ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

受験生と、ショパン作曲・ワルツ第7番

2018-09-16 | ピアノ教室

Mちゃんは、中学3年生です。

来春に高校受験を控えているのですが、今でも、毎週レッスンに来てくれています。

ただ、受験生と云う立場なので、新しい曲のレッスンはせずに、
今まで習った曲のおさらいをしています。

今日は、6月の発表会で弾いた ショパンのワルツ・第7番をレッスンしました。

私「ねえMちゃん、この曲って、最初のフレーズが印象的だよね。
何かを訴えているような、いら立っているような。」

M「そうですね。」

私「最初の1ページだけでも、気持ちがめまぐるしく動くよね。」

M「はい。」

私「イライラしているのかな?と思ったら、一瞬フワッと気持ちが安らぎ、
そうかと思うと、益々苛立ちが募ったりして。」

M「そうですね。気持ちに統一感が無い様な気がします。」

私「ああ、まさにMちゃんが言うように、気持ちに統一感が無いわね。
何でだろうね。」

M「悩みがあったのかも。」

私「そうね。恋人のジョルジュ・サンドとの仲が破局した頃に書かれているので、
そんな悩みがあったのかもね。」

M「そうなんですね。」

私「Mちゃん、こんなことを色々考えて弾くと、ピアノって楽しいでしょ?」

M「はい、楽しいです。」

私「なので、勉強の合間に時々弾いてみて。きっと、良い気分転換になるから。」

M「はい。」

 

こんな会話をして、レッスンは終わりました。

いつでも弾ける素敵な曲が1曲~Mちゃんの受験勉強に、
ショパンのワルツが、潤いと余裕を与えてくれるいいな~と思っています。

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