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デュプリシティ  スパイは、スパイに嘘をつく / Duplicity

2009-04-15 00:40:04 | 劇場&試写★6以上
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またまたヘンな副題付いてる~ しかも点まで入ってるし
昨年アカデミー賞作品賞ノミネートした『フィクサー』のトニー・ギルロイ監督・脚本作品


『フィクサー』あんまり好みじゃなかったし、『ボーン・アイデンティティー』の脚本家ということで
そちらもあんまりだったので期待もしてなくて。
久々、ジュリア・ロバーツが観たくて行ってきました☆5月、日本公開

『クローサー』でも共演し、息もバッチリジュリアとクライヴ。


 
二人はスパイで恋人同士

ザ・バンク 堕ちた虚像』も現在公開中のクライヴ・オーウェン、今回は銃持たずに頑張ってます
元MI6謀報員、レイ。  ジュリアは元CIA謀報員、クレア。

原題のデュプリシティとは、二枚舌とか裏表ある感じのことらしい。
邦題、そのままでいいのに。

お堅いサスペンスではなく、
巧妙なストーリーテイリングでみせる、スパイコメディ。


コメディっていってもそこはトニー・ギルロイ作品。
おバカなスパイものではないし、ゲラゲラ笑えるシーンがあるわけでもない。
ぼーっと観てるとわけわかんなくなっちゃうくらい、
過去の話に遡ったりして時系列がバラバラで 場所と「現在から何日前」って出るもののわかりにくい
説明不足というか置いてきぼり食ったら段々どうでもよくなってきたりして?


観る前に予めストーリー、軽く知っておいた方がいいかも?
同業会社同士の、新商品の動向は気になるのは当然、
ある驚異の新商品を開発するという噂を聞いたライバル会社はスパイを雇い
潜入させるが、実はスパイ同士は共謀していて、、、


騙し合い、というより騙し愛

スパイ同士ってことで、恋人でもあるのに心底信頼しあえない辛いところ。
二人とも信じきれず、心のどこかで疑いが。

再会する度にキスシーンが繰り広げられるけど、それさえも本気か演技かわからない。

個人的にはクライヴ・オーウェンのあの顔がどうしてもニガテなんだけど、
(出演作も『シンシティ』は好きだけどあとあんまりピンとくるのがないのよね
ジュリアとのコンビネーションを楽しんで観た


でも肝心な騙し合うかけひきの面白さはあんまり感じなかったなぁ。
2時間あるので途中やや中弛み、、、。
最後の30分だけは、予想もしてなかったのでちょっとだけ面白かった☆
意外な二人のラストショットも。

あ、面白いと言えば、オープニングでライバル会社の社長、トム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティが
子供じみた喧嘩をスローで音もなく流れるのがユーモラス。一番面白かったかも。

どう見ても社長に見えないんだけどなー(笑)ポール・ジアマッティ、前作『私がクマにキレた理由』に続いて社長役☆

最後に笑うのは、誰だ?

6/10


DVDスルーでも良かったのでは?という感じがしなくもないな、、、って思ったら
単館上映なのね
納得。


公式サイト
Duplicity   2009年  アメリカ  125min
5月1日より、ロードショー


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3/10 ロンドンプレミアにて




3/14、パリプレミアにて。



やっぱりこの大口笑いがジュリアの魅力






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