先日はMちゃん(中3)のレッスンでした。
Mちゃんは受験生なので、レッスンといっても新しい曲はやらず、
以前習った曲の復習をしています。
なのでMちゃんは、ほとんど練習をせずにレッスンに来るのです。
受験生だからしょうがないな~と、
今は割り切って、のんびりとレッスンをしています。
先日のレッスンの時、Mちゃんは椅子に座るなり、
6月の発表会で弾いた、ショパンのワルツを堂々と弾き始めました。
私は、切りの良いところで止めて
「Mちゃん、今週は沢山練習出来たの?」と聞いてみました。
連休で、練習が捗ったのかな?
勉強の合間に何度か弾いたのかな?と思ったからです。
Mちゃんは「いいえ。」と、申し訳なさそうに答えました。
「でも、何か、いつもより音色が堂々としていたわよ。」と言いましたら、
「はい、堂々と弾いたら、練習していないのを誤魔化せるかな?と思ったので。」
とMちゃんは笑いながら答えました。
「な~んだ、あんまり堂々と弾き始めるから、だまされちゃった」
と言うと、Mちゃんは大声で笑いました。
なので、私もつられて笑ったのでした