昨日は、テツ君(4年生!)のレッスンでした。
4年生になってから、初めてのレッスンです。
「おおっ 4年生が来たね
」と言いましたら
「4年生、最悪っ 」と言い出しました。
「そうなの? 4年生は、かっこいいと思うけど?」
「4年生は、最悪なんだよ~っ 」と言いながら、クルクル廻り始めました。
「T君、そんなに廻ると、気持ち悪くなっちゃうよ。」
「いいんだよ。もう車の中で酔っちゃったんだから。」
そう言いながら、クルクル廻るのを止めようとしません。
「吐いちゃうよ。」
「吐いてもいいんだよ」と言って、廻ったり、クッションに頭を突っ込んだりします。
私は、腕を掴んで止めさせて、「手を洗って来てね。」と促しました。
私は、レッスン生は全員、レッスンの前には手を洗わせているのです。
手を洗ってきたテツ君は、少し落ち着いたのか、ピアノの前に座りました。
話を聞いてみると、
どうやら担任の先生が厳しくて、テツ君はストレスを感じているようです。
3年生までは、
「僕の先生は優しいんだ。」と言っていたので、余計にそう感じるのでしょう。
帰り際に、車で待っていたお母様に、今日の様子をお知らせしました。
「あぁ、そうですか。今日は薬を飲ませるのを忘れたので。」
~と恐縮していらっしゃいました。
テツ君は、去年の1月から多動を抑えるお薬を飲んでいます。
なので、あまり症状が出なかったのです。
今日は、お薬を飲まないテツ君を久しぶりに見ましたが、
やはりお薬を飲まないと、本人もかなり辛そうでした。
お薬を飲むのと飲まないでは、これ程違うのだな~と思ったのでした。