無重力、
真空状態
衝突によって大破した機器が宇宙空間に拡散してく、緊張感 観てる方も苦しくなってくるこの臨場感
重力=グラビティ で原題。
監督は、「大いなる遺産」や、ガエルとディエゴの「天国の口、終わりの楽園。」 「トゥモロー・ワールド」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン。
脚本は、キュアロン監督とその実の息子、ホナス・キュアロンによる。
宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士たちの極限的状況を最新VFXと3D技術を駆使して描いた 大スペクタクルなSF大作 そのわりに,キャストはほぼふたり。
エンジニアのライアン・ストーン博士演じるサンドラ・ブロックと、
ベテラン宇宙飛行士、マット・ワコルスキーにジョージ・クルーニー。
あらかじめ、ほぼサンドラの一人芝居とは聞いてたから驚かなかったけど、
途中からはコワルスキーが飛ばされていなくなってしまう。
そこでこんな宇宙にひとり放り出された時の、不安と孤独、究極の絶望感。
たったひとり。投げ出され、 宇宙という名の途方もない敵との生死をかけた戦いに挑む 地表から60万メートル上空。
すべてが完璧な世界で、誰もが予想しなかった突発事故が発生。
スペースシャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキーの二人は、無重力空間《ゼロ・グラビティ》に放り出されてしまう。
漆黒の宇宙で二人をつなぐのは、たった1本のロープのみ。
残った酸素はわずか2時間。地球との交信手段も断たれた絶望的状況下で、二人は果たして無事生還することができるのか?
7/10(72点)
とにかく、この迫力は大画面で DVD出てからなんて待ってる人は、今すぐ考えを改めて 少しでも興味あるなら劇場で臨場感を味わいつつ観るべき作品。
90分と聞いていたし、そんなに話的に長くも持たないだろうと思ってたけど、 長さ的にはちょうどいい。
話としては単純といってしまえばそれまでで、 サンドラ演じる一人の女性が最後まで諦めずに「生き残りたい」という思いで戦う ある意味、壮絶なサバイバル。 サンドラももちろん素晴らしいけど とにかくジェームズ・キャメロンもびっくりの最新SFX技術や 宇宙空間でのアクシデントを、ここまでリアルにドキュメンタリーを観てるかのように 描き切ったという功績に拍手。
何か、映画として面白いかってよりそこに凄さを感じる。 宇宙服までもCGらしい。
ジョージじゃなくてもいいくらいの出番の短さだったけど ジョージとサンドラって組み合わせだからいいのかな。笑
途中、いなくなったワコルスキーが戻ってきたシーンが挟み込まれ、 そのお茶目な会話に会場には一部笑いが。
ヘルメットもかぶってないのに、衝撃ないからえ~?っと思っていたらやっぱり幻想だった ラスト近くの本当の意味での極現状態、恐怖の数分間、数十分間?は ほんとうにみていてドキドキ。
助かるだろうとは分かっていても 地球に無事着陸した瞬間の安堵感といったら、、、、。 わたしはすごいイイっていう感想を多く聞かされてたから期待しすぎちゃったのと 感動まではしなかったけど
このリアルな宇宙空間に酔いしれた。 試写だったので、2Dで観たのだけど3D好きじゃないわたしには珍しくこう言いたい。 これは劇場で、それも音響のいい3Dで、ぜひ観るべき作品
タランティーノも順不同の今年のベスト10にいれてるし 評論家たちの評価もものすごくいいから、来年のアカデミー賞にほんとにノミニーされちゃうかもね☆
現在、サンドラ姐さん7年振りに来日中~
試写でレッドカーペットの招待もらったから行けるけど トロントに続いて2度目の生サンドラどうしようか迷い中~ 公式サイト
GRAVITY 2013年 アメリカ 91min
12月13日(金)より、ロードショー