リドリー・スコット監督による「プロメテウス」の続編であり、
79年製作のSF映画の金字塔「エイリアン」へと繋がるエイリアンファン待望の最新作
前作の内容を確認しようと自分のblog観たら何と!
「プロメテウス」からもう5年も経ってたなんて5年て早い
地球を後にした宇宙船コヴェナント号のクルーたちを待ち受ける驚愕の運命とエイリアン誕生の秘密。
最初の「エイリアン」の、そのもっと前の話ってことを頭に入れておかないとついつい忘れちゃう。
主演は、何だか美人でもないし可愛くもないしで個人的にはパッとしないなーと思えてしまうキャサリン・ウォーターストン。
かなり重要、アンドロイドのウォルターとデヴィッドの二役、マイケル・ファスベンダー。
髪の毛あとで切ったらどっちがどっちだかわからなくなってくる
けどそこがポイント。
先日観た「プリズン・エクスペリメント」で悪役、本作で船長となる、ビリー・クラダップ。
セス・ローゲン&ジェームズ・フランココンビ映画によく出るダニー・マクブライド。
タラの「ヘイトフルエイト」出演が印象的だった、デミアン・ビチルも出演。
アンドロイドの生みの親として、ガイ・ピアースもノークレジットで冒頭に登場。
あと、ノオミの元夫で船長としてジェームズ・フランコ。
セリフありで出てきて欲しかったなー。
残念ながらこれはオフショットみたい。
話は単純。
人類初の大規模移住計画により、新たな植民地となる惑星オリガエ-6を目指して2000人の入植者とともに地球を旅立った宇宙船コヴェナント号。船の管理は最新型アンドロイドのウォルターによって行われていた。ところが突然のアクシデントで、船長を含む数十人が命を落としてしまう。そしてその直後、コヴェナント号は謎の電波を受信する。急遽、船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻で科学者のダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である惑星へと向かう。ダニエルズ、オラム、ウォルターらが調査隊として探索をしたところ、本来の目的地よりも遥かに地球の環境に近いことが分かってくる。ところが、そんな調査隊を思いも寄らぬ事態が襲う。窮地に陥った一行の前に、かつてプロメテウス号に搭乗していた旧型アンドロイド、デヴィッドが姿を現わし、、、、!!
6/10(68点)
ファスベンダー🆚ファスベンダー
エイリアンファンには何かちょっと物足りないな〜。
前作と違って前半30分くらいが全くつまらないから、まさかの眠気きた。
新しい(というか本当はこっちが先、)エイリアンの造形は人間っぽくて
気味悪さあるし、全体のヴィジュアルがいいけど、
アンドロイドのマイケル・ファスベンダーが二役ってことでラストの展開は予想がつくし、
これからってところで終わってしまうのは続きはいつ!?ってなっちゃう。
アンドロイドがより人間に近づいていて、そこから生み出される葛藤、
自分が創造できるにもかかわらず、制限された世界で抑制され、
命令されたことのみを行動して生きることへの反発と自由とクリエイティブへの欲望。
この部分が重視されて描かれていたのでもうファスベンダー祭り。と言った感じ
まぁそれも悪くはないんだけど、膨らみが足りなかったな。
これまでのエイリアンシリーズの中では一番落ちる、、、
やられてアレが出てくるシーンはいつ見ても恐怖だし
アイツが顔にかぶさってくるシーンはいつ見てもおぞましい。
「エイリアン」シリーズは時間なければ最悪「1」だけでも観てからの方がいいし、
「プロメテウス」を観てからみて。
今ちょうど偶然、CSで「プロメテウス」やってるから観てるだけど
ノオミ演じたショウ博士はいないけど、その話が本作でも出てくるし、観てないとわけわからなくなるよ。
結構ノオミの未来の姿がショッキングでした
「プロメテウス」であんなにも頑張ったのに〜
1ではノオミさんの自己手術シーンが見ごたえアリだったのに対して、本作では
目を見開きながら引きつけるような見所がなかったのも残念だなー。
早く続きやっちゃってよー。またもし5年先なんて待てないよ。
リドリー・スコット監督!生きてるうちにお願いしますね
ALIEN: COVENANT 2017年 アメリカ 122min
9月15日より、公開中〜
「プロメテウス」
プレミアにて。