「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンによるミステリー小説「冥闇」を
「サラの鍵」のジル・パケ=ブランネール監督が映画化。
幼い頃に一家惨殺事件から生き延びた女性が、家族を襲った事件の真相を追い、驚愕の真実にたどり着く。
主演がシャーリーズ、原作が「ゴーンガール」のってこと以外、予備知識ゼロで鑑賞。
15歳の時、アルコール依存症で暴力が絶えなかった実の父親を、危険を感じて母親が射殺、(罪には問われず)
という壮絶な過去を持つシャーリズ・セロンが、惨殺事件から生き残った少女リビーを演じる。
こんな素朴なキャップかぶってなくてもいいのにな〜
普段のシャーリズだとセクシーすぎるから、その緩和?おしゃれとは無関係なキャラであるのを表現なのかな。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でシャーリーズとは共演済みのニコラス・ホルト
大人っぽくなっても童顔が可愛いクロエ・グレース・モレッツ。
ブラピの息子を演じた「ツリーオブライフ」でデビューし、マコさまとの「MUD-マッド」やニコラスとの「グランドジョー」(観たけど未レビュー)や
待機中の「X-MEN アポカリプス」にも出演、ノリまくりのタイ・シェリダンくんが、影のある長男の子供時代を演じる。
大人になったムショにいる兄、ベンはコリー・ストール。
(大人になって顔変わりすぎじゃないー!)
この頭だったら、トム・ハーディにやらせたらよかったのにとも思うけどそうするとまんま
「マッドマックス」メンバーか 笑
あ、そうそう。あとお母さん役、クリスティナ・ヘンドリックス。
誰だったっけーー??と思ったら、ライアンが初監督を務めたつまんなかったミステリー
「ロスト・リバー」の主演の人だった
この方、ん?太ってる?と思ったら
やたら巨乳なのよー そこばっか目がいっちゃって(エロオヤジか)
※劇中、こんな格好はしてませんので悪しからず。
85年、米カンザス州の田舎町で母親と2人の姉妹が殺害される凄惨な事件が起こった。8歳の末妹リビーが生き残り、彼女の証言によって長男ベンが殺人犯として逮捕された。それから28年後……成長したリビーのもとに、過去に起きた有名な殺人事件の真相を再検証する「殺人クラブ」から招待状が届く。ベンは本当は無罪なのではないか?と主張するクラブのライルからの懇願と、協力に対する報酬に心が動いたリビーは、長年疎遠だったベンと刑務所で対面を果たす。「俺はやってない」という、ベンの告白に「嘘つき」と返すリビーだが、引っかかる出来事が。 ベンの再審申し立てに残された日数はあと21日しかない中、リビーは、恐怖とともに心の闇にしまい込んだ記憶に再び向き合うことを決意する……。
自分で証言した、犯人は兄だと。28年後、それが覆される。
6/10(67点)
ネタバレあり
映画だから、犯人が最初のままのはずはないから、それが違っていて真犯人はじゃあ誰?となるから面白いわけで
そこからも犯人はしぼられてくるんだけど、
母親かもしれないし、父親、もしくはリビーだってありえるし、話を持ちかけてきた殺人クラブのメンバーだって疑わしい。
でも途中、犯人というか、真相が見えてからは一気に面白さは下降していく。
有名な事件のマニアたちが集う、「殺人クラブ」の存在が怖い。
直接オファーされてゲストに招かれていくなんて本当、危険だと思うけど、、、、
お金欲しさに会ってみるリビー。度胸あるな。たった5、6万で引き受けちゃうとは。
過去の自分のトラウマに向き合うことになるんだから、振り返りたくもないはずなのに。
アブない奴だったらほんと危険すぎ。
リビーは幼い頃の記憶はなく、当時 兄がやったと証言したことで
兄はずっと監獄。本当にそうだったのか、と悩んだり会いに行こうとしなかったのもすごいけど
殺人クラブの面々が、その興味から絶対兄ではない、真犯人がいるはずだということで
自ら捜査に出る。まずは兄に面会することから。
当時の周りの関わった人物をたどっていく中で、思いもよらなかった人物がいたり、いなくなってたり。
それにしても、タイ・シェリダン演じた兄のベンがあまりにも不憫。
真面目にやってたはずなのに性的暴力しただの、悪魔崇拝だのと非難され
ビッチな年上の恋人、クロエ演じるディオンドラに赤ちゃんできたからと、お金せがまれたり
それを守るための覚悟の決断。
母親が部屋で見つけたノートに書いてたのは、赤ちゃんの名前で、ベッドの下に隠してたのも赤ちゃんの服で。
なのに女の子に性的暴力をしてたと思った母親。
お金がないからって、子供を守るため自分を犠牲にして自殺しようとする母親。
そこまでしちゃうかな、、、と思ってしまった。
いやこういうの、現実的に考えちゃダメなのかな。
うまい具合に行方不明になって、浮浪者みたいになってしまってるダメ父親。(犯人かもと思わせるにはわざとらしい)
結局はお金を払って自殺を手伝う(殺して自殺に見せかける)人の存在があるのを最初の殺人クラブの訪問の時に
伏線として言ってるからそこでまずピンときてしまう。
その訪問者が来て、母親が殺された時に運悪く居合わせた長男ベンと、その恋人ディオンドラ。
妹の殺害はディオンドラが実行犯。警察もそのくらいわかるはずだけど。首絞めてるんだし男の手ではないことくらい。
長いことディオンドラが行方不明になってるということで突き止めたリビー。
成長したクロエ演じたのはこの人。実はクロエの母親に似てるからこんな感じにならなくもないのかも?
そこには、成長した兄の子供が。
そりゃリビー、狙われるよね。 親子から逃れようと森に潜んでいて記憶が蘇る。
事件当時、もう一人の妹も殺そうとするディオンドラに恐怖を感じ
リビーだけは見つからぬよう隠しておいた優しい兄だった。
お互い、嘘ついてたからチャラね。的に釈放された兄に、リビーは最後いうけれど
長いこと牢屋に入れられて(本人はそこは後悔してないようだけど)
お互い様も何もないよーと思ったけど 笑
途中の悪魔儀式とかいらないよね。と思ってしまった。
なんかスッキリ面白かったー♡とはならない感じの作品でした〜。
インディアン系の悪魔崇拝者を演じたシャノン・クックが何気にイケメンでした☆
爽やかイケメンくん
成長すると(左)
映画『ダーク・プレイス』イケメン2人のインタビュー映像
DARK PLACES 2015年 イギリス=フランス=アメリカ 113min
6月24日より、公開中〜
【映画 予告編】 ダーク・プレイス(2015)
美女二人と中央、原作者。