ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

言語能力とピアノ

2018-01-08 | 障がい児教育

以前指導していたノブ君は、ほとんど発語が出来ませんでした。

でも、私の言うことはほぼ理解出来ましたし、算数は、難しい問題も出来るのです。

そんなノブ君を指導して暫くした頃、お母様が

「最近は、ノブ君の発音が少し明瞭になってきました。
ピアノのお陰かな~と思います。」

と仰いました。

指先の神経の分化が進むと、色々なところに影響が出るのだな~と思ったことでした。

 

そんなことを思い出したので、
去年の夏から教えているルイ君(4年生)のお母様に

「最近、ルイ君の話し方で、何か変化はありましたか?」と聞いてみました。

すると

「最近、思春期が始まったのか、口答えが酷くて。。。」と仰るのです。

「まあ、そうなのですね。」

「今まではあまり口答えしなかったのですけどね。」

「口答えをするということは、成長の証だと思いますが、
それと同時に、お喋りの能力が上がった~とも考えられますね。」

「あっそうですね」と、お母様は嬉しそうでした。

「以前、ピアノを習い始めてから、発音が明瞭になった生徒さんがいましたので、
ピアノと言語能力は関係があるのかもしれませんよ。  かも~ですけどね。」

「そうだと嬉しいです。」

「どちらにせよ、類君は、毎日進化しているのですね。
今年も、頑張りましょうね~

 

ピアノと言語能力の関係について、専門的なことは分かりませんが、
ピアノに限らず、何か新しいことを始めることによって神経が刺激され、
それが言語の分野も刺激したのかもしれません。

神経は、色々なところで繋がっているのだな~と思ったのでした。

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