ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

初心者の教材~ブルグミュラー作曲「アラベスク」の練習方法

2018-04-23 | 初心者のピアノ上達への近道

ピアノを習い始めて暫くすると、
ブルグミュラーの「アラベスク」が弾きたくなるようです。

①タンタンタンタン  ラシドシラ  ラシドレミ  レミファソラ  ラシドレミ~

リズムもメロディーも耳に心地好く、確かに魅力的な曲です。

 

この曲を宿題にすると、大抵の生徒さんは、凄いスピードで弾いてきます。

しかし、2段目の後半から、左手に16分音符が出てくるのですが、
その部分になると、急にスピードが落ちます。

②♯ソラシラ♯ソ  ラシドレミ  ♯ソラシラ♯ソ  ラシドレミ  ♯ドレミレ♯ド  レミファソラソ~

の部分が、極端にゆっくりになってしまうのです。

多分、左手の16分音符が弾きにくいからだと思います。

 

この曲を宿題に出す時に

「①の部分も、②の部分も、同じ16分音符だからね~
絶対に同じ長さ(同じ速さ)で弾いてね~」

と、あらかじめ注意をしておくのですが、この注意は、あまり効果がありません。

きっと、最初の10小節が弾きやすいので、つい速く弾いてしまうからでしょう。

 

なので私は、最初に【②の部分だけ】を宿題に出すようにしています。

大人でも子どもでも、この方法は変わりません。

「②の部分が弾けない人は、アラベスクのレッスンはしませんよ~
だから、②の部分の練習を頑張ってね。」

そう言うと、みんな一生懸命②の部分を練習してきます。

「すごいね  左手の16分音符の練習、頑張ったね。
それでは、◯◯ちゃんに、アラベスクを全曲弾くことを許可します。」

そう言った時の、生徒さんの嬉しそうなお顔を見るのが、私は好きです

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