「コーヒー&シガレッツ」「ブロークン・フラワーズ」など
こだわりの楽曲と独自の世界観でジム・ジャームッシュ監督の4年ぶりの最新作は、
7年間温めていたというヴァンパイア ラヴ・ストーリー
ジム・ジャームッシュ作品て、「ブロークン・フラワーズ」以外は好きじゃないこと多いので
あまり興味もないけど、今回ばかりはティルダとロキ(トム)主演だし
大好きなヴァンパイア映画だから見逃せない。
と思って観たのだが、upするのだいぶ遅れちゃった
年末大忙し時期なので今回は簡単レビューで。
ヴァンパイアの恋人たちに、「マイティ・ ソー」のロキこと、トム・ヒドルストンと
「少年は残酷な弓を射る」などの名女優、ティルダ・スウィントン
トムヒドルさんロン毛似合う~ 哀しげな表情(かお)が最高。
アングラ界のカリスマミュージシャン。
黒目がち、血色薄い。ヴァンパイア要素はばっちり。
ジム・ジャームッシュ監督とは「ブロークン・フラワーズ」に続くタッグ。
ヴァンパイア役は二人ともハマりすぎ。
永い間恋人同士だが、遠距離恋愛。
恋人のアダムとはスカイプでネット電話。笑
ヴァンパイアだからすーっと空ひとっ飛びで会いにいくのかと思いきや、
夜中にどっかに電話して航空チケットをゲットするティルダ演じるイヴ。
なんかいつも憎らしいのよね、このコ。
それだけうまいってこともあるけど。
突然、カップルのところに居候しにくるイヴのやんちゃな妹にはエヴァにはミア・ワシコウスカ。
アダムとイヴの長年の友人マーロウには、ジョン・ハート。
フツウの?バンパイアものとはちょっと違うところがジム・ジャームッシュらしい。
むやみに人間の首筋に噛み付いて命を奪ったりしないで
純血、綺麗な血しかもとめない
へんな血を吸ってしまうと致命傷になりかねないので用心が必要。
永遠に続く愛をヴァンパイア視点で描いたラブストーリー
吸血鬼のアダムは、ギターをはじめ弦楽器なら何でも自在に弾きこなすミュージシャンとしてアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍している。しかしここ近年の自己破滅的な人間たちの振る舞いにアダムは 抑鬱を抱えていた。そんなとき恋人イヴがデトロイトに住むアダムの元を訪れる。もちろん、彼女も吸血鬼で2人は何世紀も愛し合い、生き続けてきた。久々の再会もつかの間、イヴの破天荒な妹エヴァが突然2人の前に現れ、3人の運命は、ゆっくりと変わり始める...。
5/10(52点)
期待してたヴァンパイアものとは違った~。
やっぱりジム・ジャームッシュ作品なんだなぁって感じ
ゆっくり、ヴァンパイアカップルの日常とやりとりが描かれる。
今回もかなりスローでとくに大きな見せ場もなく淡々とし過ぎ。
途中で退屈になっちゃった。寝なかったけど眠気もくるし。
ミアがやってきてからは、破天荒な言動を起し怒ったアダムにとうとう追い出される。
この内容でというかこの世界観がいいんだろうけど、
2時間ちょいは長すぎ。 これだと85~90分でいいんじゃない。
二人が生き続ける為には、質の良い血が必要不可欠。
人間とうまく共存しながら生き続ける。
それは不幸なのか、それとも幸せなのか。
二人でいる限り、永遠の愛が続く。
オープニングの、レコードぐるぐるに合わせて廻るカットが一番印象的でステキだった
ジム・ジャームッシュ作品が好きな方にはたまらない作品だろうな。
ロキファンにも、もちろんオススメ。
毎回こだわりの音楽、相変わらずいい
監督・脚本 ジム・ジャームッシュ
音楽 ジョセフ・ヴァン・ヴィセム
ONLY LOVERS LEFT ALIVE 2013年 アメリカ=イギリス=ドイツ
12月20日より公開中~
2013年 トロント映画祭にて。
トムヒドルストン、短髪より断然ロン毛だわ
さて、これにて今年のレビューはおしまい。
今日ほんとは1本観たかったけどいっぱいいっぱい。
恒例のわたしの2013 Best&Worst発表は明日の大晦日に