ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

知的障がい児R君~硬直していた指が、自然な形になった!

2018-01-07 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

昨日は、今年に入って初めてのレッスンでした。

今日からレッスン♪~だと思うと嬉しくて、朝から気持ちが華やぎました。
やはり、レッスンがある日は嬉しいのです

 

今年最初のレッスン生は、ルイ君(4年生)でした。

ルイ君は、何時も通りニコニコとレッスン室に入って来ました。

久しぶりのレッスンはどうかな~と思ったのですが、
聴いてみると、きちんと上手に弾けました。

音の間違いも無く、途中で止まることもなく、それだけでも充分なのですが、
私がビックリしたのは、ルイ君の指の形です。

 

去年の夏に入門した頃は、
ピアノを弾くと指が硬直して、上に反り返っていました。

レッスンの度に、「お化けの手にしてくださ~い」と注意したり、
手をブラブラさせて、脱力の感覚を覚えさせるようにしてきたのですが、
一進一退で、なかなか上手くいきませんでした。

それが、ピアノを始めて6ヶ月経った昨日、
ルイ君の指は、自然な形で弧を描き、脱力も完璧に近づいてきたように思います。

 

何て素晴らしい

お母様に伺いましたら、お正月の間、お祖母ちゃんが泊まりに来ていたので、
ルイ君はお祖母ちゃんに聴かせる為に、毎日沢山練習したのだそうです。

お祖母ちゃんの為に頑張るなんて、ルイ君は、何て良い子なんでしょう

そして、沢山練習したことにより、
指先の神経の分化が促され、硬直が改善されたのだと思います。

幸先の良いレッスンが出来て、嬉しい仕事始めになりました

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