音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が「死者の国」で出会うガイコツのヘクター。
人は死んでも生きている。
本当に死ぬのは、誰からも忘れ去られた時。
先日行われた、第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞、主題歌賞受賞
家族愛、ミュージック。普遍的なテーマと
日本でもおなじみお盆同様の、1年に1回亡くなった人に会えるというメキシコの伝統的なお祭り死者の日。
「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」のディズニー&ピクサーが贈るファンタジー・アニメ。
監督は「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチと、これが監督デビューとなるエイドリアン・モリーナ。
製作総指揮に、「トイ・ストーリー」シリーズのジョン・ラセター監督。
ガエルの声が聞きたくて初日鑑賞。
voice cast
ミゲルには12歳の新人アンソニー・ゴンザレス。
彼が出会うスケルトンのヘクターに、ガエル・ガルシア・ベルナル
ミゲルの憧れの歌手アーネストの声を演じたのは、ベンジャミン・ブラット。
なんか懐かしい。
他に、フリーダ・カーロまでいる。声はナタリア・コルドバ=バックリー
カッコイイ空飛ぶ虎?も登場
スペイン語ネイティブ俳優で起用なのでやっぱり字幕がいいかと。
日本吹き替えキャストも、ガエルが藤木直人、松雪泰子など。
映像と、ラストがいい
そして最大のメッセージ。
「会えなくても、忘れなければ、心の中で永遠にその人は生き続ける。」
6/10(60点)
原題は、主人公の先祖で話のキーとなるおばあちゃんの名前、coco
確かにこのタイトルだと日本ではどうかなと思うのだけど。
邦題は歌のタイトル、「リメンバー・ミー」になっている。
ミゲルの先祖(おばあちゃんのお母さん)でガイコツのイメルダは、音楽を選び家族を捨ててしまったミュージシャンの夫との過去から
家族に音楽を禁じる。
死者の国に迷い込んだミゲルが音楽好きだと知り、音楽をやらなければ生きている世界に戻すと伝えるけれど…。
ガイコツとなった先祖たちと出会い 自分の家族のルーツを知る。
死んでも忘れられないように。
おばあちゃんになって記憶が曖昧になってしまったcoco
ひ孫のミゲルは、ひいひいひいおばあちゃんのお父さんに死者の国で偶然出会い
娘への想いを届けるため、現代に戻ろうとする。
cocoおばあちゃん、何にもしゃべらずうなだれてたのに
お父さんが子供の頃に歌ってくれた曲を聞いた途端、一緒にポツリと歌いだす。
それまであまり引き込まれずに観てたのにここはさすがに泣けちゃいます。
みんな、つるんとした肌なのにおばあちゃんだけリアルなシワがあって。
マリーゴールドの花びらの絨毯でできた橋もお気に入り。
春休みなので大人と一緒にお子様も一緒に楽しめる作品です
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。しかし彼の家では、むかし起こったある出来事がきっかけで、代々演奏はおろか音楽を聴くことも禁じられていた。人々が先祖の魂を迎える“死者の日”、音楽のことで家族と衝突してしまったミゲルが、憧れのスター、エルネスト・デラクルスの墓を訪れたところ、いつの間にか死者の国に迷い込んでしまう。カラフルで美しいその世界ではガイコツたちが楽しく暮らしていた。しかし生者のミゲルは日の出までに元の世界に戻らなければ、永遠に家族に会えなくなってしまうという。そんなミゲルの唯一の頼りは、家族が恋しい陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。しかし彼にも“生きている世界で忘れられると、死者の国からも消えてしまう”という過酷な運命が待っているのだったが…
同時上映というか、前座のピクサーのいつもの短編に今回は
アナと雪の女王の新作22分の短編がついてるんだけど
観たい映画よりも先に必ずこれも観なくちゃならなくて、そして子供っぽいストーリーだったので
退屈でした。10分やその程度なら許せるけどその前の作品強制的に見せられるの22分って長すぎる。
coco 2017年 アメリカ 105min
3月16日より、公開中〜
アカデミー賞授賞式で生歌でリメンバーミーを恥ずかしそうに披露したガエル。
顔はいいが歌下手とも言われたけど そんなことない いい仕事してます
モリーナ、共同監督インタビューこちら