去年秋の、東京国際映画祭出品作品で見逃した作品。
ジョシュハートネット、けっこう昔から好きなんだよね

ジャンルはサスペンスでも単なるラブストーリーでもなく、ラブミステリー。
元は1996年の『アパートメント』というアパートが舞台のヨーロッパ映画。
ヴァンサンカッセル×モニカベルッチの結婚前の共演で、英国アカデミー外国語賞。

それを『ギャングスターナンバーワン』の監督がハリウッドリメイクした作品。
リメイクと言ってもこれはなかなか秀逸

観始めはわけがわからないのが、段々明らかになっていく過程の描き方はすごく巧み。
リメイクものって、ヘタするとあちゃーっ

オチっていうほどのものはないけど、内容をかくだけでおよそネタバレになっちゃうから
予備知識ゼロで観てほしいなぁ。あ、でも裏を読んだりヘンに探りながら観ちゃダメ。
ジョシュハートネットがまた色男なんだけど、優柔不断で過去の彼女を引きずりながら今の彼女(婚約者!)も切れない・・・。男って女より過去を引きずる生き物だもんね。
切ない表情がハマる、こういう役、ジョシュにぴったり。

友人役のマシューリラードも、これまたこういうキャラハマリすぎ。
そして何しろイイのが劇中にかかるBGM

ホワイトライズは邦題だけど、まさに「白い嘘」に合った綺麗な曲、カッコイイ曲が



公開時のキャッチコピーは「悪意のない、透明な嘘」。これ上手い。
切なさも残る、秋にぴったりの映画

好きすぎて言動がおかしくなっていくっていう心情、経験はないけどわかる気もする。
それにしても演じる女優も、憎たらしくて「キーッ


ってなりながら観たけど、4人の人物のうち誰に感情移入するかは人それぞれ。
そこも面白いと思うなぁ

ワタシは勿論ジョシュ派







邦題からするとサスペンスと勘違いするかもだけど、
基本はラブもの。でもただのラブだと侮るなかれ。オススメ


ストーリー
すべてを捨てて最愛の人を求める一人の男と、ふたりの女性をめぐるミステリアスな関係を描いたラブ・ストーリー。主演は「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット。共演に「トロイ」のローズ・バーンとダイアン・クルーガー。
広告代理店のエリート・ビジネスマン、マシューは、結婚を目前に控え仕事もプライベートも順風満帆な日々を送っていた。そんなある日、彼は2年前に彼の前から突然姿を消した恋人リサの後ろ姿を目撃する。当時、理由も分からず、なかなか立ち直ることができなかったマシューは、リサの本当の気持ちを確かめたいとの衝動に駆られる。リサを探し求めて街を彷徨うマシューは、やがてあるアパートの一室に辿り着く。しかし、その部屋にいたのは同じリサという名を持つ別の女性だった。彼女はマシューを警察に通報せずになぐさめ、2人はそのまま一夜を共にしてしまう…。
原題・WICKER PARK 116min
製作国 アメリカ
初公開年月 2004/12/11
監督: ポール・マクギガン
製作: アンドレ・ラマル
ゲイリー・ルチェッシ
トム・ローゼンバーグ
マーカス・ヴィシディ
製作総指揮: ヘンリー・ウィンタースターン
脚本: ブランドン・ボイス
オリジナル脚本: ジル・ミモーニ
音楽: クリフ・マルティネス
出演: ジョシュ・ハートネット
ローズ・バーン
マシュー・リラード
ダイアン・クルーガー
クリストファー・カズンズ
ジェシカ・パレ
ヴラスタ・ヴラナ
ホワイトライズ 公式サイト
amazon ホワイトライズ サントラ
ジョシュハートネット、次回作は豪華スター共演話題のロバートロドリゲス新作
『SIN SITY』

ジョシュは、甘い言葉で女を口説き命と金を狙う、ケチな悪党役。
来月いよいよ公開!早く観たい~。

ジョシュの新恋人は,最近わがまま言動が目立つ、スカーレットヨハンソン。


5月にクランクインしたブライアン・デ・パルマの新作、『THE BLACK DAHLIA』で出逢ったらしい。
犬の散歩に二人してサングラス。逆に目立ちすぎますから。

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