夏はやっぱりホラー!
なのに全然最近涼しくなれるようなホラーが出てこない~
というわけで、今日はお気に入り監督のひとり
アレハンドロ・アメナーバル監督作品3作目、「アザーズ」を紹介☆
劇場でも2回観た後DVDでも観て先日やっと購入♪
1年以上ぶりに観なおしてみた。
何度か観ても、やっぱり面白い
1997年のアメナーバル作品「オープン・ユア・アイズ」を気に入ったトムクルーズが製作を担当し、
当時のパートナー、ニコールキッドマンを使ってハリウッドとスペイン、フランス合作で作られた
この作品、音でびっくりさせたり、ヘンな化け物を登場させたりして怖がらせる
安っぽいホラーと違って、
ゴシックホラーと呼ばれる
心理的恐怖を感じさせる、ヒッチコック風とも思わせる正統派映画。
この作品でのニコールの演技、佇まい、美しさは一級品
紹介といってもこれほど説明すればするほど面白さが減っていくものもないっていう
タイプの作品なので あまり言いたくないんだけど (笑
その見せ方(演出法)が素晴らしい
たまに、アノ作品に似てる。なんて言われたりするけど、これはこれ。
ラストに向けて、それまで謎だった部分が次第に見えてくるあたりもほんと素晴らしい
過剰すぎず丁寧。かといって長くもなく静かに魅せる。
まだ34歳のアメナーバル監督は、毎回 脚本と音楽も自らが務める。
ホラーは怖いからニガテと敬遠してる人にも(人にこそ)観てほしい秀作ですー
1945年、深い霧に包まれた孤島。戦地に行ってしまった夫を待つグレースは
子供二人と共に大きなこの屋敷に引っ越してくる。
そこへ3人の召し使いがやってきて一緒に暮らす事に。
そこから段々と館では異変を感じるようになる、、、、、。
見えない恐怖に、次第に怯え支配されるようになっていくー。
この子たちふたり、自然で、"子役"の域を超えた名演
名演と言えばこの召し使いのおばあさん フィオヌラ・フラナガン!
先日観た「トランスアメリカ」ではアクの強い個性的な母親を演じてたけど
この人の雰囲気、インパクトも素晴らしい~。見事なハマり役☆
その"存在”との共存
○感強いひとってこんな感じなんだろうな、
ラスト、実際、こんな風なのかもな と思えるところにゾクっと、、、、、。
10/10
あまり深読みしないで観てほしい作品☆ 一筋縄ではいきません!この映画。
ネタバレ文も書きたかったけどヤメときます
この 暑い夏に、あなたの体温、ちょっと涼しくしますー
なんてね☆
amazon アザーズ 期間限定廉価版
2001年 アメリカ=スペイン=フランス 104min
【staff】
監督/脚本/音楽 アレハンドロアメナーバル
【製作】トムクルーズ
【cast】ニコールキッドマン/フィオヌラフラナガン/
クリストファーエクルストン/アラキナマン/ジェームズベントレー
アメナーバルDVD BOX 発売中~
「テシス」
弱冠23歳の頃に撮ったデビュー作! スペインで大ヒットした強烈な作品
「オープン・ユア・アイズ」
後に、トムが「バニラスカイ」で自ら主演し、リメイク。
「海を飛ぶ夢」
テーマは尊厳死。 "死の宣告"についてなど、色々考えさせられる、、、、。
第77回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。ハビエルバルデム主演。
どれもオススメです~
是非
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