ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

初心者のハノン~合格の基準と練習方法

2018-09-29 | 初心者のピアノ上達への近道

昨日、ピアノのM先生と電話でお話をしていた時に、
ハノンの指導法について質問されました。

M「ハノンって、どういった時に合格にしていますか?」

私「私の場合、粒を揃えて弾けるようになったら、合格にしているかなぁ。」

M「速く弾けなくてもですか?」

私「うん、速く弾けなくても、粒を揃えて弾けたら合格にしてる。」

M「じゃあ、速く弾けなくても、いいんですね。」

私「うん、速く弾くことによって、腕や指が硬直してしまったら、その方が問題だもの。」

 

私の場合、バイエルの終わりからブルグミュラーの初めの頃を見計らって、
生徒さんにハノンを渡します。

まず、1番から20番までを、一旦片手ずつ弾かせます。

全ての音の粒を揃える為には、片手練習が効果的ですし、
初心者の弱点である左手を強化する為にも、片手ずつの練習は不可欠だと思うからです。

そして、半年~1年かけて20番まで進んだら、
もう1度1番に戻り、今度は両手で弾かせます。

今度は、両手の音がずれないように、そして、速く弾く練習も加えます。

余裕があるようだったら、リズム練習も指導します。

21番以降を弾く頃になると、指の動きもスムーズになるので、
後は普通に進んで行きます。

ただ、39番の音階練習に入ったら、再び片手ずつの練習を行います。

ピアノ奏法にとって、音階は1番大事なテクニックです。

それだけ丁寧に指導しなければなりません。

ハノンは、こんな感じで指導をしています。

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