ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

【東田直樹の絆創膏日記】最終回!

2019-01-25 | 自閉症の作家・東田直樹さん

KADOKAWA発の文芸情報サイト「カドブン」で、

自閉症の作家・東田直樹さんのエッセイ(毎週水曜更新)

「東田直樹の絆創膏日記」

第60回 「ドラマは最後に訪れる」【連載 最終回】
が掲載されました。

ご興味のある方は、ここをクリックしてくださいね 

 

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2019年1月12日

   空にぽっかりお月様、きらきら輝くお星様。
 こんな風に月がきれいに見える夜は、僕たちも宇宙の中で生きていることを実感させられる瞬間がある。普段の生活の中では、あまり意識したことはないが、夜空を見れば、地球も宇宙の星の一つだとわかる。
 月を見ていると、哀しい気分になることがある。それは、月に託した人々の思いが、僕に伝わって来るからに違いない。今はもう、この世にいない人たちの分まで。
 思いが残るというのは、どういうことだろう。
 人が、何かを伝えようとする時、誰かに向かって話をする。けれども、自分の気持ちの全てを伝えることは難しい。なぜなら、人の思いは、次から次に溢れ出るものであり、どれだけ話をしても、これで充分だとは思えないものだからである。ああ言えば良かった、こう言えば良かったと後悔することも多い。そんな時には、月を見上げ、独り言みたいに心の中にたまった言葉をつぶやき、気持ちを整理する。ため息まじりの言葉は、ゆっくりと天にのぼり、やがて宇宙の闇に吸い込まれていく。
 迷い子のような言葉たち。お母さんみたいな月のそばで、静かに昇華されるのだろう。
 誰が何を言ったかは関係ない。昔も今も、僕と同じように、この月を見つめ、嘆いた人がいた。
 
 
~~~~~
 
まだ若かった頃、演奏会の前は緊張して、眠れなくなりました。
 
そんな時は何時も、庭に出てお月様に手を合わせていました。
 
「明日の演奏会、何時も通りに弾けますように。。。」
 
すると不思議と心が落ち着き、ゆっくりと眠れたのでした。
 
私の緊張を、お月様が昇華してくださったのでしょう。
 
そんなことを思い出しました。
 
 
さて、60回を迎えた「絆創膏日記」は、今回が最終回だそうです。
 
毎週楽しみにしていましたので、とても残念です。
 
私は、絆創膏日記に綴られる内容も好きでしたが、東田さんの文章のリズムが好きでした。
 
音読したいような、そんな魅力がありました。
 
今回、最終回になってしまうのは残念ですが、第2シリーズに期待したいな~と思っています 
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ただ今帰りました!

2019-01-24 | 日記

こんにちは お久しぶりです

一週間振りに自宅に帰りました。

こちらは今日、風が強くて、関東地方に帰ってきたな~と実感しています。

さて、足の悪い母は独りで何とか生活していましたが、
心配なことも多く、今年も頻繁に帰省しなければと思いました。

私は一人っ子なので、全ての責任は私独りで担わなければなりません。

本当は、母をこちらに呼び寄せたいのですが、
長年親しんできた土地を、今更離れる気は全くないらしく。。。

私も暫くは、今の生活を離れるわけにもいかず。。。

なかなか問題は解決しないのですが、仕方ありません。

もう暫くは、私が頻繁に帰省することで、何とか乗り切ろうと思っています。

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親バカ?みんな本当に可愛いです

2019-01-18 | 日記

いつも私のブログを読んでくださって、ありがとうございます。

毎日の更新だけが取り柄の拙いブログではありますが、
思いの他訪ねて下さる方がいらっしゃって、非常に嬉しく思っています。

 

さて、昨日から帰省しています。

なにしろ遠いので、そう頻繁には帰れないのですが、
帰るからには、1週間は滞在しようと思っています。

実家には、足の悪い母親が1人で暮らしていますので、
今年も、2~3ヶ月に1回位の割合で帰省しなければ~と思っているところです。

さて私は、パソコン以外のツールから記事を更新するのが苦手なので
帰省中の1週間は、更新をお休み致します。

申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

 

あっでも、時々訪れて、私の可愛い生徒さん達の過去記事を読んで頂くと嬉しいです。

だって、みんな本当に可愛いんですよ 

親バカでしょうか

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稀勢の里の引退

2019-01-17 | 日記

大好きだった横綱稀勢の里が、土俵を去ることになりました。

私は、久しぶりの日本人横綱 稀勢の里をずっと応援していましたので、
残念でたまりません。

https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20170127

しかし、1番無念だったのは、勿論、稀勢の里自身だと思います。

稀勢の里は、昨日の引退会見で

「横綱として皆さまの期待に応えられないのは、非常に悔いが残りますが、
土俵人生において、一片の悔いもございません。」

「やり切ったという気持ちが一番最初に出ました。
本当にいろいろな人に支えられて、1人じゃここまで来られなかった。
感謝の気持ちでいっぱい。」

という周囲への感謝を述べながら、涙を流していました。

会見の時に流した涙には、稀勢の里の様々な思いが込められていて、
胸に迫る物がありました。

また、今後は親方として「ケガに強い力士を育てたい。」とも語っていらっしゃいました。

ケガに悩まされた御自身の力士人生を振り返っての、心からの抱負だと思いました。

稀勢の里は今後、荒磯親方として後進の指導にあたるそうですが、
きっと素晴らしい親方になるのではないでしょうか。

栄光と挫折の両方を知っている指導者こそ、本当の指導者になれると思うからです。

稀勢の里の、これからの人生もまた素晴らしいものでありますよう、願ってやみません。

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応用が難しい~目視によって確認させることが大切

2019-01-16 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

先日のルイ君(小5・広汎性発達障がい)のレッスンの時に、気が付いたことがあります。

ルイ君は今、4分の3拍子の曲を練習しているのですが、
どうしても、3拍目の後に、微妙なお休みが入ってしまいます。

そのことを注意する為に、先週は、最初の4小節の全ての3拍目の箇所に、

「お休みしないで」「休憩しないで」「ストップ禁止」「止まらないで」と書きました。

するとルイ君は、きちんと3拍子で弾けるようになりました。

私はすっかり安心して、もう1週間、この曲で3拍子のリズムを習得させようと思いました。

 

そして1週間が経ちました。

先日のレッスンの時、ルイ君は 意気揚々と その曲を弾き始めました。

最初の4小節は、完璧でした。

しかし、それ以降の小節は、やはり隙間の空いた3拍子になってしまいました。

私は、ハッと気が付きました。

5小節目以降に、私は何の注意書きも書かなかったからです。

ルイ君の曲は、極初歩の曲ですので、AABAの二部形式です。

なので、最初の4小節Aを習得できれば、次はほとんど同じAですし、
Bの箇所は雰囲気が変わりますが、Aで3拍子の感じを身体で覚えれば、
すぐに出来るだろう~と勝手に期待していたのです。

確かに、私が横で拍子を取っていた先週のレッスンの時は、
5小節目以降もすんなり弾けるようになりました。

しかし、御家庭で練習する際に、元の木阿弥になってしまったようです。

ただ、私が但し書きを書いた最初の4小節だけは、きちんと弾けましたので、
ルイ君なりに、注意深く練習したのだと思います。

ルイ君にとって、応用させる~ということが、まだ難しいのでしょう。

目視によって確認させることの大切さを実感しました。

これからは、そのあたり気をつけて、徐々に応用力も身に付けさせたいな~と思います。

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