年に一度家族で富士山に登る
そこで祈りをささげるのだ・・・
京都の小栗栖のスラムで彼は産まれた
子供時代はどんな子供だったかは
伺い知れない
この仕事を始める前は自衛隊で料理の仕事に就いていた
僕が初めて仕事に就いた時
洗濯場で洗濯機を使おうとすると喧嘩を吹っ掛けてきた
それで先輩たちが止めに入り、
「仲良くしたり」と先輩が言ってきて
それから彼と友達になった
彼のほうが6つほど年上なんだけどその
生きざまがとても不器用でみんなから
嫌われていた
それでも僕はなんか彼の事が可哀そうにになり
付き合っていた
そんな日々が5年ほど続き
僕は異動した
その後彼とは30年ほど会わなかったが
今回の異動で彼が同じ職場に来た
彼の概要
小柄で小太り毛深い眉毛が濃い色黒
性格がかなり変
強い者に弱く弱いものに強い
子供が三人いるが
最近離婚した
結婚生活に難があり
それを職場の人にそそのかされて
離婚に至ったようだ
僕には兎に角しつこい
最近はイライラしていることが多い
soop「良い人なんだけど頑固
持ち味をうまくだせてない
いまは入ったばかりで様子を見ている
みたいだけどすぐにボロがでるだろう」
ファーファ「危ない人？」
soop「危ないといえば危ないけど・・・
昔のことがあるから
ほっとけないでも
でも彼もそう思って僕をみてる」
ファーファ「助けてあげたいの」
soop「いや自活出来てるし大丈夫、でもなんか
助けてあげようと思う一様友達だし」
