今年のmyベスト入り確定
開始後5分で、もううるうる。
また〜同情を誘うような難病ものの、お涙頂戴映画でしょ?と思わせるような宣伝、絶対ソンしてる。
そういうのでもなければ、いじめながらも困難に立ち向かい、成長を描いたありがちな作品でもない。
R・J・パラシオの全米ベストセラー「ワンダー」を、「レント」や「美女と野獣」の実写版映画を脚本した
スティーヴン・チョボスキーが監督&脚本。
わたし、どっちもすごく良かった作品だったんだよね。
本作サブタイトルの「君は太陽」って不要。
ワンダー 映画。で検索するとワンダーウーマンでてきちゃうからかなー
ジュリアにオーウェンと私得なキャスティングに惹かれたところが大きかったのだけど
いやもう泣いた泣いた
可哀想で泣くという映画ではないの、セリフのひとつひとつ、行動、考えのひとつひとつが、
心の奥にいちいちぎゅっとなった。
ストーリーは4つの名前の章に分けてあり、(これは特別珍しいことではないけど)
顔に障害を持つ10歳のオギーという一人の少年の内側からの言葉や感情だけではなく、
その弟を持つお姉ちゃんの視点、クラスメイトの男の子からの視点、さらにはお姉ちゃんの親友からの視点と
オギーに関わる人たちの様々な角度からその状況を取り巻くそれぞれの心のうちとその変化まで見せていきながら
話が進行していく。
もちろん、素敵なパパとママあってのことで、両親の目線も向けられながら
どのようにオギーが変わっていくのか。
本当にキャスティングが完璧で
生まれつき顔に障害のある10歳の男の子が、初めて学校に通いだす。
そのオギー役には天才子役「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイくん。
優しいパパとママ、ジュリア・ロバーツ&オーウェン・ウィルソン。
優しくてどこかおとぼけなパパと、頭が良くて強く優しいママ。
ジュリアもオーウェンも、笑顔が心からの素敵な顔をするから昔から大好きな二人
歳の離れたお姉ちゃんヴィアには、イザベラ・ヴィドヴィッチ。
ケイティ・ホームズ似の素朴な可愛い子。
その親友、ミランダには美少女ダニエル・ローズ・ラッセル。
子役チェッカーとしてはイチオシ。ノア・ジュープくん(13歳)
マット主演「サバービコン」にも出演。イギリス生まれ。今後どんなイケメンくんになるかな?
いじめっ子たち。
先生もいいキャラ
10/10
本当に本当に、優しい作品。傑作です
いや〜こんなになんども泣いた映画は久しぶり。数えてないけど10箇所くらいで泣いたかも。
上にも書いたけどこの作品の素晴らしいところは、10歳の障害を持つ男の子の苦悩や友情と成長を
オギーだけの視点から描くのではなく、母親の目線、姉から見たストーリーなどと
角度が変わって多方面から捉えていったところ。
いじめっ子の男の子は両親がこれまた最悪で、
だから子供もこんなになっちゃうんだよ、と残念な気持ちにさせられる。
対するオギーの両親は本当に素敵で、だからこそこんな風になれたんだろう。
このいじめっ子の男の子のその後を描いた続編小説もあるらしい。
いじめたり、いじめられたりの経験があるわけではないし、そういうシーンを盛り込んだところなんかは
映画としては王道ではあるんだけど、個人的に心に入り込んで
なんだかぐっときて喉の奥が苦しくなってきて
今思い出しても、いくつもの素敵な言葉や泣けちゃうシーンが思い出されてくる。
泣けるばかりでもなく、オギーのユーモアがその愛されキャラの描かれ方が生きていて
とてもリアルにその存在を感じさせ、観ているととても愛おしく感じてくる。
あ、スターウォーズのキャラが映画に出てくるのはルーカスフィルムの著作権で厳しいから不可能と言われるのだけど
それを可能にした映画。
(使用できた経緯は検索すると出てきます)
シスとチューバッカの登場、最高
詳しくは言わない、とにかく観て感じて欲しいな。
見終えた後は本当に心から優しい気持ちになれる、やさしい映画。
見た目で判断するな。じっくり見ること。
子供たちを含め(できれば子供用の吹き替え版とかもあるといいのに)
多くの大人たちに見て欲しい作品
また一つ、お気に入りの映画が増えた
顔に障害を抱え、27回も手術を受けている10歳の少年、オギー。一度も学校へ通わず、ずっと自宅学習を続けてきたが、母のイザベルは心配する夫の反対を押し切り、5年生の新学期から学校に通わせることを決意する。しかし案の定、学校ではイジメに遭い、孤立してしまうオギーだったが…。
WONDER 2017年 アメリカ 113min
6月15日より、公開中〜
ジュリアいない。
ジュリアのこのいつまでも変わらない素敵な笑顔
あなたこそ太陽だ 笑
みんな可愛い