本作での、チャーチルに扮した演技でゲイリー・オールドマン、祝 アカデミー賞主演男優賞受賞
そしてハリウッドで活躍しながら2012年に現代美術家に転向した辻一弘氏が、
ゲイリー直々のオファーによって数年ぶりに特殊メイクを担当し、こちらもヘアメイクアップ&スタイリング賞を見事受賞
監督は「プライドと偏見」(05)「つぐない」(07)のジョー・ライト。
30日より公開。試写にて。
ウィンストン・チャーチル ゲイリー・オールドマン
ウィンストン・チャーチル。第一次世界大戦中から第二次世界大戦、戦後の冷戦時代にかけてのもっとも著名なイギリスの政治家の一人。
先祖は名誉革命時代に活躍した貴族のマールバラ卿。
彼自身もハロー校から陸軍士官学校のエリートコースを歩む。
インドや南アフリカで軍人生活を送り、1899年には南アフリカ戦争に新聞記者として従軍している。
1900年に保守党から立候補して下院議員となり、政治活動を開始した。
次第に自由貿易主義をとるようになり自由党に転じる。
知られざるその素顔。
1.ダンケルク撤退作戦を実行。
2.ノーベル文学賞受賞。
3.愛妻家で恐妻家
4.Vサインを世に広めた第一人者。
5.朝からスコッチを飲むほどの酒好き。
6.くわえタバコがトレードマーク。
伝説の政治家ウィンストン・チャーチル(1874-1965)は、最大の国難に直面したその時、
いかにして人々に勇気と希望を与えたのか?
チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に、
チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描く、歴史映画。
妻クレメンティーンに、クリスティン・スコット・トーマス。
エリザベス・レイトンにリリー・ジェームズ。
国王ジョージ6世に、ベン・メンデルソーン。
「人間が歴史から学んだのは、歴史からは何も学んでいないということだ」。
チャーチルの名言であり、
苦境の中で「歴史からは何も学べない」ことを身を持って思い知った、チャーチルの本心からの言葉。
チャーチルの特技であった、演説力。
そこに至るまでの内心の葛藤
5/10(53点)
いつものように、映画としての出来じゃなく面白かったかどうか。
やっぱり、メリルが過去に演じたマーガレット・サッチャーや、過去の歴史上の人物の半生を描いた映画では
やっぱりその人物に対する興味があってこそより楽しめる。
これまでも、ヒトラーの映画などはいくつも観てきて大抵が興味深く見られたし、
興味があまりない人物でも、例えば「ニクソン」や「フロスト✖︎ニクソン」などは映画としてかなり面白く観れたんだけどなー。
でも本作はエンタメ性があまりなくていまひとつ映画の中身には惹かれなかった。
ゲイリーの演技を堪能する、のはしたけど、ゲイリー目的だけで観るには少し退屈だった。
国民のリアルな思いを知るために、ひとり地下鉄に乗り込んで突然、街頭突撃インタビューならぬ
生の声を聞くシーンは面白かった。
何気に抱いていた頑固で偏屈で気難しいおじいさんというチャーチルのイメージよりも、
映画を観た後の方がもっと 意外といい人なイメージだったのは中身がゲイリーだと思って見てるからなのかな?笑
1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。嫌われ者の彼は政敵に追いつめられながら、究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか――。
DARKEST HOUR 2017年 イギリス 125min
3月30日より、ロードショー
トロント映画祭にて
いつも強面役多い、ベンメンデルソーンもゲイリーセンパイと一緒に記念の自撮り。おじさん二人、可愛い 笑