




原作も読んでなければ、加瀬亮主演の兄弟もの。ということしか知らず観て来た~
邦画を観ると必ず驚かれるわたしですが、これでも年に5、6本は観てます☆ 少なっ。
何人かの映画ブロガーさんたちにもオススメされ、兄弟や家族がテーマの話が好きなので観たくなったの。
[このミステリーがすごい!2009年版] 第1位受賞作家、伊坂幸太郎の大ベストセラーの映画化。
弟思いの優しい兄、泉水に『それでもボクはやってない』の加瀬亮、
クールで正義感強い弟、春に岡田将生。

ドラマとか殆どみないので初めてみた顔だと思ったら
「イケメンパラダイス」(←2,3話見てた)に出てたのね~、あんまり印象ないな 女っぽかった子かな?
月並みないい方だけどこの春役、とてもハマってて良かった

放火、壁の落書きアート、遺伝子、強姦、、、、
それらのキーワードが繋がるとき。
元モデルの母親に鈴木京香、公務員の優しい父親には小日向文世。

若い頃は髪増えててちょっと笑いそうになっちゃった

子供時代の子は二人ともそっくり。
原作のイメージとあってるのかは知らないけど
完全に最初から最後まで悪人の渡部篤郎、この人の存在も良かったなー。
というか、許せん


ずっと、観ながら 警察に突き出してやれ!とか殴ってやりたいという思いにかられた



2人は、仙台の街で起こる連続放火事件と、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの関連性に気付き
事件の謎解きに乗り出すが、そのことで24年前から今へと繋がる家族の謎が明らかになっていく。
監督は『Laundry』の森淳一
脚本 『鹿男あをによし』の相沢友子。











初めから終りまでずーっと惹き込まれて全く退屈なんかしない作品でした!
原作が面白いというだけあって、さすが脚本がしっかりしてる映画はやっぱり面白いと改めて感じた

ストーカーの女の子、夏子さんの亡霊みたいな写真たちには笑って、
そして終盤近くの夏子さんにもびっくり

夏子さんまわりについてはちょっとギャグっぽかった(笑)
でも兄が真相を知る為にキーとなる必要な人物
段々と明らかになるひとつの家族の真相。
しかし あんな事件のあとで産む決心したのは凄いなと思う。
それも本人にもそれを教えちゃうし。
春じゃなくても、生きてるだけで辛いと思うはず。
どうにもならない思いを抱えたまま生きて来て、それでも
心の支えになっていたのは兄であり、家族であり、、、、、。
血が繋がっていようがいまいが、やっぱり家族って何にも代え難い絆で結ばれてるものなんだな...
警察に行けばいいのに自分たちで決着を着けたかったのはわかるけど、
どう考えてもほぼ正当防衛のような、理由あっての正義の裁きだと思えたけど、
無罪ではいられないはず。
春はその後、やるべき事をし終えて、すっきりした気持ちで生きて行く事が出来るんだろうか??
なんて事も考えてしまった。
シリアスで重いテーマではあるけど、そんなに暗さや重さを感じさせないドラマでした

最後の方のお父さんの息子への言葉、じんわり良かった




重力ピエロ 2009年 日本 119min
5月23日より、全国公開中~

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