「少年は残酷な弓を射る」の女性監督、リン・ラムジー最新作。
カンヌ映画祭では脚本賞と男優賞を受賞。
主人公は、売春のために人身売買される少女たちを助け、その報酬で暮らしている退役軍人のジョー
にホアキン・フェニックス。
少女、ニーナにエカテリーナ・サムソノフ。
アメリカ人作家ジョナサン・エイムズの小説が原作。
本作は監督の狙いとして、説明的なセリフに頼ることなく鮮烈な映像と、音(曲)、ホアキンの表情で表現。
音楽には、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドを起用。
短く断片的なフラッシュバック、繰り返す自傷行為、過去のトラウマ、やりきれない苦しみを抱え
年いった母親との日々、、、
4/10(40点)
「少年は残酷な弓を射る」が好きなのでちょっと期待してたんだけど
いや〜つまんなかった。いい作品なのかもだけどね、とにかく面白くない。
今年観た中ではダントツにつまらない。
はじめはいつになったら引き込まれるんだろうと思って観てたら、ちっともいつになっても面白くならない。
で、だんだん途中眠くなったし。
何年もここで言ってるけどわたし個人の評価は映画の出来、ではなくて面白かったか、楽しめたか。なので
去年公開のジム・ジャームッシュ作品が評価されてたけどわたしはダメだったように
本作もつまらなさでは負けてなかった
フラッシュバック(短いけど)の多用とか、トラウマの映像とか苦悩の顔だけ演技とか
セリフ少なくほぼホアキンの表情演技とか、退屈だ〜!
淡々としすぎるのが苦手な人には不向きかも、かなり好みに分かれるタイプの作品。
元軍人で行方不明者の捜索を請け負うスペシャリストのジョー。州上院議員からの依頼で、ジョーはある組織に囚われた議員の娘ニーナを救い出す。彼女は感情が欠落しているかのように無反応だった。やがてふたりは、依頼主の父親が飛び降り自殺したことを知る。
YOU WERE NEVER REALLY HERE 2017年 90min
6月1日より、公開中〜
NYプレミア。
カンヌ国際映画祭にて。
真ん中、リン・ラムジー監督。