6時のチェックで208℃までしか上昇しなかった。前回の当番時との比較で50℃弱低い。
このことから終了は18時を過ぎかもっと遅くなる可能性が高いから延長を腹に据えてか
かろうということになった。9時の時点で煙突の閉め具合は55%にしていたが、もっと開放
にすべきではないか否、急激すぎる温度上昇は避けようとなり終了が遅くなることを覚悟
の道を歩む。しかし、この道でも温度上昇のペースは前回と同じになった。
夕方になると気持ちの上ではもっと早く上がれと思うが、後で考えてみればいいペース
だった。昨夕から今朝までの遅れた分だけ時間がずれ遅くなっているだけだった。
16時過ぎから終了過程に入り温度上昇、煙突内部の白色化が進み最終温度は18時
15分に360℃。最終工程のガス抜きを実施後に煙突を閉鎖し炭焼きは終了。
炭小屋から外に出ると寒気の残りで思わずぶるるっ、となる。新鮮な外気を吸い小屋に
戻ると窯から出てきたガスの異様な匂いが鼻をつく。
目塗りを明日の作業とし帰路に就いたのは18時40分、外は真っ暗。
13時
14時
17時
通風孔閉鎖
煙突閉鎖
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