大正15年2月に『早春』創刊号の宋斤の挨拶
祖父宋斤は「早春」創刊のことばに 自分の生まれたところ、自分の住んでいるところに深い敬愛と愛情を持って暮らしたい そして俳句は 大自然を讃え 人生を味わい とくに季節を尊ぶ世界随一の芸術であると誇りを持って記しています
自然讃仰 郷土敬愛 人生未到
宋斤の句 『早春』 創刊号から
早春や枯れたるものや光あり
早春の野にかけもてる小家かな
早春の凪ぎなる櫟枯れ林
早春や鴛鴦たへずいづくろひ
早春や家あり魞に人も見ゆ
早春の水面およげる小えび哉
早春の寒さは水にうめの枝
早春や野の艸すでに昂りて
早春や紫紺つばきの丸ろき葉の
早春や水仙咲くを富として
早春の朝日に應える艸も木も
「早春や枯れたるものや光あり」の句碑は、豊中市曾根崎の"萩の寺”にあります。
自然讃仰 郷土敬愛 人生未到
宋斤の句 『早春』 創刊号から
早春や枯れたるものや光あり
早春の野にかけもてる小家かな
早春の凪ぎなる櫟枯れ林
早春や鴛鴦たへずいづくろひ
早春や家あり魞に人も見ゆ
早春の水面およげる小えび哉
早春の寒さは水にうめの枝
早春や野の艸すでに昂りて
早春や紫紺つばきの丸ろき葉の
早春や水仙咲くを富として
早春の朝日に應える艸も木も
「早春や枯れたるものや光あり」の句碑は、豊中市曾根崎の"萩の寺”にあります。