にくべた焚き木は1/5ほど残っており温度は65℃を示し

ている。煙突の上に被せていたさんだらぼっちを外し、通風孔を全開にして焚き続け

点火を促す。

火勢はよく煙突からの煙は時折、扇形に噴き出す。

煙突内部およびフード内に付着するタールを除去していることが影響していると思わ

れる。9時には80℃に到達し更に焚き続ける。

10時30分、通風孔の両サイドを閉、木酢液採取を始める。以後、若干の調節をしなが

ら80℃代をキープし夕方に焚口を閉鎖。

                   9時ごろ

      17時ごろ、焚口閉鎖